ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその160-ヴェールカ・セルヂューチュカ

2015年08月24日 | ワールドミュージック
女装の麗人。

私は、ロシアの音楽もよく聴く。
ロシアの音楽は、短調を基本とし、寂しげなメロディーにアップテンポのリズムをつけたり、スローリズムをつけたり、様々なパターンがある。
他のポピュラー音楽にはない、独自の世界がそこにはある。
本日紹介するのは、ロシアと言っても、旧ソビエト連邦構成国「ウクライナ」のポピュラー音楽である。
その代表的かつ異色の存在として「Верка Сердючка(ヴェールカ・セルヂューチュカ)」を挙げるべきだろう。
彼は1973年にウクライナに生をうける。
彼の活動は幅広く、お笑いから歌手までこなすという。
2007年には「ユーロビジョン(EU加盟国で行なわれる歌謡コンテスト)で2位になったこともある。
彼は歌うとき、何故か女装をして歌う。
声も男性とも女性ともつかぬ、中世的な声だ。
何故彼が女装して歌うのか、私は知らない。
そこには、先日紹介した日本の「トニー谷」的な、異端芸が垣間見える。
彼のレパートリーは広く、アップテンポのリズムから、スローテンポのリズムまで歌いこなす。
一度知ったら、忘れられない存在になることうけあいである。
旧ソビエト連邦は東西に長い。
今後紹介する機会もあると思うが、旧ソビエト連邦構成国のポピュラー音楽は、万華鏡のごとく、様々な音楽が存在する。
皆様も、もし旧ソビエト連邦構成国の音楽を聴く機会があったら、色々な国の音楽を聴いていただきたい。
今は面白くなくなってしまった、日本や西洋圏のポピュラー音楽との違いを実感できるだろう。
下に「ヴェールカ・セルヂューチュカ」の、音楽のリンクしを貼っておいた。
是非お聴きいただきたい。

Verka Serduchka - Dancing Lasha Tumbai (Ukraine) 2007 Eurovision Song Contest


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