ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその13-ダレル・メヘンディ

2012年02月03日 | ワールドミュージック
元祖インドのダンス音楽

私は1990年頃から今で言う「ワールドミュージック」を聴くようになった。
理由は西洋圏や日本のポピュラー音楽に興味がわかなくなってきたためだった。
西洋圏は主にラップなどのブラックカルチャーがメインストリームとなり、日本ではJ-POPが盛んになりアマチュアバンドの青田刈り現象で音楽の厚みがなくなってきたからだ。
私が思うにブラックカルチャーはやはりカウンターカルチャーとして存在することによりその力量を発揮できる、メインストリームになってしまうとその力量が発揮できないと思っている。
私が「ワールドミュージック」を聴き始めた頃に「バングラビート」が一時流行ったことがある。
北インド地方のパンジャミの民族音楽に海外のダンスビートを融合させたのがそれである。
私はその時期南米のクラッシックなポピュラー音楽を主に聴いていたので「バングラビート」は聴いていなかった。
しかし数年ほど前にある歌手と出会い「バングラビート」の魅力を知った。
ダレル・メヘンディその人である。
一見すると陽気なインドの陽気なおじさん歌手に見えるが彼の繰り出す「バングラビート」はとてもポップで緻密で興味深い。
文句無く踊れる音楽である。
「バングラビート」も年代を経て様々な様式が現在は多数存在する。
その全てを聴いているわけではないが今こそ「バングラビート」を再評価する時期ではないかと思う。
私はダレル・メヘンディのベスト盤を自身のヘビーローテーションとしてほぼ毎日聴いている。
「バングラビート」に興味を持たれたらその入門編として推薦できるCDである。

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