probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

2012-03-18 09:30:18 | 映画


『リトル・ダンサー』や『めぐりあう時間たち』などで、
おおいに泣かされてしまった、スティーブン・ダルトリー監督の新しい作品なので、
今回も、オスカー候補にもなっていましたし、
また、涙腺ゆるみっぱなしになってしまうのかと思ったのですが、
今回に限っては、冷めた目で観切ってしまった自分でした。

テロと自然災害という違いこそあれ、
突然の、愛する者との理不尽な別れを経験した方が、
自分の知らないところで、たくさんおられるということ、
もっと広く見れば、それ以外の国々でも、
報道すらされないけど、戦争などで、そういった事案がいっぱい起きている。
そんな現実を前に考えると、劇映画の描ける限界みたいなものを考えてしまいました。
とくに今作に限っては、主人公の少年の両親の役に、
トムとサンドラという、大物俳優を起用したのはマイナスなのではなかったかなぁ?と思いました。
ラストは、じつは、母親のサンドラは・・・っていう展開になって、
話を持っていってしまいますしねぇ。

もう少し若いころに観たならば、感想も違ってきたかなぁ。

http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』日本公式サイト

http://extremelyloudandincrediblyclose.warnerbros.com/dvd/#/home
"Extremely Loud & Incredibly Close" USオフォシャルサイト

Time Machine ~1963~

2012-03-17 10:54:34 | 懐かし洋楽
さて、今回は、1963年の今ごろチャートインしていた曲、
The Dave Brubeck Quartetの"Bossa Nona U.S.A."です。(Pop #69)

現在、91才におなりのようですが、
まだまだお元気でおられる、デイブ・ブルーベックさんですが、
たまたま、まさか、Hot100入りした曲なんてないだろう?と思って調べていたら、
この曲を含めて、3曲も入っておられまして、ちょっとびっくり。
あの有名な"Take Five"に至っては、61年にTop40入りもしていまして、(Pop #25)
半世紀前は、ずいぶんと大人なヒットチャートだったんだなぁと思いました。(笑)

ちなみにあと1曲は、やはり61年で、"Unsquare Dance"というナンバーが、
74位まで上昇していたようです。

"Bossa Nona U.S.A."のほうは、
63年の同名のアルバムからシングルカットされて、
チャートインしてみたいですが、そちらもいいのですが、
ちょっと長い、カーネギーホールでのLiveのテイクがカッコいいので、
そちらを貼り付けさせていただきました。



http://www.davebrubeck.com/live/
Dave Brubeck.com(いきなり音出ます。)

(新)ベストアルバムを語るわよ!(14)

2012-03-14 11:32:20 | その他のCD
早や1ヶ月・・・。

自分、こんなにホイットニーのこと好きだったっけ?ってくらい、
CDやら、DVDやらに浸った一月だったですねぇ。
で、追悼記事も、今回で一区切りとなりそうですが、
何種か出ております、グレイテスト・ヒッツ物について語ってみようかと思います。


・The Ultimate Collection

日本で売れてるのはコレみたいですね。
日本のみで、DVD付きが出てるし、
いちおう、日本盤が出たものでは最新ということで、
この盤がプッシュされてるのかもですが、
"You Give Good Love"が入ってないという、まさかの選曲・・・。

でも、マライアとの"When You Believe"が入ってるのはこの盤だけなので、
その点では、捨てがたい盤だったりします。


・The Greatest Hits

アデルがいなかったら、No.1になっていたであろう、
米国で売れまくってるのは、この盤ですなぁ。
ただ、US盤は、Disc 2が、アゲアゲのHouse Mix満載で、
オリジナルバージョンのほうが入ってない曲も多くて、
あまり、評判がよくないですよね。
でも、"The Star Spangled Banner"が入ってるのは、
このUS盤だけなので、やっぱり、捨てがたい。(^_^;)


