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80's #164

2020-11-13 10:32:07 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第164位は、1982年に、
USチャート1位、UK2位を記録した、
この、説明不要の大ヒット曲です。



Toni Basilの"Mickey"ですね。

フィラデルフィア出身で、
シンガーでありながら、
すでに、このとき、振付師として、
輝かしいキャリアを持っていた
Toni Basilが、イギリスでは81年に、
ワールドワイドでは、82年に、
リリースした1stアルバム
"Word Of Mouth"からのカットでした。

曲を書いていたのは、
Exileの"Kiss You All Over"や、
Suzi Quatroの"Can The Can"などを
コンビで書いていた、
Mike ChapmanとNicky Chinnでした。

ただ、この曲、有名ですが、
原曲があるんですよね。
やはり、Mike & Nicky作の曲で、
UKチャートで、78年と79年に、
"Lay Your Love One Me"と、
"Some Girls"という曲をヒットさせた
Raceyというバンドが、
唯一残しているアルバム
"Smash and Grab"に収録していた
"Kitty"という曲が、
オリジナルだったわけですが、
これは、けっこう後になってから知りました。



また、"Mickey"は、
パロディーソングの大家、
""Weird Al" Yankovicが、
あの"Eat It"の大ヒットを出す前年、
"Ricky"というタイトルで、
ネタにして、シングルカット、
Hot100で、63位まで上がり、
記念すべき、初のチャートイン曲と
なったことでも、知られております。



なお、Toni Basilさんは、
振付師として、まだまだ現役でして、
昨年公開され、あのBrad Pittに、
初のオスカーをもたらした映画
『ワンス・アポン・ア・タイム
・イン・ハリウッド』で、
choreographerを担当されていまして、
自分も、映画館で観ましたが、
しっかり、エンドロールで、
お名前、確認いたしました。