Cape Fear、in JAPAN

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日本女優別10傑(9)江口のりこ

2022-06-21 00:10:00 | コラム
~江口のりこのキャリア10傑~

ふと気づいたら、映画やテレビの世界における「居てくれなくちゃ困る」バイプレーヤーとなっていた江口のりこさん42歳、
不思議なエロスもまとっていて、とても魅力的なひとだと思います^^

テレビドラマでいうと、新版の『ドラゴン桜』もえがったなぁ!



(1)『戦争と一人の女』(2013)

原作は安吾、そして、数少ない主演作。




(2)『ヘヴンズ ストーリー』(2010)

瀬々敬久の監督魂が爆発した、278分の群像劇。



(3)『愛がなんだ』(2019)

岸井ゆきの主演の青春映画。

江口さんは出番少ないが、きっちり「持っていく」ので、さすがだなぁと感心感心。


(4)『月とチェリー』(2004)

江口さんを「発掘」したともいえるタナダユキ監督が放つエロティックなコメディ。


(5)『百万円と苦虫女』(2008)

こちらもタナダユキ監督作で、主演は蒼井優。


(6)『横道世之介』(2013)

2010年代の日本映画を代表することになるであろう名作。

主演の高良健吾や吉高由里子はもちろん、池松壮亮・伊藤歩・綾野剛、そしてもちろん江口さんなどキャスト全員がハマっていて、以前アルトマンの『ショート・カッツ』(93)が映画祭で「出演者全員賞」に輝いたが、本作にもそういう評価をあげたい。


(7)『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(2015)

これまた2010年代の意欲作。
金曜ロードショウは、こういうのも流そうよ。



(8)『仮面病棟』(2020)

知念実希人の人気小説を、坂口健太郎と永野芽郁の主演で映画化。

しかしこのショットもそうなんだが、江口さんは怪しい感じのキャラが抜群なのよね。



(9)『彼らが本気で編むときは、』(2017)

新しい家族像を探る、荻上直子の佳作。

トランスジェンダーの描きかたとか、とても自然で「大袈裟でないところに」好感が持てた。


(10)『僕たちは世界を変えることができない。』(2011)

自費出版からヒットにまでつなげた小説を映画化、
ボランティアというバランス感覚が問われる「危うい主題」ではあったものの、監督が深作健太なので、そこは回避出来ている。

江口さんは、主演・向井理の恋人役を好演。

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明日のコラムは・・・

『I-BI-KI』
コメント (4)
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