「湯呑みです、取っ手はありません」
「取っ手はありますよ」
「飲み物は入りませんよ」
「取っ手もあるし飲み物も入りますよ」
いったい何を言っているんでしょうか?
答えは「マグカップ」です。
一つのマグカップを
上下左右から見てもらっての意見交換です。
議論をするとき
会話が噛み合わないことがよくあります。
第三者の立場で聞いていると
「あなたたち同じことを言っているよ」
って言いたくなることがありますよね。
持論を持つことは大切なんだけどね。
「いろんな立場に立って考えることも必要」
そう言われて気付くことは多いです。
先が読める人は
視点が多い人とも言えると思うんです。
将棋や碁を打つ人のように。
こう言えば相手がこう答える
相手がこう答えれば自分がこう言う
そして・・・
と言うようにね。
それは
未来を予測することにも似ているんです。
自分の人生も
社会の未来も
このまま続けるとどうなるのかってね。
だから
解決方法もなんとなくわかってくるんですね。