Time Machine ～1972～

今回は、1972年の今ごろチャートインしていた曲、
April Wineの"You Could Have Been a Lady"です。（Pop #32）



古い映像なので、ちと、色が悪いですが、
レアな映像だと思いますので、ありがたく拝見しました。

カナダを代表するハードロックバンドで、
本国では、当時、2位まで上昇していたようであります。
曲は、前年に、UK出身のファンクグループのHot Chocolateが、
UKチャートで中ヒットさせていた曲のカバーでした。

カナダを代表するベテランバンドというと、
Rushのことが思い浮かびますが、
Rushほどには大きな成功を収めていないこともあって、
そのRushですら、あまり、ちゃんと語られることが少ない日本では、
ほとんど、話題になることはないバンドのように思います。

Rush大好きの、伊藤政則アニキですら、
April Wineのことを語っていたのを聞いた記憶はないような・・・。(´・ω・｀)
81年に、"Just Between You And MeがUSチャートでもヒットしたときは、
ちょっと、盛り上がりかけたような気もしたのですが。

さて、バンドは、休止期間もあったようですが、
フロントマンで、ボーカル＆ギター、ときどきキーボードの、
Myles Goodwynを中心に、現在も活動中のようであります。

1972年5月20日付けのビルボード誌です。この週の1位は、今も現役、あの女性シンガーの名曲！

http://www.aprilwine.ca/

（新）ベストアルバムを語るわよ！（67）

・The Best Of LeVert

LeVertの2001年に出ていたベスト盤ですね。

すでに、Gerald LeVertが、グループとしての活動から、
ソロのほうにシフトさせてから出た盤で、ちょっと遅れてきた感があった盤でありました。

14曲入りで、まあまあのボリュームではあるのですが、
クロスオーバーヒットは、87年の"Casanova"しかないものの、
R&Bチャートでは、多くのヒット曲を持っている彼らとしては、
ちょっと、抜け落ちている曲が多くて、残念な盤かなぁと思います。

グループとしては事実上最後のアルバムとなった、
97年の"The Whole Scenario"から1曲も入っていないのも、ちとがっかり。

曲は、このアルバムの最後に入っている、93年のヒット"ABC-123"を。

R&Bチャートでは、最高位5位だったようですが、
Popチャートでの最高位は、46位で、
これは、"Casanova"の5位に続く、高ポジションということになるようです。

Urban ACチャートを上昇ちうの新曲2曲。

フィラデルフィア出身の夫婦デュオ、Kindred the Family Soulの、
6月リリース予定という、3年ぶりのNewアルバム"A Couple Friends"からの先行カット
"Everybody's Hutsling"です。



ええですねぇ。心地よい。

夫婦デュオ、いろいろいらっしゃったように思ったのですが、
現役なのは、この方たちくらいになっちゃったでしょうか。

もう1曲は、本業は俳優で、ダンサーでもあるという、
Columbus Shortの歌手デビューシングル"Gave Ya"です。



びっくりするほど上手い！っていうわけではありませんが、
なかなかええですねぇ。歌って踊れるってのは強みですな。

カントリー・チャートを上昇ちうの新曲2曲。

まずは、2011年の曲"Angel Eyes"が、
カントリーチャートでNo.1ヒットになりました、
ナッシュビル出身の2人組Love And Theftの新曲、
"Night That You'll Never Forget"です。



もともとは男子3人組だったのですが、
メジャーからリリースされた前作のアルバムから、
デュオとして活動をしている人たちです。

歌い方にクセがないので、日本人にも聴きやすいのではないでしょうか。


で、もう1曲は、Lady Antebellumの新曲"Bartender"です。



ふんと、仕事が早い彼ら、まもなく、Newアルバムが出てくるみたいです。
ここのところ、シングル曲は、カントリーテイストが強い曲が続いていましたが、
今回は、日本でもウケそうな、ポップな曲調ですね。

来日してくれ～。

（新）かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね？（67）

今回の12インチバージョンは、Roxetteの1989年のNo.1ヒット、
"The Look"のHeaddrum Mixです。



80年代の終わりから、90年代前半にかけて、
大ヒットを連発していた彼らですが、
自分は、いまひとつハマる曲がなくて、
この"The Look"も、そんなにええか？と思っていたクチなのですが、
このバージョンは、カッコいいではないか！と思いました。

残念ながら、現物を持っておりませんので、
クレジットを見ることができないのですが、
Eric B & Rakimの"Paid In Full"を思わせるようなビートがきいているうえに、
チラっとはさみこまれるラップで、ヒプホプ風味になっていて、
聴いていて、心地よいなぁと思いました。

最近は、あまり情報が入ってこない彼らですが、
まだまだ元気いっぱいのようで、ことしの終わりから来年にかけて、
オーストラリアとロシアをツアーすることが決まっているみたいですね。

http://www.roxette.se/