Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(240)橋本環奈

2021-02-18 02:22:59 | コラム
99年2月3日生まれ・22歳。
福岡出身。

公式ブログ


奇跡の一枚で有名になり、一躍人気者となった橋本環奈(はしもと・かんな)さん。

うん、かわいいです。

非の打ち所がないといっていいくらいの。

すでにいわれていることですが、
この子のよさは、スリム偏重主義の現代にあって、ふくよかであることを否定しないスタンスにありますね。


もちろん、それでも充分に「スリムなほう」ではあるのですが。。。

演技者としては、まだ評価が定まりません。

「なんでもやってくれる系」であるのでコメディに需要が集まりますが、シリアスな物語においても「それ」が有効であるならば、無双状態になる気もするのですが。




<経歴>

小学生のころから女優を夢見て、地方CMのモデルから芸能活動をスタート。

2011年―オーディションにより是枝裕和に発見され、『奇跡』で幸運な映画俳優デビューを飾る。

・・・も、この映画で彼女に注目していたひとは少なかったでしょうね。

2013年―アイドルグループ「Rev. from DVL」における「あのショット」がネットに拡散され、話題というか、ほとんど騒動に発展する。


・・・まぁ、かわいいですものね。奇跡かどうか、1000年にひとりかどうかは分かりませんが。

以後の活躍は、ご存じのとおり。
というわけで、ここからは映画の話にしぼって。


『暗殺教室』(2015)と『暗殺教室~卒業編~』(2016)、
リメイクどうこうというより、環奈さんのアイドル性に特化しようとした創りが潔かった『セーラー服と機関銃―卒業―』(2016)、
『ハルチカ』(2017)、
『銀魂』(2017)と『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018)。



『斉木楠雄のΨ難』(2017)、
やはりシリアス系は「まだ」荷が重い感じがした『十二人の死にたい子どもたち』(2019)、
漫画原作とは相性がいいようで、のびのびと演じ、かなりいいセンいっていた『キングダム』(2019)、
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(2019)、『午前0時、キスしに来てよ』(2019)、『シグナル100』(2020)、『小説の神様 君としか描けない物語』(2020)、『今日から俺は!!劇場版』(2020)、『弱虫ペダル』(2020)、最新作は『新解釈・三國志』(2020)で、

公開控え作品が『かぐや様は告らせたい2~天才たちの恋愛頭脳戦~』。


THE旬!!のひとなので、繰り返しますが評価は難しいです。

そう望むひとは少ないかもしれませんが、黒沢清や、それこそ西川美和あたりにしごかれて、新境地を見せてほしい感じもします。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(241)長谷川京子』
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より、大声に!!

2021-02-17 00:10:00 | コラム
しょっちゅうコロナ関連について記しているが・・・

自分が深夜帯に勤務している職場は、コロナ対策がなかなかに徹底している。

サーモグラフィによる検温やマスク着用はもちろんのこと、

ひとりひとりに設けられた作業場は透明パネルで仕切られていて、隣りの工員と気軽に会話さえ出来ないつくり。

お隣りさんに「〇〇を貸してほしい」を伝えるだけなのに、パネル×マスク、さらに構内に響く作業音などのノイズまであって、けっこうな大声を出さなければいけない。

もともと「大きめの声」が、さらに大声に。

自分のようなガサツな中年男性なら問題ないが、か細い系の20代女子はさすがにたいへんそう。

さらにいえば、工具の貸し借りをしたとして、「手渡しはNG」となっている。

貸すほうがどこかに置き、借りるほうがそれを持つと。

それが効果的なのか分からないが、とにかくそういうことになっている。


フレンドリーに行きたいタイプの自分にとっては、いろんな意味で厄介なご時世なのであった―。




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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(240)橋本環奈』
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外国女優別キャリア10傑(61)レネー・ゼルウィガー

2021-02-16 00:55:25 | コラム
~レネー・ゼルウィガーのキャリア10傑~

チャーミングな声と親しみ易い容貌により、日本でも2000年代に人気の高かった「レネー」51歳、
2000年代は「レニー」と表記され実際にそう呼ばれていたけれど、本人が「レネーね」と何度も強調したことにより、現在は表記訂正されていることが多くなったかな。

2010年代前半―「太った」とか「成形失敗した」とかヤンヤヤンヤいわれることが多くなりメディア露出が激減、最近になってやっと復活を遂げる。

図太い精神力を持っていなければ、煌びやかな世界では生きていけないのかな、過酷ですねぇ。。。


(1)『ザ・エージェント』(96)

トム・クルーズのさわやかスマイルが眩しい、スマッシュヒット作。

相手役を務めたレネーは認知度がグンとアップ、連れ子ちゃんもめっちゃかわいかった。



(2)『ベティ・サイズモア』(2000)

カンヌで脚本賞を受賞、あまり知られていないが、これはすべての映画ファンに薦めることが出来る傑作。

妄想力・行動力120%のヒロインを大熱演、すっごく面白い。




(3)『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)

