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スロッティング金型と一般金型の切断面の違い

2009年11月27日 | 精密板金 加工
精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


スロッティング金型を使用した加工例の紹介です。

おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。

NCT加工機(NCT加工機をテーマにしたブログ)を使い材料から製品を切り取る加工方法で一般的に考えられるのは展開寸法にピッタリ合った金型を使うかニブリング(追い抜き)と言う加工方法のどちらかになります。展開寸法にピッタリと合った金型を選ぶ場合は相当数の金型を作る事になりコスト面から考えても現実的では無い為一般的にはニブリングを使います。

一般的なプレス加工機なら専用の金型を作る必要性がありますがNCT加工機は専用の金型を作らなくてもニブリングという加工方法で他の金型を流用して加工する事が出来きます。ニブリングとは金型を少しずつずらして打ち抜く事で(追い抜きとも言います)必要な寸法を切り取る事が出来る便利な加工方法ですがその際にニブリング跡と呼ばれる継ぎ目が出来てしまいます。この継ぎ目を無くした切断を可能にしたのがスロッテイング金型です。外周にボツボツした繋ぎ目が出ないので製品価値が上がります。


精密板金 丸井工業 ニブリング加工
▲ 通常のニブリング加工による切断面です。金型をずらして打った後が表面に残ります。


精密板金 丸井工業 ニブリング加工
▲ ニブリング跡の切り口にも同様に金型をずらした跡が出っ張りとして残ります。


精密板金 丸井工業 ニブリング加工
▲ スロッティング金型を使用すればニブリング加工をしているのに跡は残りません。


精密板金 丸井工業 ニブリング加工
▲ 切り口も専用の金型で打ち抜いたかの様に綺麗な状態です。


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