(注)本シリーズは「マイ・ライブラリー」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0514BpOilGas2020.pdf
(石油から天然ガスへシフト!)
(2)石油と天然ガスの消費量の推移(1970年~2019年)
(図http://bpdatabase.maeda1.jp/3-3-G02.pdf 参照)
1970年から2019年までの石油と天然ガスの合計消費量の推移を追ってみると、1970年の石油と天然ガスの消費量は石油が4,530万B/D、天然ガスは9,615億㎥(石油換算1,660万B/D)であった。合計すると石油換算で6,190万B/Dとなり、両者の比率は石油73%、天然ガス27%で石油の消費量は天然ガスの2.7倍であった。
石油の消費量は1980年代前半に停滞し、1999年及び2009年に減少したもののほぼ毎年増加している。一方天然ガスの消費量は半世紀近くの間右肩上がりに増加しており、2019年の合計消費量は石油換算で1億6,600万B/D(内訳:石油9,830万B/D、天然ガス3.9兆㎥)であり1970年の2.7倍に達している。石油と天然ガスそれぞれについて見ると、石油は2.2倍、天然ガスは4.1倍と天然ガスの伸び率は石油よりかなり高い。この結果、2019年の消費量に占める石油と天然ガスの比率は59%対41%であり、天然ガスの比率は過去49年の間に14ポイント上昇している。地球環境問題の高まりにより石油に比べてCO2発生量が少ない天然ガスの利用が進んでいることがわかる。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp
http://mylibrary.maeda1.jp/0514BpOilGas2020.pdf
(石油から天然ガスへシフト!)
(2)石油と天然ガスの消費量の推移(1970年~2019年)
(図http://bpdatabase.maeda1.jp/3-3-G02.pdf 参照)
1970年から2019年までの石油と天然ガスの合計消費量の推移を追ってみると、1970年の石油と天然ガスの消費量は石油が4,530万B/D、天然ガスは9,615億㎥(石油換算1,660万B/D)であった。合計すると石油換算で6,190万B/Dとなり、両者の比率は石油73%、天然ガス27%で石油の消費量は天然ガスの2.7倍であった。
石油の消費量は1980年代前半に停滞し、1999年及び2009年に減少したもののほぼ毎年増加している。一方天然ガスの消費量は半世紀近くの間右肩上がりに増加しており、2019年の合計消費量は石油換算で1億6,600万B/D(内訳:石油9,830万B/D、天然ガス3.9兆㎥)であり1970年の2.7倍に達している。石油と天然ガスそれぞれについて見ると、石油は2.2倍、天然ガスは4.1倍と天然ガスの伸び率は石油よりかなり高い。この結果、2019年の消費量に占める石油と天然ガスの比率は59%対41%であり、天然ガスの比率は過去49年の間に14ポイント上昇している。地球環境問題の高まりにより石油に比べてCO2発生量が少ない天然ガスの利用が進んでいることがわかる。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp