Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

どっちも頑張れ―これ、基本の応援スタイル

2018-09-09 00:10:00 | コラム
そりゃ、ヒイキの選手が居るよ。
だから、たとえばRENAやヒョードル、楽天とかサッカー日本代表とか、石川佳純が敗北した際に、「あんまりショック受けてないみたいだね?」などと突っ込まれることがある。

そんなもの、勝ったほうがうれしいに決まっている。
ただそれ以前に競技そのものが好きだから、試合が面白ければそれでよし! みたいなところがあって。

しょっぱい試合で勝つよりも、熱い試合で負けたほうが感動するっていうかね。

いっぽうで、勝たなきゃ意味がない「とも」思うことがあるけれども。。。


気持ちとしては、どっちも頑張れと。

どっち応援していいか分からない対決は、観ているほうも苦しいけれども、好試合であれば結果的に、両者とも評価が下がることはないのではないか、、、と。


『RIZIN.13』(9.30、さいたまスーパーアリーナ)のチケットがバカ売れしている。

旗揚げしてから最高の売り上げを記録するであろうことが予想されていて、え、大晦日以上に? と思うが、それはそうか、神童・那須川天心と天才・堀口恭司がキックボクシングで対決するのだもの、
みんなたとえているが、魔裟斗とKID(先日、ガン闘病中であることを告白。負けんな!)の対決を想起させるようなワクワク感があるものねぇ。




自分はMMA専門家(の、つもり)なので心情的には堀口派、
しかし格闘技の未来を思えば、天心くんにスカ勝ちしてほしい気持ちもある。

これですよこれ、どっち応援していいか分からない、ひじょーに困る、でも観たくてたまらない対決というものは。


未だ冬の時代がつづく格闘技の世界、
我々に「10年前は、えがったなぁ…」なんていう懐古趣味に浸らせないためにも、このカードで火がつくことを祈りたい。


そう、どっちも頑張れ。



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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(261)』
コメント (1)
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