・The Essential Whitney Houston

UKチャートにランクインしているのは、この盤ですね。
昨年リリースされたものですが、これは、上記の"The Greatest Hits"の、
US以外で発売された、International Versionのリパック物みたいで、
US盤のリパックも、ジャケが微妙に違うこちらが出ていますね。

で、どの盤も、一長一短で、早く、"Just Whitney"以降の曲も入れた、
コンプリートベストが期待されるところですが、まあ、そのうち出るでしょうね。
でも、既発のベストが売れまくっちゃうと、
そのころには、熱も冷めちゃってる可能性もあるから、
二の足踏まれちゃうかしら。

さて、この1曲は、"The Greatest Hits"のDVDのほうに入っている、
"Didn't We Almost Have It All"のLiveパフォーマンスです。

ちょっと、熱唱しすぎて、
それがノドを傷める要因にもなった感のある彼女の歌唱スタイルですが、
このパフォーマンスは、緩急あって、
肩に力が入りすぎてなくて、いい感じだなぁと聴き惚れてしまいます。


異名同曲(2)

2012-03-13 10:43:49 | 懐かし洋楽
というわけで、2回目。

今回の曲については、以前にも書いたことがあるのですが、
あまりに昔なので、誰も覚えていないだろうっちゅうか、
あのころ、掲示板などでお付き合いいただいていた方たちは、
結局、誰もいなくなってしまったので、(^_^;)
まあ、初稿ということにしておいていただきたいですw

で、最初は、1989年の大ヒット曲、
リンダ・ロンシュタットとアーロン・ネヴィルの"Don't Know Much"です。



この曲がカバーヒットだったっていうことは、
けっこう知られているみたいですが、最初に歌われたのは、1981年リリースの、
ライチャス・ブラザースのビル・メドレーのソロアルバム"Sweet Thunder"の中で、
シングルカットもされたようですが、成績はふるわず、(Pop #88)
マイナーヒットに終わっていたのですが、まず、この曲を最初にカバーしたのが、
あの、ベット・ミドラーでありました。



1983年リリースのアルバム"No Frills"の中でカバーされたものでしたが、
ただ、このときはタイトルが変わっていまして、
"All I Need to Know"になっていたんですよね。
で、このときもシングルカットされていたのですが、
やっぱり、最高位は77位と、こちらもふるいませんでした。

まあ、ベットさん、80年代は、"The Rose"と"Wind Beneath My Wings"という、
映画がらみの2大ヒットがありますので、
大ヒットを連発していたイメージがありますが、
もともと、そんなにシングルチャートで強い人ではなかったので、
こんなもんだったのかもしれませんが。

なお、"No Frills"というアルバムからは、
この曲を含めて3曲シングルが切られましたが、
他の2曲もカバーで、1曲がストーンズの"Beast Of Burden"、
もう1曲が、マーシャル・クレンショウの"Favorite Waste Of Time"だったですね。

Time Machine ~2011~

2012-03-11 20:01:50 | 懐かし洋楽
2011年の3月10日の午後2時46分、何処で何してましたか?って聞かれても、
当然、そんなこと知るかい!ってな話になるわけですが、
一日違うだけで、克明に思い出せちゃうのですから、
改めて、たいへんな日であったんだなぁと思い返す今日でありました。

CDラックが大崩落しちゃって、直すのがめんどくさくて、
あの日は、そのまんまにして寝ちゃったんだったなぁ。
まあ、その程度のことで済んで、幸せだったわけですが。(^_^;)

さて、きのうもやりましたが、今回は特別編ということで、
去年の今ごろチャートインしていた曲、
Kirk Franklinの"I Smile"です。(Pop #85 R&B #12)

いろんなスターが、ちらっとカメオ出演していて、
出てないはずのリトル・リチャードやエディ・マーフィーまで、
出ているような気になるビデオでありました。

早く、被害に遭われた多くの方が、I smile...となりますよう。