probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Madonna at Saitama Super Arena, Feb. 14

2016-02-16 10:12:03 | ライブレポ
洋楽ヲタ歴、約35年になりますが、(^^;)
ついに、初めて、Madonnaさまのライブに行ってまいりました。

初日は、ご本人登場が9時近くになって、
終了が、ほとんど11時だったことがニュースになっておりましたが、
自分が行った2日目は、8時くらいにはご登場で、無事、家にも帰れましたです。(笑)

で、感想なのですが、あっと言う間の2時間でありました。
自分に、ずっと立ち続けていられるだけの強靭な足腰さえあれば、
何時間でも見ていたいような、そんなステージでありました。

一番驚いたのが、ノドぢからの強さ。
若いころより、むしろ強くなっているのではないのだろうか。
寝そべって歌っても、なんであんなに出るのだろう?

ダンスパフォーマンスはスゴいけど、歌はまあソコソコと言われることに、
本人、相当なる努力を重ねてきたのだろうなぁと思いました。
そして、声が、ホントにチャーミング。

また、映像などで見てきた、近年のステージから、
ひたすら、ストイックにパフォーマンスを見せていく感じをイメージしていたのですが、
すごく上機嫌に、観客いじりもしてくれるし、けっこうフレンドリー。
かと思うと、ぱっと突き放す感じになったり、緩急巧み。

もう、これだけのキャリアとヒット曲があれば、
懐かしのヒットパレードだけで構成しても、充分できてしまうのに、
常に、新作を発表して、リスクを恐れずに、
そのアルバムを引っさげてツアーに出る意義って?
と、ちょっと、見る前は思っていたのですが、
見ればわかるだろ?という感じ。恐れ入りました。m(__)m

男ではありますが、自分も、"bitch"として生きていきます。(笑)
 
01. Revolution(video intro; with "Iconic" snippets)
02. Iconic
03. Bitch I'm Madonna
04. Burning Up
05. Holy Water(with "Vogue" snippet)
06. Devil Pray
07. Messiah(video interlude)
08. Body Shop
09. True Blue
10. Deeper and Deeper
11. HeartBreakCity(with "Love Don't Live Here Anymore" snippet)
12. Like a Virgin(with "Heartbeat" sample)
13. S.E.X.(video interlude)
14. Living for Love
15. La Isla Bonita
16. Take a Bow
17. Rebel Heart
18. Illuminati(video interlude)
19. Music(with "Give It 2 Me" sample)
20. Candy Shop
21. Material Girl
22. La vie en Rose
23. Diamonds Are a Girl's Best Friend
24. Unapologetic Bitch

Encore:

25. Holiday

自分は、エレキギターを抱えて歌う"Burinig Up"にシビれましたが、
ネットにいっぱいあるものの、揺れる映像ばかりなので、
落ち着いて見れる(笑)"La Isla Bonita"を貼ってみたいと思います。


Daryl Hall/John Oates at Tokyo Kokusai Forum Hall A, Oct. 21

2015-10-22 19:32:17 | ライブレポ
というわけで、ホール&オーツのライブに行ってまいりました。

前回からは4年半とちょっとぶり、この前は、2011年の2月だったんですね。
あの震災の、ほんと直前・・・。

前回行ったときのライブレポを読み返したら、
その前は、6年のブランクがあったみたいで、
なんか、2年か3年に1回くらいは来ているような気がしながらも、
この10年では、2回しか来日してなかったんですね。

4年前に見たライブより、曲数は1曲減っておりましたが、
最初に、80年代の怒涛のヒットパレードで客をつかんでおいて、
70'sタイムで、クールダウンしながらも、熱く聴かせ、
そしてまた、アンコールでは、80年代ヒットパレード。
この流れは、前回と変わりませんでした。
曲と曲順は、少し違いますけどね。

WOWWOWで中継された19日の武道館のセットリストと違うのは、
3曲目が、"Did It In A Minute"から"Family Man"に変更になったのみだったようです。
うーん、自分は、"Did It..."のほうがよかったな。(^^;)

もう、7の大台も近いダリルとジョンですが、
安定感あるジョンにくらべて、ダリルのボーカルは、
さすがに、さらに高音が出しにくくなっておるようで、
かなり、フェイクも多様するようになりましたが、
年齢的なことも考えれば、まだまだ伸びはあるし、
今回は短いツアーで、日本で4回しかできなかったから、
またすぐにくるよ!みたいなことを、ふたりとも言っていましたので、
きっと必ず、70代になってまた、やってきてくれることでしょう。

1. Maneater
2. Out of Touch
3. Family Man
4. Say It Isn't So
5. You've Lost That Lovin' Feelin'
6. Las Vegas Turnaround (The Stewardess Song)
7. She's Gone
8. Sara Smile
9. Do What You Want, Be What You Are
10. I Can't Go for That (No Can Do)

