probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Donna Summer

2012-05-18 19:22:56 | R.I.P.
正直なところ、ディスコクイーンとして、いちばん凄かった時期は、
まだお子ちゃまだったので、リアルタイムでは聴いておらず、
自分が、夢中になって聴いていたのは、ヒット曲は出たけれど、
ブームが去って、いろいろと試行錯誤の時代となった80年代からでありました。

(人生初の洋楽アルバム購入は、この盤でした。)



アメリカ人ではありますが、ヨーロッパ経由で人気が出たことや、
ディスコブームで、人気の頂点を極めた人ゆえに、
いわゆる、王道R&Bが好きな人たちからは、まっとうな評価はされませんでしたが、
"Bad Girls"とこの曲は、当時のR&BチャートでNo.1になっていたんですよね。

ドナほどの力量があれば、正統的R&Bボーカルアルバムや、
流行りのカバーアルバムの1枚や2枚作ることは容易だったと思うのですが、
それをやらず、ダンスミュージックにこだわりつづけたことに、潔さを感じます。

↓下の動画は、商品化もされていますが、
2010年の10月に行われた、デヴィッド・フォスター&フレンズのLiveで、
ラストに登場して、"Last Dance"をデヴィッドのピアノをバックに歌い上げた映像ですが、
今思って見ると、近年、かなりふくよかだった体型もやせていて、
顔もほっそりしているんですよねぇ。まさか、闘病していたとは・・・。



しかし、この2年も経たない後に、世を去ってしまう人とは思えない歌いっぷりですね。
すでに、60才過ぎてたというのに。ああ、残念で悲しい。