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季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「ノースポール」

2022-12-21 04:40:56 | 暮らし
一日一名言(98)

人の嘲(あざけ)りをも恥ずべからず。万事に代へずしては、

一つの大事成るべからず

冒頭は、大志を抱きながら、いつの間にかサボり癪を覚えたり、目先にとらわ

れたりして、「なすことなくして身は老ぬ」ことを戒めた一節にある。

吉田兼好は「一時の懈怠(けだい=怠惰)、すなはち一生の懈怠となる」

とも記している。

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 12月に咲いている花「ノースポール」

花の特徴 花はマーガレットによく似ているが、草丈も花の大きさも小さめである。 花径は2センチから3センチくらいである。 舌状花は白く、筒状花は黄色い。

葉の特徴 葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

この花について 属名の Leucanthemum はギリシャ語の「leukos(白)+anthemon(花)」からきており、「白い花」を意味する。 種小名の paludosum は「沼地に生える」という意味である。

その他 学名はレウカンテムム・パルドスム(Leucanthemum paludosum)という。 クリサンテムム・パルドスム(Chrysanthemum paludosum)という学名を使う場合もある。 クリサンテムム(Chrysanthemum)はキク科キク属を示す学名で、キク属を広義にとらえる立場である。 ノースポールというのは「北極」のことである。 花つきがよく、株全体をおおうほどに白く咲く姿から名づけられたものである。 属名の Leucanthemum はギリシャ語の「leukos(白)+anthemo 

(花図鑑より)
      


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季節の花「ネリネ(ダイヤモンドリリー)」

2022-12-20 04:43:51 | 暮らし
一日一名言(97)

われ浄土宗を立つる意趣(理由)は凡夫の往生を示さんが

ためなり

ではどうすれば往生(極楽にゆくこと)できるのか。激動の世を生きた

法然の答えは革命的だった。ただ「念仏(南無阿弥陀仏と唱えること)

せよ」だという。

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12月に咲いている花「ネリネ(ダイヤモンドリリー)」

花の特徴 1本の茎に10輪くらいの花がつく。 花びら(花被片)には艶があり、花径は5、6センチくらいである。 花の色は白、ピンク、赤、朱色などがある。 花もちがよく、切り花などによく使われる。

葉の特徴 葉は線形で、翌年の初夏まで残る。

この花について 英名をダイヤモンドリリー(diamond lily)という。 属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。

その他 彼岸花(ヒガンバナ)に似ているが花茎が中空ではなく、花もやや小さい。 また、花が咲くときに葉も出ている。 

(花図鑑より)
       

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季節の花「デージー [雛菊]」

2022-12-19 04:44:59 | 暮らし
一日一名言(96)

正直は常に最上の知恵であるーーということわざは

私事のみならず、公事にもあてはまる、と私は真に思う

独立戦争の時、総司令官ワシントンは、不屈の魂で劣勢を覆した。大統領と

して国難に直面したとき、彼が選んだ「知恵」はいずれの国内党派、欧州の

どの国にも組しない不偏不党だった。

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12月に咲いている花「デージー [雛菊]」

花の特徴 花茎の先に頭状花が1つだけつく。 野生種は一重の白花だったが、園芸品種には重弁のものが多く花色も多彩である。花の真ん中には黄色い筒状花が集まる。 その周りを舌状花が取り囲む。日を受けると花開き、曇りの日や夜は閉じる。舌状花は雌性である。筒状花は4つから5つに裂け、色は黄色い。

葉の特徴 葉はへら形で、根際から生える。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

この花について 属名の Bellis はラテン語の「bellus(美しい)」からきている。 種小名の perennis は「多年生の」という意味である。

その他 日本へは明治時代の初期に渡来。 園芸的には一年草扱いをされている。 和名は、雛菊(ヒナギク)という。 延命菊(エンメイギク)、長命菊(チョウメイギク)などの別名もある。 イタリアでは国花となっている。 俳句の季語は春である 

(花図鑑より)
       


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季節の花「 ツワブキ [石蕗]」

2022-12-18 04:28:03 | 暮らし
一日一名言(95)

学ぶんだ、学ぶんだ、見聞きするものについて、何も言うな。

ともかく口を閉ざして、仕事をしろ、そして学ぶんだ

カラヤンは戦後のクラッシック界に君臨し、日本人が最も愛したマチストロ

(名指揮者)生前、壮麗な自伝執筆を考えていたが、叶わなかった。

冒頭は”代筆”となる『カラヤン自伝を語る』からの引用である。

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12月に咲いている花「 ツワブキ [石蕗]」

花の特徴 花茎を立てて10輪くらいの黄色の花(頭花)をつける。 花径は4センチから5センチあり、筒状花も舌状花も黄色い。

葉の特徴 根際から生える葉は円心形で、分厚くて艶がある。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

この花について 属名の Farfugium はラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)」からきている。 種小名の japonicum は「日本の」という意味である。

その他 「蕗」という文字を用いるがフキの仲間ではない。 「蕗」の名がつくのは葉の形がフキに似ているところから来ている。 「艶蕗(つやふき)」ないし「艶葉蕗(つやばぶき)」が転訛して「つわぶき」になったと言われている。 葉は塩ゆでなどにして食することができる。 また、九州名産のキャラブキは本種を原料としている。 昔は薬草としても用いられていた。 葉を火にあぶって湿布薬にしたという。 なお、津和野という土地があるが、この地名は「つわぶきの野」という意味をもつ。俳句では「石蕗(つわ)の花」が冬の季語である。 

(花図鑑より)
       


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季節の花「 ストック」」

2022-12-17 05:09:32 | 暮らし
一日一名言(94)

自然と人生を楽しみ、愛するという点で、日本人の魂は

古代ギリシャ人の精神と不思議に似ているところがある

その朝、私が最高に嬉しく思った印象は、日本人が私を見つめるまなざしが

驚くほどやさしかったことだろう。英国人作家、ラフカディオ・ハーン

(のちに帰化、小泉八雲)はウェッセー『極東初日」にそう記しいる。

四十歳の初来日であった。

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12月に咲いている花「ストック」

花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。 八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが好まれている。 花には強い香りがある。

葉の特徴 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。

実の特徴 花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのものには生殖能力はない。 ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べることもできる。

この花について 和名は紫羅欄花(アラセイトウ)という。 妙な名前だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることから転訛したという。 種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花とされている。 ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べることもできる。 属名の Matthiola はイタリアの植物学者「マッティオリさん(P. A. Mattioli)」の名にちなむ。 種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という意味である。

(花図鑑より)   
 
       

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