ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその357-ユーロビジョン

2019年07月15日 | ワールドミュージック
大衆音楽の祭典

昔日本では、ヤマハが主催していた「世界歌謡祭」とTBSが主催していた「東京音楽祭」と言う、全世界対象の大衆音楽の祭典が開催されていた。
世界歌謡祭では、第1回グランプリを受賞した、男女デュオ「ヘドバとダビデ」の「ナオミの夢」と言う楽曲が、日本でも大ヒットした。
しかし残念ながら、両音楽祭とも、10年程度でその幕を下ろし、今は日本で、世界の大衆音楽を聴く絶好の機会は無くなった。
私も子供のころ、両音楽祭のライブをテレビで見て、世界の大衆音楽の素晴らしさを知ったものである。
しかし、ヨーロッパにはまだこのような「世界大衆音楽の祭典」が開催されている。
それは「ユーロビジョン」と呼ばれ、1956年から今でも続く、半世紀以上の歴史を持つ大会だ。
大会に参加できる国は、欧州放送連合に加盟している国に限られ、毎年40ヵ国程度が参加している。
大会はコンペティション形式になっており、予選、準決勝、決勝を経て、最も優秀な楽曲「グランプリ」が与えられる。
参加国は「イギリス」のような大衆音楽大国から小国「アンドラ」まで様々である。しかし皆様も興味が沸かないだろうか、アンドラの音楽とはどのようなものかと。
このようなところが「世界の大衆音楽祭典」の醍醐味ではないだろうか。
私が渇望するのは、この「ユーロビジョン」が「アジアの大衆音楽」を取り込み、本当の意味の「世界大衆音楽祭」を開催することだ。
また、ユーロビジョンでは、どうも英語の歌が多いように感じるが、自国の言葉で、自国に伝えられてきた大衆音楽を披露することが望ましいと思う。
「世界の大衆音楽」。今は「ワールドミュージック」としてジャンルを確立している。このジャンルはもう30年以上の歴史を持つ。
そろそろ一か所に世界の大衆音楽を集め、コンペティションを開催しても良い頃だろうと私は思う。
今年のユーロビジョン2019は、既に開催された。
下にその動画を貼った、是非皆様にに見ていただき、世界の大衆音楽の素晴らしさを感じていただきたい。
なお、この動画はこのページでは再生できない、YouTubeで見るをクリックして見ていただきたい。

Eurovision Song Contest 2019 - Grand Final - Live Stream




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