お金のない世界「知恵の輪」 I realize world peace

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心と対話「意識改革は必要ですか?」(2)

2010年06月01日 21時14分42秒 | Weblog
「本当に正しいことを実践していれば苦しまないのに」
「自分は正しいと思ってても人によって正しくないよね」
「ところで所有権の存在に疑問を感じたことはないのか?」
「所有の喜びと言うものは無いよりあったほうがいいと思う」

「では聞くけど、
頑張って手に入れたものをいつまでも大切に使っているか?」
「そう言われると・・・そうでもないかも?」
「何でもそうだけど、
手に入れるまでは頑張るけど手に入れたあとはどんな気持ちだ?
苦労して家を買って、壊れてもお金がかかるからって修理もしない。
庭の草なんか面倒臭いからといって伸び放題。
挙句の果てにはゴミ屋敷で近所迷惑も居るし・・・」
「それは一部の人でしょう?」

「一事が万事なんだよ。小さいことを言えばきりがないけどね。
『自分の物だから自分の都合のいいように使ってもいいじゃないか』
と思っている人が多いんだよ、それに利用できる人が偏ってしまう」
「それは公平性を保つには良いことじゃないか」
「それが本当の公平性だと思うか?」
「頑張った人は頑張っていない人より多く所有できるんだよ」

「本当の公平性は、すべての人が自由に使えることなんだよ。
どうしても数に限りがある場合は抽選でいいんだ」
「所有権がなかったらいつ誰かに奪われるかわからないよ」
「所有権の代わりに使用権があればいい。使用者が使っている
あいだは誰にも侵害されないことを保証すれば良い。
そして使用者が使わなくなった時、公のものに戻るんだよ」
「それでどんなメリットがあるの?」

「お前は借家に住んでいるんだろ?」
「うん」
「借家の場合、修理は自分でしなくてもいいけど、
大切に使わなければいけないという義務があるんだよ」
「なるほど。借りたものは大切に使わなければいけないんだ」
「そうなんだよ。自分の体も借りたものだと思えば大切に使い
病気や怪我にならないように健康管理にも気を使うんだよ」
「そっか~。医療問題も環境問題も解決できるんだ」
「そして完全循環型社会を作れば益々良くなるんだね」

「ところが、すべてにお金が必要な社会だから不可能なんだよ」
「何で?」
「完全循環型社会では企業は儲からないんだよ」
「何で?」
「コストがかかるし、資本主義社会にふさわしくないんだよ」
「何で?」
「大量生産大量消費で売り上げを上げることをしないから(笑)」
「どうすればいいんだろう?」

「一番の難関は『所有権を放棄すること』だね」
「どうすればみんなが放棄できると思う?
それに、頑張ることが無くなって無気力になるんじゃないの?」
「それはね・・・・
コメント
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