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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県茅野市郊外にある北横岳の山頂近くの“坪庭”を散策しました

2011年09月24日 | 旅行
 長野県茅野市などにまたがる北八ヶ岳の北側に北横岳はそびえています。その北横岳の山頂近くに、“坪庭”と呼ばれる溶岩や低木などが混在する、独特の景観が広がっています。9月24日は、よく晴れた青空が坪庭の上空に広がりました。

 標高2480メートルの北横岳の山頂が間近に望める、標高約2240メートルの“坪庭”と呼ばれる溶岩台地は独特の景観を見せます。



 その坪庭には、「ピラタス蓼科ロープウェイ」に乗ると、簡単に登れます。この100人乗りの大型ロープウェイは、眼下に見えるダケカンバの森の上の急斜面をどんどん上ります。



 ピラタス蓼科ロープウェイは、標高1771メートルの山麓駅から、標高2237メートルの山頂駅まで、約7分で上がります。



 山頂駅を降りると、目の前には溶岩がごつごつと並び、その間に針葉樹の背丈数メートルの低木がなんとか立ち、コケモモやハクサンシャクナゲの低木が這うように広がり、その間にコイワカガミなどの高山植物がへばりついています。当然、花は咲き終わり、葉は紅葉の準備中です。

 北横岳の山頂の下に、面積33万平方メートルの溶岩台地を中心とした坪庭が広がります。坪庭に設けられた遊歩道をトレッキングの方々は歩いていきます。約1キロメートルの行程を約30分で一周します。



 コケモモは現在、赤い実をつけています。同じように、クロマメノ木は黒い実を付けています。



 坪庭の中に生えている針葉樹の低木近くで、野鳥が時々さえずります。目をこらしたのですが、残念ながら、その姿は確認できませんでした。ギャアギャアとうるさく鳴くホシガラスが1羽飛んで行くのをなんとか観察しました。