[Encore 1]

11. Rich Girl
12. You Make My Dreams

[Encore 2]

13. Kiss on My List
14. Private Eyes

映像は、春に出た『ライヴ・イン・ダブリン 2014』から~。


Diana Ross at Nippon Budokan, Jan. 7

2015-01-08 20:06:30 | ライブレポ
というわけで、初めて、ダイアナ・ロスのLIVEに行ってきました。

何せ、良いお席は値が張りましたゆえ、
最初は、チケット購入を躊躇していたのですが、
あん時行っておけば・・・と後悔するのも嫌だと思ったので、
一大決心?をして電話をかけたのですが、そのときには、
もう、一番安い、B席しかなく(それでも9,000円(^_^;))、
ほとんど天井に近く、ステージを右横上から見下ろす席(苦笑)で、
拝んでまいりました。(^人^)

ダイアナさん、外見に、あまり衰えはないとはいえ、
なにせ、7の大台に乗ってしまったということで、
声のほうは、どうなんだろ?と心配もありましたが、
高い声は出にくくなったようなものの、
まだまだ、伸びはあるし、前日も20曲歌った人とは思えない歌いっぷりでした。

ただ、序盤は、曲によっては、声がひっくり返ってしまって、
ちょっと、調子をつかめないでいたような感がありましたが、
中盤あたりからは、調子もよくなってきたのか、
だんだん乗ってきているのがわかって、LIVEの醍醐味を感じましたねぇ。

アップテンポな曲が中心のセットリストでしたが、
さすがに、若いころのように、大胆に足を出した衣装を着たり、
ステージ上を動き回ったりするようなことはなかったですが、
ふわっとした、ゴージャスな衣装を6回(かな?)替えて、
手には、扇を持って、曲間で仰いだりして、
まさに、「女王」という感じの出で立ちと風格でした。

でも、それでいて、きっちり、二階席の上の端っこにいた我々のほうにも、
しっかり、手を振ってくれる、心配りと優しさも見せてくれておりました。

まだまだやってほしい曲は、たくさんありましたが、
1時間半を少し超えるくらいで、この日も、20曲以上を歌ってくれましたね。

ヒットを放ちまくった80年代前半までの曲に加えて、
チャート的には苦戦するようになった、それ以降の、90年代の曲や、
21世紀になってリリースした唯一のアルバム"I Love You"からもしっかり選曲して、
そのキャリアの長さを、コンパクトにまとめた集大成という感じのセットリストでしたかね。

年齢的なことや、前回の来日から、かなり空いてしまったことを考えると、
これが最後かなぁ?なんて思いながら観ていたし、
会場の人たちも、そう思っていた人、多かったのではないかと思いましたが。
上機嫌でアンコール2回を披露して、「また戻ってくるわ!」と宣言してくれていましたから、
意外に近いうちに、再来日、ほんとにあるかも?

1.I'm Coming Out
2.More Today Than Yesterday
3.My World is Empty Without You
4.Baby Love
5.Stop! In the Name of Love
6.You Can't Hurry Love
7.Love Child
8.The Boss
9.Touch Me in the Morning
10.Upside Down
11.Love Hangover
12.Take Me Higher
13.Ease on Down the Road
14.The Look of Love
15.Don't Explane
16.Why Do Fools Fall in Love
17.Theme from Mahogany (Do You Know Where You're Going To)
18.Ain't No Mountain High Enough
19.I Will Survive

encore

20.If We Hold on Together (outro: I Will Survive)

encore II

21.Reach Out and Touch (Somebody's Hands)(outro: I Will Survive)

まさに、こんな感じのステージと衣装でした。↓



リアルタイムで聴いていた曲ではないのに、↓この流れは、やはり感動しますな。


Thompson Twins' Tom Bailey at Billboard Live Tokyo, Dec. 1, 1st Stage

2014-12-04 08:24:41 | ライブレポ
トンプソン・ツインズの中心人物だった、トム・ベイリーのライブに行ってきました。

トンプソン・ツインズは、80年代に2度来日していて、
今回は、86年の武道館以来の日本ということでしたが、
自分は、そのときは行けないで、84年のライブ以来のトムということになりますので、
30年ぶりの「再会」ということにあいなりました。

YouTubeなどで、トムの近影は確認していましたので、
驚きはなかったのですが、現在のトムは、
ちょっとお腹まわりが気になる感じの、ロマンスグレイな英国のおじさまという感じ。
しかし、歌声は、まったく変わらずで、こちらのほうがびっくりしました。

30年前の新宿厚生年金会館でのライブは、
とにかく楽しくて仕方がなかったのですが、
もう、あのときの光景が蘇ってきてしまって、
涙腺崩壊直前でした。ちょっとウルウル・・・。

バンドは、キーボードが2人に、
エレクトリックドラムが1人。3人とも女性。
トム本人は、キーボードとパーカッションに、
曲によってはギターを弾くという構成でした。

