probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #121

2022-12-16 20:03:28 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第121位は、L.A.出身のシンガーの、
89年の、こちらのヒット曲です。



Karyn Whiteの"Superwoman"、
mid80's R&Bの
名曲の誉れ高い1曲ですね。

前年の、88年にリリースされた、
1stアルバム"Karyn White"から、
"The Way You Love Me"に続いて、
R&BチャートのNo.1に輝いた、
2ndシングルで、Hot100でも、
連続して、Top10入りを果たし、
最高位8位を記録していました。

作プロデュースは、当時、
向かうところ敵無しという感じだった、
L.A. Reid & Babyfaceに、
Daryl Simmonsが加わった、
黄金トリオでしたね。

トリオといえば、この曲、
こんな、superwomenな3人に、
カバーされておりましたね。



Gladys Knightの、91年のアルバム
"Good Woman"に、仲良しの、
Dionne & Pattiが参加しての、
カバーでありましたが、こちらも、
シングルカットされて、
R&Bチャートで、最高位18位を
記録していたようであります。

Karynさんのほうは、90年代後半からは、
しばらく、ほぼ引退状態のような
感じが続きましたが、2012年に、
アルバム"Carpe Diem"をリリースして、
復活を果たして、
R&Bファンを喜ばせました。

しかし、もう、あれから10年で、
現在はどうなのかしら?と思いましたが、
Facebookは、けっこうなペースで、
更新されていまして、お元気なようです。

https://www.facebook.com/KarynWhiteMusic/

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#59 Nicolette Larson)

2022-12-15 08:28:37 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あす16日で、没後25年になります、
Nicolette Larsonです。
45才で亡くなってしまったんですねぇ。
存命だったら、それでもまだ70才かぁ。

Nicoletteさん、初のHot100入りは、
この曲になるんですね。
Late70'sの名曲で、最高位8位、
年間チャートでも、
41位という高ポジションだった、
"Lotta Love"です。



でも、この曲、
オリジナルではないんですよね。
作者でもあります、Neil Youngが、
76年にレコーディングしていた、
こちら↓が先になるようです。



ただ、ちょっとややこしくて、
リリースは、Nicoletteさんと同じ、
78年で、Nicoletteさんのほうが、
少しだけ先に世に出ていたみたいで、
いきなり、大ヒットと
なったようですので、
Nicoletteさんのオリジナルと、
思っている方も多いのではないでしょうか。
自分も、けっこう大人になるまで、
知りませんでした。(^^;)

そして、生前最後のHot100入り曲は、
こちらは、スタンダードと言ってもいい、
このカバー曲であります。
82年に、53位まで上がりました、
"I Only Want to Be with You"です。


オリジナルは、Dusty Springfield、
日本では、Bay City Rollersで、
超有名曲となっておりますが、
自分は、このNicoletteバージョンが、
いちばん好きかなぁと思います。

Nicoletteさん、Popチャートでは、
この曲が最後のランクインになっていますが、
このあと、80年代後半は、
カントリーチャートには、
6曲ランクインしていたようでして、
とくに、86年のヒットで、
カントリーシンガーの
Steve Warinerとのデュエット
"That's How You Know
When Love's Right"は
最高位6位を記録していたようです。



※次回は、80年代お気に入り曲、
第121位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-12-14 10:39:00 | 最近の洋楽
今回は、サンプリング?が気になる、
Hip-Hop系アーティストの新曲2曲です。
?マークが付いておりますのは、
2曲目が、情報が少なく、
未確認だからであります。

まずは、こちらはわかりやすい、
ネタ使いをしてくれております、
アラバマ州出身のラッパーだそうですが、
J.K. Macという人の"No Love"です。



サンプリングはわかりやすいのですが、
アーティストの情報は、本名が、
Jonathan McClarinということくらいしか、
わかりませんでした。

元ネタは、声が思い切り入ってますが、
もちのろんで、こちらですね。



最近、ライブ会場に爆弾騒ぎで、
ニュースになっておりました、
Patti LaBelleさんの
91年リリースのアルバム
"Burnin'"からのナンバーで、
R&Bチャート2位の大ヒット
"Somebody Loves You Baby
(You Know Who It Is)"ですね。

そして、もう1曲は、
Chance The Rapperの新曲
"YAH Know"です。



グラミー新人賞を獲ったり、
Justin Bieberとコラボしたりと、
デビューからしばらくは、
話題に事欠かない感じだったのに、
最近は、その名前を聞くことが
少なくなっていたように思いますが、
ことし、すでに5曲目の新曲らしいですね。

ft.されている、King Promiseという人は、
ガーナのシンガーなのだそうです。

で、これはサンプリングなのかな?
wikiにも情報がないので、
わかりませんでしたが、やはり、
Whitneyの、あの曲使いなのですかね?

