Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

2時間ドラマ、なくなるってね

2019-03-13 00:10:00 | コラム
なくなるのかな、それとも、もうなくなったのかな、ネット記事で、そんなような見出しを目にした。

という自分は『火サス』などを熱心に観てきたタイプでもないので「隔世の感」みたいなものは抱かないのだが、
「ネット配信の映画」という新しい形式が登場する時代だもの、
テレビドラマも「そのまんま」というわけにはいかないのか、いろいろたいへんだなぁ・・・とは思う。

各局はこれからどんな番組を放送していくのだろう、情報系やバラエティがメインになるのかな、それとも1時間のドラマを増やしていくのかな。

これと似た現象が、20年くらい前に起こった。
各局が放送していた「○○映画劇場」は、レンタルビデオ文化の浸透により視聴率が低迷、そのほとんどが姿を消した。

これにより、映画批評家の存在が一般のひとに認知され難くなった・・・と自分は思っているのだが、
それはともかくとして、
おや? と思うのが、生き残っている「金曜ロードショー」(日本テレビ=何度も生まれ変わっての、いまの姿『ロードSHOW!』だけど)の視聴率。

悪くない、、、というか、かなりよい成績なんだよね。

毎回とまではいかないみたいだが、先日放送された『カメラは止めるな!』(2018)はもちろん、細田守のアニメーション、ジブリ系などは何遍やっても高視聴率というじゃない、

※びっくりするのが、ジブリや『ハリーポッター』シリーズのあいだに、この映画が歴代高視聴率にランクインしていること。
まぁ面白いのだけれども笑




ということは、、、だ。

ちょっと単純に過ぎるかもしれないが、制作費より放映権料のほうが安くつくはずなのだから、新番組よりも映画をばんばん流すべきじゃね?

テレビをつけたら「たまたまやっていたのでなんとなく観ていただけなのに、いつの間にか引きこまれた」みたいなことが、かつてあったわけですよ。

そんな映画との出会いも、悪くないと思わん?


ただこれは映画ファンだからそう思えるのであって、テレビマンたちは「映画の力を借りずに俺たちだけの力で人気番組を作ってやる!!」とか闘志を燃やすのでしょうなぁ。。。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(43)リチャード・ドナー』
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シネマしりとり「薀蓄篇」(... | トップ | 映画監督別10傑(43)リ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まだ死滅してはいない (夢見)
2019-03-13 20:50:13
二時間ドラマ

俳優さんと筋次第で観ています

BSは結構古い映画も流してくれてーそこそこ観ています
映画公開時の自分の年齢なども計算しながら^^;
返信する

コメントを投稿

コラム」カテゴリの最新記事