精密板金の丸井工業ブログ

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ネジの締め忘れが見えるローレットネジ

2012年04月26日 | 精密板金 全般
精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


ネジの締め忘れが見えるローレットネジです。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

パネルなど開閉や取り外しの頻度が比較的高い部分に使われる脱落防止の化粧ネジの一種です。脱落防止ネジとは、ネジを緩めてもネジが板金から外れる事が無いので装置内に落としてしまったり紛失する事が無いネジの事です。

基板の補強金具などにも使われているのを見かけます。基板のメンテナンスや調整などで基板ケースから抜き差しする際にネジの脱落や紛失も防止します。(抜き差しする際の持ち手の代わりではありません)ネジが止まっていない状態ではバネによりネジが飛び出した状態になるので外部からも一目瞭然で締め忘れが確認できます。

※ 【 このローレットネジは弊社の製品ではありません。一般の市販品なので販売先についての問い合わせやご紹介は行っておりません 】


精密板金 丸井工業 加工
▲ 写真はステンレス製ですが鉄ニッケルメッキもあります ネジ上部(ツマミ部)はローレット加工


精密板金 丸井工業 加工
▲ プリント基板の補強金具です 長さ約300mm×幅約20mm


精密板金 丸井工業 加工
▲ ネジが止まっていない状態です バネによってネジが上に上がり締め忘れが確認出来ます


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ステンレス(SUS)のバフ研磨

2012年04月24日 | 精密板金 表面処理
精密板金の丸井工業

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ステンレス(SUS)の表面を磨くバフ研磨についてです。

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バフ研磨とはステンレスの表面処理の一種で研磨をして表面をピカピカにします。作業としては研磨剤を高速で回転する布に着け、製品をそこに押しつけながら磨いて行きます。

ステンレスは溶接をすると溶接をした周辺部に茶色い焼き焦げが出来ます。そのままでは見た目も悪く製品価値が下がってしまうので焦げを取る必要があります。焦げた部分だけを取り除く方法もありますが研磨をした様な状態にはなりません。バフ研磨は全体を磨く事によって焦げも一緒に取り除く事が出来ます。また、後から研磨をするのではなくすでに材料の表面を研磨したBA材と言う物があるので、この材料を使えば研磨しにくい細かな部分まで綺麗に研磨された物を作る事が出来ます。


精密板金 丸井工業
▲ 下の製品から切取った穴の残材です ステンレス2B(SUS 2B)材の2mm 表面の色はグレー  


精密板金 丸井工業
▲ 上の写真の円盤と同じ材料ですが研磨をするとこの様にピカピカに


精密板金 丸井工業
▲ ブルーバックで分かりにくいですが表面は物が写るぐらい綺麗に磨かれています


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箱(BOX・ケース)の作り方も色々

2012年04月19日 | 精密板金 加工
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箱(ケース)の四隅、底面から上までの部分を「立ち上がり」と言っていますがこの部分に着目してみました。

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我々は普段の生活で箱(BOX・ケース)の中身は意識しますが、箱自体をじっくり見る事は無いと思います。中身の取り出し易さやエコを意識して処分をし易くした物など、たまに見てみると用途や材料によって色々な作り方がある事に気付き参考になる場合があります。

板金材料(鉄・ステンレス・アルミ・銅など)で箱を作る場合は材料が金属なので接合部分は溶接かネジ・リベットなどで固定しますがその作り方も色々です。立ち上がり(赤矢印)を溶接にした場合、一般的には人が溶接や仕上げを行うので出来上がりの良し悪しは作業者の腕次第です。下の図面の様に横の面に板金の合わせ目が出来る様に加工した場合は多くの溶接の工数を減らす事が出来て仕上がりも綺麗です。


精密板金 丸井工業 箱(BOX・ケース)の構造
▲ 立ち上がり(赤矢印部)四隅を全て手作業の溶接にした場合 溶接と仕上げは作業者の腕次第


精密板金 丸井工業 箱(BOX・ケース)の構造
▲ 上の図面通りに作った箱 緑矢印方法から見ると周囲は全て曲げなので綺麗に見えます


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図面に書かれた絵を製品にする

2012年04月17日 | 精密板金 全般
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図面とは設計者の意思を作り手に伝える1つの手段です。

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設計者は作りたい製品(物体)を図面という平面な紙の中に正確に表現しなければなりません。そして、図面を書くにあたっては誰が見ても(何処の会社で作っても)同じ物が作れる決まりが必要です。そこで図面は第三角法という投影法を使って書かれています。

第三角法とは一般的に物体を正面、側面、上面、など3方向から見た図を描いた物をさします。正面図は製品の一番重要な面として中央に上面図は正面図の真上に側面図は正面図の真横に描く様にします。そして精密板金はこの図面に書かれた絵を立体の構造物に作り上げて行くわけです。今回参考に書いた図面によって出来上がる形状はL字の金具になります。


精密板金 丸井工業 図面について
▲ 投影法の第三角法によって書かれた図面 赤矢印が正面図


精密板金 丸井工業 図面について
▲ 図面番号 XX-0101 品名ブラケット を作ると絵の様なL字の形になります


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精密板金加工で使われている図面(設計図)とは

2012年04月12日 | 精密板金 全般
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精密板金で使われている図面(設計図)とはどの様な物か簡単に説明したいと思います。

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図面は図面枠という枠(四角く囲われた線)の中に作りたい製品の形状と寸法を記入して書かれています。まず図面には何処の会社が設計した図面なのか社名が入っています。今回は丸井工業が設計する時に使用している図面枠を使っているので右下に丸井工業の名前が入っています。また、会社によっても異なりますが一般的には図面を識別する為の情報として、図面番号・品番・品名・工番と表面処理や材質についての情報が書かれています。

次回はこの図面の簡単な見方と、これがどの様な形状になるか説明したいと思います。


精密板金 丸井工業 図面について
▲周りを額縁の様に四角く囲った線と同じく右下の囲われた部分を含めて図面枠と言います。


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