ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその79-あまちゃんテーマ曲

2013年05月11日 | 音楽
進行先の見えない面白さ。

NHKの朝の連続テレビ小説。
昭和36年の「娘と私」から数え既に50年を超える放送実績を持つテレビの顔である。
今この「朝の連ドラ」が熱い。
現在放送中のドラマは「あまちゃん」
女子高校生が海女に魅せられてその世界で成長していく姿を綴っている。
ドラマの自体の人気も高いようだがそれ以上にこのドラマの「OP(オープニングテーマ)」が更に熱くなっている。
私もこのドラマを見はじめたころそのOPにはちょっと驚きと嬉しさを覚えた。
なんと言っても魅力的なのは曲の進行先が読めないところである。
いまの洋、邦のポップスを聴いているとなんとなく曲の進行が読めてしまう。
かってセックスピストルズのジョニーロットンは「一番つまらない曲は曲の進行が読めてしまうものだ」と語った。
しかしこのドラマのOPは見事に進行の先が聴くものを裏切ってくれる。
これほど心地よい音楽は最近稀である。
事実ユーチューブなどでこのOPを様々なアンサンブルでアレンジした動画が沢山投稿されている。
この曲に関する人々の興味と評価の高さを物語っているのだ。
作曲者は大友良英。
ノイズミュージックやジャズを専門としている作家と言うことだ。
前述したとおり一度ユーチューブで「あまちゃん」を検索してその様々な演奏を聴いていただきたい。
この曲は昔アメリカのスパイクジョーンズが演奏していた「冗談音楽」に通じるものがあり、是非そのパターンでの演奏も聴いてみたい。
私自身も少なからず影響を受けていて最近また作曲活動を再開したいと思っている。


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