Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(10)大竹しのぶ

2022-06-28 00:10:00 | コラム
イヤなおんな、、、というか、バイタリティに満ち満ちたおんなを演じさせたらピカイチな大竹しのぶ64歳、
このひとが面白いのは、若いころより中年になって以降に「メキメキ力をつけ」他を圧倒するようになっていった、、、というところ。

もう「さんまさんの元妻」なんて、誰もいわなくなったしね。。。


(1)『死んでもいい』(92)

石井隆の代表作で名美を熱演、愛人・永瀬正敏と共謀し旦那・室田日出男を殺害しようとする。

パッケージデザインは、石井本人によるもの。



(2)『黒い家』(99)

すべてが強烈な天才モリタ×奇人しのぶの怪作。

イヤな汗をかくが、めっぽう面白いから困っちゃう(^^;)



(3)『GO』(2001)

主人公・窪塚洋介の母親、在日コリアン2世役を好演。


(4)『海街diary』(2015)

三姉妹の母親役。
出過ぎず、かといって存在感が希薄なわけでもなく。

つくづく巧いなぁ!と。


(5)『一枚のハガキ』(2011)

新藤兼人の遺作。

90年代以降の、しのぶさんの演技スタイルに最も影響を与えたのは新藤監督だった、、、ような気がする。


(6)『GONIN2』(96)

「正」続編ではなく「邪」続編、でもなんか可愛げがあって^^



(7)『永遠の1/2』(87)

共演に時任三郎、
まだ「ディレクターズ・カンパニー」がきちんと機能していたころの佳作。


(8)『阿修羅のごとく』(2003)

向田邦子の名作を映画化、
四姉妹の長女を相変わらずの巧さで演じ切り、次女・黒木瞳も三女・深津絵里も四女・深田恭子も頑張ってはいるんだけど…という感じ。


(9)『後妻業の女』(2016)

しかしどうしてこうも、派手な格好や煙草が似合うのか。

はっきりいって「地は」そんなに派手系じゃないはず。。。なのにね!!



(10)『オカンの嫁入り』(2010)

共演に宮崎あおい、母と娘を見つめた呉美保監督作。

呉さんにしては弱いところもあるけれど、「オカンと娘」の自転車二人乗りの描写があまりにもよいので、ここだけで☆が3つくらい増えた^^

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明日のコラムは・・・

『3分バリカン(^^;)』
コメント
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