Cape Fear、in JAPAN

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日本女優別10傑(104)山田杏奈

2024-03-23 00:10:00 | コラム
~山田杏奈のキャリア10傑~

杏奈ちゃん23歳、絶賛売り出し中の若手―とはいえ俳優歴は10年以上、元ちゃおガールなどキャリアが多彩だったりします。


とか書いておいて、「ちゃおガール」を知らないんですけどね(^^;)(^^;)


(1)『ミスミソウ』(2018)

この映画で杏奈ちゃんを知ったひとも多いことでしょう、自分もそう。

日本版『キャリー』(76)のような映画だが、描写的には本家より残酷かも。
容赦のない演出により、こころがえぐられる思い。

監督にも恵まれたと思う、素晴らしいですよこれは。



(2)『ひらいて』(2021)

三角関係を描いた青春モノだが、そこは原作が綿矢りさなので繊細な語り口は現代的かつ鋭い。
映画版は、そのあたりを器用に掬いあげている。

自分が、杏奈ちゃんの俳優としての可能性を感じたのも本作から。



(3)『ゴールデンカムイ』(2024)

最新出演作。
ヒロインのアシリパを好演、映画そのものも会心の出来だった。



(4)『彼女が好きなものは』(2021)

いわゆるメディアミックス的な作品であり・・・

原作小説は『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』、
そのドラマ版は『腐女子、うっかりゲイに告る。』(2019、NHK)、
そして映画化という流れ。

それぞれタイトルを変更したのはセンスあると思いますね。


(5)『山女』(2023)

18世紀の東北を舞台とした、誠実な、じつに誠実な社会派映画。



(6)『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020)

岡崎京子の漫画を映画化、
岡崎ファンとしてみれば、うーむ、ちがう監督ので観たかったなぁ!!


(7)『五億円のじんせい』(2019)

5億もの募金で手術に成功した青年が、その5億を返すため旅に出る―面白い設定なので、話の転がしかたによっては傑作になったかもしれない。。。


(8)『名も無き世界のエンドロール』(2021)

男ふたり、女ひとり。
こういうのをセカイ系の物語というのかな。
ちがうか、
なんとなく『コインロッカーベイビーズ』を想起した。



(9)『あゝ、荒野 前篇』(2017)

寺山修司の原作をもとにする大作、
数多くの俳優が顔を出しているし、そもそも杏奈ちゃんはチョイ役だが、やっぱり少しタダモノではない感はある^^


(10)『屍人荘の殺人』(2019)

人気小説(本格ミステリ大賞受賞)を神木隆之介・浜辺美波の主演で映画化、杏奈ちゃんはサークルのメンバー役。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『好きなのに嫌いになってしまう症候群』

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