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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市などに位置する八島湿原は、初夏の風景に向かって準備中です

2012年06月24日 | 旅行
 長野県の諏訪市と下諏訪町にまたがる八島湿原は、ほぼ初夏の装いでした。6月19日に日本列島を横断した台風4号が長野県を通過し、八島湿原も車山などの周囲から雨が流れ込んで、池の水量が増えたとのニュースを聞きました。

 霧ヶ峰高原の北西側に位置する八島湿原は、標高が1600メートル程度の高層湿原です。八島湿原全体が天然記念物です。

 駐車場からすぐ眼下に見える八島ケ池の周囲にワタスゲの花が咲き、コバイケイソウが初夏に開花する準備が進んでいると見えるほど、成長しています。



 八島ケ池の水位は少し多いかなと感じる程度です。八島湿原の背後に車山がそびえています。

 八島ケ池の周囲に育っているレンゲツツジに、野鳥のホウアカが留まりました。さらに、その側にノビタキが留まりました。



 ノビタキもホウアカも初夏の高原に飛来する夏鳥です。ノビタキを見ている内に、ホウアカはどこかに飛び去りました。

 八島ケ池の周囲にユリ科のアマドコロが咲いています。



 八島湿原の周囲に設けられた木道の側に、ノアヤメの花が咲いています。



 落葉樹がいくらか生えている林の中に、スズランの花が咲いています。



 スズランの花は、野草の中に点々と咲いているので、気をつけて見ないと気が付きません。

 ラン科の花と思われる、小さな白い花も咲いています。残念ながら、名前は分かりません。


 
 八島湿原では、コバイケイソウが育ち、ヤナギヤンもいくらか大きくなり、夏の植生の準備が進んでいます。梅雨の中休みの間に、カエルが大きな声で鳴いています。豊かな自然を感じさせる鳴き声です。