Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(200)鶴田真由

2020-08-10 00:10:00 | コラム
70年4月25日生まれ・50歳。
鎌倉出身。

所属事務所による、近況報告

「和」美人。
よくとおる、特徴的な声。

鶴田真由(つるた・まゆ)さん、もう少し年上だと思っていたら、意外に自分とちかいのですね。

映画にテレビドラマにと活躍をつづけていますが、テレビドラマの印象のほうが「やや」強いですよね。
年齢的にママの役も多くなるのでしょうけれど、先日取り上げた筒井真理子の例もありますし、堂々の主演作が出来てもよいと思います。



<経歴>

成城大学文芸学部卒業。
旦那さんは、現代美術家の中山ダイスケ。

88年にテレビドラマで俳優デビューを飾る。

※素敵なグラビアだな~



映画俳優デビュー作は、91年の『就職戦線異状なし』。


織田裕二、仙道敦子、的場浩司、和久井映見、そしてなななななんと坂上忍共演の青春グラフィティ。
主題歌は、槇原敬之の『どんなときも。』。

21世紀でいうところの『何者』(2016)だと思うのですが、職人・金子修介の演出なので、映画として面白いのは「いまでも」前者のほうではないでしょうか。


『病は気から 病院へ行こう2』(92)、『卒業旅行 ニホンから来ました』(93)、『きけ、わだつみの声 Last Friends』(95)、『梟の城』(98)、
長嶋一茂が主演、その時点で前評判は悪かった笑、しかし試合場面の迫真性など褒めるべきところは意外と多かった『ミスター・ルーキー』(2002)、
『半落ち』(2004)、『CASSHERN』(2004)、『カーテンコール』(2005)、『恋する彼女、西へ。』(2008)、『GOEMON』(2009)、『沈まぬ太陽』(2009)、『ねこタクシー』(2010)などに出演、
旦那さんとともに米国で暮らしていた期間以外は、キャリアが途絶えることはありません。

『カルテット!』(2011)、『ほとりの朔子』(2013)、『64 ―ロクヨン―』(2016)、『ゆらり』(2017)、『海を駆ける』(2017)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017)、そして最新作は『こはく』(2019)。


ハリウッドでも「女優は、ある年齢を過ぎると役柄が固まってしまう」問題が生じているといわれています。
映画の発展において、これは足枷にしかなっていないと思うのですよね。

ですから、40~60代の現役バリバリの女優さんたちが目立つ映画がワンサカ創られることを願っています。

…………………………………………

明日のコラムは・・・


『にっぽん女優列伝(201)手塚理美』
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