精密板金の丸井工業ブログ

精密板金加工の会社を経営。丸井工業を例にして皆さんに分かり易く精密板金加工を紹介するブログ-精密板金の丸井工業ブログ

キーワードで見る! 精密板金の丸井工業ブログ記事

CAD システム レーザー ベンダー スポット溶接 環境 品質
スタッド溶接 TIG溶接 機械加工 バーリング 配線 NCT リベット組立
金型 塗装 シルク 受入 検査 圧入 梱包
材料 抜き 曲げ 図面 メッキ 製品 設備
最近の記事一覧(投稿日の古い記事から見る新しい記事から見る)

皿加工の先にバーリング加工をする

2015年03月31日 | 精密板金 技術
精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


皿加工の先にバーリング加工をする、皿バーリング加工の紹介です。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

皿加工とバーリングタップの加工を組合わせた特殊な加工方法です。落とし込みバーリングとかバーリング加工後上部皿取りの事など図面上の指示は色いろとありますがいずれにしても皿加工の先にバーリングタップを作ります。板厚の薄い鉄板・アルミ板・ステンレス板などで作ったカバーやパネルなどを皿ネジで止めたい場合いこの加工が必要になります。例えばM3の皿ネジを使用したい場合で1mmの板に規程の皿加工を行うと皿ネジの底の部分(ネジが無い部分)が板から飛び出してしまい止める側にぶつかりネジが締められなくなってしまいます。そこであらかじパネルやカバーから飛び出した皿ネジをかわす為にシャーシ側に皿を加工してその先にバーリングタップを加工することでネジが止まる様になると言う仕組みです。


精密板金 丸井工業 皿バーリング加工
▲ 皿バーリングが加工されたシャーシの裏側です


精密板金 丸井工業 皿バーリング加工
▲ 品物は違いますが通常のバーリングタップです


精密板金 丸井工業 皿バーリング加工
▲ これが皿バーリング 皿加工の先にバーリングタップが加工されています


精密板金 丸井工業 バーリング加工
▲ 皿ネジがパネルやカバーの裏から飛び出してもきっちり止める事ができます


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの「加工」をテーマにしたブログ一覧

 ブログのランキングに参加しています   
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチ(コチラのバナー)→ にほんブログ村 企業ブログへ を押して頂けると嬉しいです。 
   1回のポチで1票が入ります。注)1人1日1票なので日を改めて押して頂ければさらに1票が入る仕組みになっています。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm
Copyright(C) 2008-2015 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業㈱に帰属。無断転載禁止)

精密板金の丸井工業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精密板金加工で使うCAD/CAM

2015年03月26日 | 精密板金 設備
精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


精密板金加工で使うCAD/CAMについて。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

精密板金加工で使うCAD/CAMは設計や製図で使うCADとは違います。製図された図面から加工に必要な展開図をつくるためににCADを使います。精密板金業界にCADが導入される以前はもちろん展開図は手書きが当たり前、確認作業を含めて相当時間が掛かっていました。CAD/CAMとはCADで作成した展開図をCAMで加工機用のプログラムにして加工機に転送します。丸井工業のCAD/CAMオペレーターはパソコンの操作技術よりも自社の保有金型や加工技術を熟知して最適な加工を目指したプログラム作りが要求されます。


精密板金 丸井工業
▲ 社内には教育訓練(スキルUP)により数名の者がCAD/CAMを操作できるスキルを有しています


精密板金 丸井工業
▲ CADを使い図面に書かれたパネルを展開図にした図です


精密板金 丸井工業
▲ CAMはNCT加工機やレーザー加工機用にプログラムを作成します(これはNCT加工機用)


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの「加工」をテーマにしたブログ一覧

 ブログのランキングに参加しています   
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチ(コチラのバナー)→ にほんブログ村 企業ブログへ を押して頂けると嬉しいです。 
   1回のポチで1票が入ります。注)1人1日1票なので日を改めて押して頂ければさらに1票が入る仕組みになっています。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm
Copyright(C) 2008-2015 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業㈱に帰属。無断転載禁止)

精密板金の丸井工業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深い曲げや複雑な曲げ

2015年03月24日 | 精密板金 技術
精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


深い曲げや複雑な曲げ作業について。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

精密板金加工には「曲げ」というプロセスがあります。金属板(鉄板・アルミ板・ステンレス板)を曲げる専用の機械(ベンダーとかプレスブレーキと呼んでいます)を使います。曲げる回数が多い製品は、作業が進むにつれて徐々に形状が複雑な立体になっていきます。曲げる順番を考えずに曲げて行くと金型が外せなくなったり金属板が機械にぶつかってしまうなど曲げられない箇所が発生してしまう場合があります。特に幅が狭く深い曲げを行なう時は金属板が機械や金型(曲げ型)にぶつかってしまう可能性が高いので、通常とは違う機械のセッティングが必要になります。下の写真の様に金型を留めている中間板に金属板がぶつかってしまうことが想定される場合は、中間板を外して金属板が中間版に当たらない様なセッティングを行います。


精密板金 丸井工業
▲ 数が多いので重ねても製品の表面に細かなキズが付かない様に青い保護シートが付けてあります


精密板金 丸井工業
▲ 100mm位の深さが有る曲げです 曲げの近くにはバーリング加工などもあります


精密板金 丸井工業
▲ 金属板がぶつかってしまうので間の中間板を外してあります(機械の裏側から撮影)


精密板金 丸井工業
▲ 外した中間板の間に金属板が入って曲がっています(機械の表側から撮影)


