Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(6)池田エライザ

2022-06-05 00:10:00 | コラム
~池田エライザのキャリア10傑~

170cmの長身、整い過ぎた顔、ハーフといういかにもな背景。

これで世に出ないわけないでしょう、歌唱力もあるし映画監督にも挑戦するし、
それに、このひとの強みは「割と積極的にきわどいキャラクターに挑戦してくれる」ところ。

それが現時点では「必ずしも」プラスに働いているとはいえない、、、のが残念だが、それは本人というより創り手の問題だからね。

いつかきっと、その積極性が活きた映画の代表作が生まれるさ!!


(1)『チェリーボーイズ』(2018)

しょーもない性春物語だが、エライザさんは「ずっと」光りつづけていてハッとさせてくれる。




(2)『ルームロンダリング』(2018)

事故物件を背景にするファンタジーの佳作。

いろいろ弱いところもあるけれど、そこを補うのがエライザさんの顔面力で。


(3)『映画 みんな!エスパーだよ!』(2015)

人気ドラマの映画化で、悪ノリが過ぎて映画としてはぜんぜんダメ、だからエライザさん登場シーンだけ目が覚める、、、みたいなところがある。


・・・というか、いま園さんの映画を語るのはしんどいな( ;∀;)


(4)『オオカミ少女と黒王子』(2016)

人気漫画の映画化で、原作知らないときついところがあるものの、主演は二階堂ふみと山﨑賢人、助演に門脇麦や横浜流星、そしてエライザさんなど異様に豪華なので、そこは楽しめる。


(5)『億男』(2018)

人気プロデューサー、川村元気による小説を映画化。
宝くじに当選した男の悲喜劇を描き、まぁ、もっと面白い映画に出来た気もするけれど、ぎりぎり及第点か。

エライザさんは、パーティ好き女子を好演。




(6)『一度死んでみた』(2020)

広瀬すず主演のコメディ。

エライザさんはチョイ役のキャバ嬢なんだけど、やっぱり目を引くひとなのだよね。


(7)『貞子』(2019)

主演作。
いくつも創られた『リング』のサイドストーリー「の、ようなもの」だが、監督が中田秀夫なので、完成度はなかなかのもの。



(8)『騙し絵の牙』(2021)

塩田武士による小説を吉田大八が映画化、はっきりいえば吉田監督の作品としては弱い、
キャスト陣の好演―大泉洋、松岡茉優、エライザさん―により「だいぶ」救われている気がする。


(9)『真夜中乙女戦争』(2022)

映画としてはよく分からないところもあるのだが、挿入歌を担当するエライザさんの歌唱が素晴らしく、はっきりいって主題歌のビリー・アイリッシュを喰っている、、、とまでいったら、アイリッシュのファンに怒られるかな^^



(10)『伊藤くん A to E』(2018)

テレビドラマと並行して制作された映画版。

廣木隆一監督は、こういう「やっつけ仕事」のあとに「ほんとうにやりたいもの」を創るのが面白い。

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明日のコラムは・・・

『余計な味がしない…』
コメント (2)
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