バックのスクリーンには、曲それぞれに合わせた、
イメージ映像が映しだされていましたが、
照明やら、バルーンを使った演出(ちょっと失敗してましたが(^_^;))で、
狭いステージを存分に活用して、
なんだか、広いホールでのライブのような錯覚に陥るほどでした。

ほとんどの曲が、オリジナルのアレンジのままで、
これもまた、うれしかったです。
ただ、アンコール1曲目の"King For A Day"のみ、
テンポを落とした、"different version"(本人談)でやっていましたね。

バンド解散後は、音楽活動はやっていたようですが、
裏方の仕事にまわって、表舞台には、まったく出てこなかった人でしたので、
まさか、30年経って、あのときと同じ、
"Hold Me Now"の会場大合唱が聴けるとは思わなかったので、感動しました。

トンプソン・ツインズのライブに、スーツ姿の、
頭髪が気になる感じのおじさんいっぱいっていう光景に、
違和感あったけど、それが現実。(^_^;)

intro. We Are Detective (inst.)
1. In the Name of Love
2. Lies
3. Sister of Mercy
4. You Take Me Up
5. Runaway
6. Lay Your Hands on Me
7. Love on Your Side
8. If You Were Here
9. Doctor! Doctor!

~Encore~
10. King for a Day
11. Hold Me Now


Natalie Cole at Muza Kawasaki Symphony Hall, Nov. 22

2014-11-27 19:13:13 | ライブレポ
ナタリー・コールのライブに初めて行ってきました。

ここのところ、毎年のように来日していて、ことしは、なんと2度目。

ただ近年は、ブルー・ノートやビルボードライブでのステージばかりで、
ちょっと、お値段がはるのと(^_^;)、スタンダ―ドナンバー中心で、
自らのヒット曲は、ほとんどやらないと聞いていたので、二の足を踏んでいたのですが、
今回、ひさびさにコンサートホールでのステージがあると聞いたので、初めて行ってみました。

なおこれは、2011年から始まったという、
「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」
というイベントの一環による、ステージでありました。

この日は、オープニングアクトがありまして、
石川周之介さんという方が率いる、
日本人男子4人によるサックス隊、Shumusicのライブ。
なかなか、ユニークな演奏でありました。

そのあと、休憩をはさんで、ナタリーのライブだったのですが、
1曲目はまず、バックボーカルの女性による歌がありまして、
2曲目は、バンドによる、インストナンバーの演奏。
ナタリーが登場したのは、3曲目、曲は"Fever"でありました。

髪はロングヘアースタイルで、衣装は、ややタイトな感じのロングドレス。
ライトの影響で、正確な色はわかりづらかったのですが、
淡いピンクなのではなかったかと思いました。(ベージュ??)

最近のライブでは、常にそうみたいなのですが、
ずっと、背の高いスツールに腰掛けたままで、
曲と曲のあいだで、若干、しんどそうな表情をするのが気になりましたが、
肥えてしまう女性シンガーが多い中、スタイルは変わらないし、
歌声も、ほとんど衰えは気にならない感じでした。

曲は、そのあともやはり、おなじみのスタンダードナンバーが続き、
おとうさんとの「デュエット」は、この日は3曲。
最新アルバムにも収録されていた、"Acercate Mas"に、
"When I Fall In Love"(映像なし)、そして"Unforgettable。

そのあとも、"Smile"や"LOVE"などが続き、
きょうも、やはり、かつてのヒット曲は聴けないのかなぁと思っていたところに、
「東京音楽祭」でグランプリをもらった時の歌と紹介したあとに歌ってくれました、"Mr. Melody"。
また、「カントリーソングを歌います。」と言ったあとに歌ってくれたのは、
ちょっと意外な選曲で、Little Big Townの2012年のカントリーヒット"Tornado"という曲。

日本では、ほとんど馴染みのない曲ではありますが、
それまでのしっとりした感じとガラっと変わって、
ちょっとロックっぽい歌い方になったナタリーは、
すごく楽しそうにノッてきたのがわかったので、得した気分になりました。
ここらへんは、ブルー・ノートではやらない曲なのではないでしょうか。

そのあと、"This Will Be"も歌ってくれましたし、
アンコールは、自らのアルバムにも収録している、
Des'reeの"You Gotta Be"のカバーで終了しました。

せいぜい、ヒット曲は、やっても1曲くらいかと思っていましたので、
前半の内容も含めて、終盤の内容には大満足でした。
時間は、1時間40分くらいでしたでしょうか。

ただ、80年代のヒット曲は、やっぱり、やらなかったねぇ。
せめて、"Miss You Like Crazy"あたり入れてくれていたら、
文句なしの選曲だったのですが、
ヒットは出たけれど、つらい時期を過ごした80年代は、
あまり、振り返りたくないのかな。