精密板金 丸井工業
▲ 金型が板金製品の中にピッタリ納まる様に幾つかの金型を組み合わせて曲げます


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの「曲げ」をテーマにしたブログ一覧

 ブログのランキングに参加しています   
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチ(コチラのバナー)→ にほんブログ村 企業ブログへ を押して頂けると嬉しいです。 
   1回のポチで1票が入ります。注)1人1日1票なので日を改めて押して頂ければさらに1票が入る仕組みになっています。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm
Copyright(C) 2008-2015 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業㈱に帰属。無断転載禁止)

精密板金の丸井工業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絞りの中に作るバーリング加工

2015年03月17日 | 精密板金 技術
精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


絞りの中に作るバーリング加工について。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

バーリング加工:CGシュミレーション画像 は穴の周囲を立ち上げ成形加工するものです。主として小径のものはタップを立てる(ネジを加工する)などに使われます。通常バーリングはNCT加工機で成形しますが、板金の縁に近い場所や曲げ後にしかバーリング加工が出来ないなどNCTが使えない場合はケトバシを使います。しかしケトバシはふところ(加工出来る範囲)が狭いので加工出来る板の大きさに加えて、曲げた後の場合ではさらに高さにも制限ができてしまうので使える範囲が限られてしまいます。このようにNCT加工機もケトバシも使えない場所にバーリング加工をしなければならない場合。比較的ふところが深く高さもあるインサートマシン(ヘガー)を使ってバーリング加工を行います。下の写真は展開した大きな板金の中心部にある絞り加工の中心にバーリングを加工を行った事例です。


精密板金 丸井工業
▲ インサートマシンにバーリングのツールを装着したところです


精密板金 丸井工業
▲ 展開した大き目の板の中心部にある絞り加工内にバーリング加工を行います


精密板金 丸井工業
▲ NCT加工機で作った絞りの中心部に後からインサートマシンでバーリング加工をしました


精密板金 丸井工業
▲ バーリング加工が終わった板を裏面から見た写真です バーリング内部にタップ加工します


精密板金 丸井工業
▲ ネジを使って部品を固定すれば絞りの高さ分だけ部品を板から浮かすことができます


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの「加工」をテーマにしたブログ一覧

 ブログのランキングに参加しています   
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチ(コチラのバナー)→ にほんブログ村 企業ブログへ を押して頂けると嬉しいです。 
   1回のポチで1票が入ります。注)1人1日1票なので日を改めて押して頂ければさらに1票が入る仕組みになっています。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm
Copyright(C) 2008-2015 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業㈱に帰属。無断転載禁止)

精密板金の丸井工業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板金材料の縁に近い圧入加工

2015年03月12日 | 精密板金 技術
精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


板金材料の縁に近い圧入加工について。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

精密板金加工は、薄い金属材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板)を曲げたり溶接するなどしていろいろな形の物を作ります。出来上がった板金製品にはネジを使って電子部品や電子基板などを組み込みます。多くのネジを一本一本指で押さえて組立るのは大変な作業です。組立作業を容易にする為に始めから板金製品にネジを取り付ける加工があります。これは板金材料に下穴をあけてその穴に専用のネジを打ち込み固定する圧入加工(カシメ加工)の一つでスタットネジ(カシメネジ)などと言っています。板金製品に直接ネジが付いている状態で配線や組立作業が出来るのでとても便利な加工方法ですが金属板にネジを押し込むという特性上押し込んだ時の圧に耐えるだけの余肉(材料)がネジの周りに残っていなければなりません。写真の様に切り口からギリギリの位置にスタットネジの加工指示がある場合、スタットメーカー推奨の圧を掛けると周辺が大きく変形してしまうのであえて余肉を付けて加工後に切断をするという方法をとります。これはあくまでもお客様の了解を得た上での加工です。極端に板の縁に近い場所にスタットネジを付ければネジを押さえている周りの板金材料が少ないので取れやすいことは確かです。できればこのような設計は避け頂けられた方が良いと思います。


精密板金 丸井工業
▲板厚1mmのアルミ板とM3スタットネジです ネジのフランジ部分が板に食い込み固定されます


精密板金 丸井工業
▲ スタットネジの位置は板の縁から5.6mm 板の縁の変形が起こり始めるギリギリの位置


精密板金 丸井工業
▲ スタットメーカーの推奨圧で加工 微量ですが板の縁は変形します(膨らみます)


精密板金 丸井工業
▲ 板の縁から2.5mmの位置に加工した場合 極端に膨らんでしまいます


精密板金 丸井工業
▲ 板金の変形を押さえる為に余肉を付けスタット圧入後にこの部分を切断して整えます


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの 「圧入」 をテーマにしたブログ一覧

 ブログのランキングに参加しています   
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチ(コチラのバナー)→ にほんブログ村 企業ブログへ を押して頂けると嬉しいです。 
   1回のポチで1票が入ります。注)1人1日1票なので日を改めて押して頂ければさらに1票が入る仕組みになっています。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm
Copyright(C) 2008-2015 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業㈱に帰属。無断転載禁止)

精密板金の丸井工業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創業1970年 豊富な技術と経験を持ち革新を続ける丸井工業

精密板金の丸井工業

〒230-0003 神奈川県横浜市鶴見区尻手1-5-15
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp精密板金の丸井工業へメールe-mail

サムネイル(縮小版写真)で精密板金ブログの写真を一覧することができます

・Google画像検索による精密板金の丸井工業ブログ掲載の写真のサムネイル一覧です。このサイトに掲載されている写真のイメージ把握にお使いください。
>>サムネイル(縮小版写真)で精密板金ブログの写真を一覧する
精密板金の丸井工業