未確認ではありますが、映画公開も近いし、
こちらも、貼っておこうかと思います。



※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
59人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #11

2022-12-12 20:04:11 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1981年の1月に、
最高位22位を記録した、
このシンガーの、この曲です。



オクラホマ出身のSSWで、
ドラマーで、その他の楽器もこなす、
マルチプレイヤーでもありました、
Phil Seymourの"Precious To Me"ですね。

このPhilさん、1993年に、
41才の若さで亡くなっているのですが、
1年前に、公式のものと思われる、
リリックビデオも公開されていますので、
そちらも貼ってみたいと思います。



爽やかな曲調で、ルックスも、
ちょっと可愛い感じでしたので、
当時の日本では、少し、アイドルっぽく
紹介されていたような記憶もありますが、
このとき、すでに30才で、
ミュージシャンとしてのキャリアは、
けっこう、あった人でありました。

80's洋楽ファンにとっては、
84年の、"Girls"のヒットが懐かしい、
Dwight Twilleyのバンドだった、
Dwight Twilley Bandで、
ドラムだけでなく、ボーカル、
共同プロデュースなどもしていて、
76年には、アルバム"Sincerely"から、
"I'm On Fire"というナンバーが、
最高位18位のヒットになっておりまして、
いわゆる、一発屋とは、
ちょっと違う感じなのですが、
ソロ名義では、Hot100入りしたのは、
1曲だけということでしたので、
今回、取り上げさせていただきました。



Phil Seymour、Tom Pettyのアルバムで、
何曲か、バックで歌っていたことでも、
知られておりますが、これは、
どちらも、デビューが同じころで、
Leon Russellが立ち上げた
レーベルからだったということから、
仲が良かったんだそうですね。

ということは、当然、
Dwight TwilleyとTom Pettyも、
仲良しなわけで、前記の
Dwightさんのヒット"Girls"では、
Tomさんが、バックボーカルで、
フィーチャーされておりましたね。



※次回は、気になる新曲です。

あのアルバム、この一曲。(39)

2022-12-11 10:47:17 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、Michaelの"Thriller"が、
リリース40周年ということで、
いろいろと話題になっておりますが、
Marvin Gayeの生前最後のアルバム
"Midnight Love"も、同じく、
発売から40年ということで、
アルバムの冒頭を飾っていた、
こちらのナンバーを選びました。



Marvin Gayeの"Midnight Lady"です。
"Thriller"と"Midnight Love"、
どちらも、北米リリースは、
82年の11月だったんですね。

まあ、サウンドの厚みでは、
両極端にあるような、
2枚のアルバムではありますが、
82年の11月、後のポップシーン、
R&Bシーンに、大きな影響を与えた、
両作品が発売されていたようであります。

さて、この"Midnight Lady"は、
いきなり、歌詞に、
♪Super freaks hanging out...
なるところが出てくるのですが、
当時、Marivinの大のお気に入りだった、
Rick Jamesの影響を多分に受けて、
自身で作プロデュースした曲と、
言われておりますが、
98年にリリースされた、
リイシュ盤に付いていました、
ボーナスディスク
"The Sexual Healing Sessions"収録の
オリジナルバージョン
"Clique Games/Rick James"では、
それが、より鮮明になっておりましたね。



なお、アルバムからの1stカットで、
R&B1位、Hot100では3位という、
大ヒットになった"Sexual Healing"は、
80年代お気に入り200曲の、
かなりの上位で登場いたします。

※今回は、どちらも公式アップではないので、
削除されてしまったら、お許しを。


・MIdnight Love - Marvin Gaye

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第11回です。