レネー人気は、ここで極まった感がある。

世界的ベストセラーを映画化、レネーのために書かれたようなキャラクターを嬉々として演じ、自分のような「ラブコメ嫌い」のこころをも鷲掴みにした。


(4)『シカゴ』(2002)

「この街では、銃弾一発で有名になれる。」

ボブ・フォッシーによる有名な舞台を映画化した、オスカー作品賞受賞作。

リチャード・ギアやキャサリン・ゼタ=ジョーンズらとパワフルな物語世界を展開、ハリウッドの底力を見せつけられた思いがした。



(5)『ふたりの男とひとりの女』(2000)

ジム・キャリー主演、ファレリー兄弟の悪意に満ちた物語のなかで、レネーの演技は唯一ホッとさせてくれる。


(6)『エンパイア レコード』(95)

リヴ・タイラー主演、青春×音楽を描いたコメディ。

リヴの魅力ばかり語られるが、いやいや、レネーも負けじと…です。


(7)『ジュディ 虹の彼方に』(2019)

ジュディ・ガーランドの後半生を大熱演し、オスカー主演賞受賞。

レネー本人のスランプとも重なり、かなりグッとくるものがあった。




(8)『シンデレラマン』(2005)

格闘技ファンには馴染みのあるボクサー、ジェームス・J・ブラドック奇跡の人生を映画化。

レネーは、主人公を演じたラッセル・クロウの妻役を好演。



(9)『ライアー』(97)

ティム・ロス、クリス・ペン、マイケル・ルーカ―、ロザンナ・アークエットというクセモノたちと共演したインディーズの佳作。

この監督、活きがよくて期待したんだけどな…。


(10)『コールド マウンテン』(2003)

南北戦争を舞台にした大作で、主演はジュード・ロウとニコール・キッドマン。

レネーは、そこまで出番は多くないものの、きっちりインパクトを残してオスカー助演賞受賞。

そう、もうふたつのオスカーを獲得しているんだよね!!

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明日のコラムは・・・

『より、大声に!!』
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何代目か分からない!

2021-02-15 00:10:00 | コラム
歯ブラシとかの、消耗品「でないもの」で、しょちゅう買い替えているもの。

第3位…自転車のライト

長距離チャリダーだからね、そこそこ質のいいものを買ったとしても、お釈迦になる頻度高し。

第2位…自転車

高いものだけれど、もう何代(台)目か分からないくらい替えている。

第1位…なんと枕、なのであった。



自転車と同じく、もはや何代目かなんて分からない。


きったねー話だけど、よだれがひどいんです。

丸洗い出来るやつを買ってますよ。

しょっちゅうファブリーズしてますよ。

当然、毎日カバーを替えてますよ。

それでもダメ、
というか、それでダメになるっていう。

つまり洗い過ぎ。

いま使っているのは去年秋に買ったものだけど・・・

もう、買い替えどきかなぁっていう(´;ω;`)ウッ…


どうにかならんものだべか。。。


※映画『夢見るように眠りたい』…林海象による、サイレント映画の「大」傑作



※映画『救命士』…スコセッシ、円熟期を宣言する傑作。ラストで、主人公のニコラス・ケイジはやっとのことで深い眠りにつくことが出来る。



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明日のコラムは・・・

『外国女優別キャリア10傑(61)レネー・ゼルウィガー』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(364)

2021-02-14 00:10:00 | コラム
るす「でん」→「でん」どういり(殿堂入り)

日本でいうところの殿堂入り、
これは直訳ではなく「頑張った」和訳というか、ハリウッド式に正確にいうと・・・

「Hollywood Walk of Fame」

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム、つまり「ハリウッド名声の歩道」、

あの星々が輝く歩道を指している。


長さは約5km、取材でハリウッドに行った際、少し覗いたことがあるけれど、ビートルズのアビイロード同様、いっつも観光客がキャメラを持ってワイワイしている感じで、さすがハリウッドだなぁ! と。

ねずみさんも居るし、


三船だって居る。


その一覧は膨大な数になるので割愛、ウィキなどで調べてみてね。


設立は意外と新しく、60年。
毎年20人の候補者から一般投票によって選出されるそうで、候補者の大多数が映画関係者ではあるものの、テレビや音楽、舞台関係者も含まれているところがハリウッドらしくてよい。

日本も真似て手形作っている歩道あるけれどね、規模や華やかさでは勝負のしようがないかな。


ただ、一般的に知られているスターは「ほぼほぼ」入っているけれど、
え? なんで?? という抜けもあって、
これはどっちの意味でもね、

なんでこのひとが入ってないの?
なんでこのひとが入っているの?

っていう。

長いこと活動をつづけているひとでも抜け落ちていたり、
逆に、
一過性の人気でしかなかったひとが入っていたり。

運。といい切るのは残酷過ぎるかもしれないけれど、要はタイミングってことなのかな~?


※Hollywood Walk of Fameの『Fame』から想起して、映画『フェーム』より



次回のしりとりは・・・
でんどうい「り」→「り」りーふらんきー。

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明日のコラムは・・・

『何代目か分からない!』
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