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今週の「アートサイエンスクラス」、なぜ季節があるの?冬を感じてみよう!

2016年01月06日 | 放課後スクール

今週の「アートサイエンスクラス」は、季節について学んでいる。

 

なぜ「季節」というものがあるんだろう?

 

地球は約23度傾いている。

その「傾いた地球」が一年かけて太陽の周りを回っているよね。

(図:wikipediaより)

 

太陽からは熱と光が地球に注ぎ続けている。

 

こんな北半球と南半球を分かり易く示したボールを23度に傾けて、

「太陽になった生徒」の周りを回ってみる。

 

太陽の軌道を回る地球の位置によって、

熱と光の受け方が変わってくるね、

そう皆で「違い」を見出しながら。

 

 

 

それから、

季節についての抽象画に取り組んだ。

 

さて、「抽象画」って何だろう?

そうそう、ぱっとみて、家とか、動物とか、果物とか、何が表されてるのはっきり分からず、???となるような絵だね。

抽象画っていうのは、作者が「見ているもの」じゃなくて、作者が「感じているもの」や「考えているもの」を描いた絵。

 

見ている内に、見ている側にも、色々な気持ちや考えが浮かんでくるかもしれないね。

 

「あ、この抽象画、何だか虫みた~い」「何だかそわそわした気持ちになる~」

抽象画とそうでないものをいくつか比較して、感想を言い合いつつ。

 

では今日は、「冬」の抽象画を描いてみよう。

冬に「見えるもの」じゃなくて、

冬に「感じるもの」を描いてみよう。

 

キャンバスに向かいながら、手をあげ質問する子供達。

 

「先生、木を描いてもいいですか?」

「いいとか悪いとかないからね。

ただ今日は、見たままの木じゃなくて、冬の木を感じて描いてみて」

「先生ー、月を描いてもいい?」

「冬について感じること何でも描いていいのよ。

ただ、見たままの形じゃなくて、月を感じてみてね」

 

そんな会話をしながら。

 

この日出来上がった「冬」の抽象画!

 

テンペラペイントとボンドと塩の結晶を用いて。

 

この日の朝はちょうど初雪!

クラス皆、冬を感じ表すことに夢中になった。

 


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