季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「朝顔」

2012-08-16 05:52:14 | インポート

一日一言

業(ごう)に沈む

悪行のため苦しみを受けて浮かばれない

という意味から、昔の因果の報いで落ちぶ

れていることを表す場合に用いる。

★バブル時代のつけをこの不況の世で、

業に沈む結果を受けている。

類語:道楽の果ての物貰い


7月より咲いている花「朝顔」

開花時期は、  7/  1頃~10/10頃。     
・中国原産、平安時代に日本に渡来した。         
・日没してから約10時間後に開花する(朝4時頃)。
  朝のうちが、花に勢いがある。                 
・夏から秋まで長い間咲き続ける。               
・さまざまな色で楽しませてくれる。             


・夏は全国各地で「朝顔市」が開かれるが、       
  東京では、台東区入谷(いりや)(上野の近く)の
  鬼子母神(きしもじん、きしぼじん)の         
  「朝顔市」が有名。                           
  毎年、「七夕」の前後の7月6、7、8日に開催。
  その時期にはふつうの朝顔はまだ咲いていないこと
  が多いが、開花調整して早めに咲かせたものを   
  朝顔市に並べているそうだ。                   
    (参考→) ほおずき市           
・園芸店などで売られている鉢植えは、           
  「行灯(あんどん)づくり」がほとんど。       
    (竹やプラスチック製の輪がついた支柱に     
      つるをからませて花を咲かせる方法)       
・「朝顔 = 朝の美女」の意味らしい。           


・古代の中国では朝顔は高価な薬で               
  牛と取引されたほどのものだったので           
  漢名の「牽牛(けんぎゅう)」はそれにちなむ。 
  (牽牛子(けんごし)と呼ばれていた)         
  今でも漢方では種子を下剤や利尿剤に使う。     
・「西洋朝顔」の花はふつうの朝顔によく似ている。
  葉っぱには毛がなく葉の形も異なる。           
  「ヘブンリーブルー」などの品種が有名。       

・8月4日の誕生花(朝顔)                     
・花言葉は「愛情、平静」(朝顔)               


・「朝顔や  客が好みの  立ち話」  水原秋桜子   

  「朝顔に  釣瓶(つるべ)とられて  もらひ水」   
    (または「朝顔や ~」)                    
                        加賀千代(かがのちよ) 

  「暁(あかつき)の  紺朝顔や  星一つ」高浜虚子
 

(季節の花300より)

 

 


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季節の花「鳳仙花(ほうせんか)」

2012-08-15 06:58:41 | インポート

 

 

一日一言

郷に入っては郷に従え

自分の住む所の風俗や習慣に従うことが

世渡りの術であるという意味から、大勢の

人々と行動を共にするときは、その場の空

気に従わなければ円満を欠くということの

たとえに用いる。

★田舎の暮らしは都会に比べて何かと人の

口が煩いが、郷に入っては郷に従えというよ

うに振る舞う必要がある。

類語:①郷に居ては郷に従え  ②竟(きょう)に入っては禁を問え

   :③里に入りては里に従え ④所の法に矢は立たず

   :⑤ローマではローマのごとく生きよ


7月から咲いている花「鳳仙花(ほうせんか)」

開花時期は、  7/  1頃~  9/20頃。 
  夏から初秋にかけて咲く。                 
・インド近辺原産。日本には17世紀頃に渡来。 
・花を鳳凰(ほうおう)に見立てた中国名。   
・以前、島倉千代子の唄にありました。       
・実は熟してくると、はじき出される。       

・別名  「爪紅(つまべに)」               
    昔、鳳仙花の花で爪を染めたことから。   
(季節の花300より)



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季節の花「禊萩 (みそはぎ)」

2012-08-14 05:11:29 | インポート

一日一言

功成り名を遂げる

功績を積み名声を博し、高い地位に就く

という意味から、栄達を極めた様子や、

その人を指して言うのに用いる。

★男子として生まれた科には、功成り名

を遂げたいものだ。


7月から咲いている花「禊萩 (みそはぎ)」

開花時は、  7/  1頃~  8/  末頃。 
・やや湿ったところに咲く。                 
・「みそはぎ」は「みそぎはぎ」を略したもの。
  「みそぎ」は水を注いで悪魔を払うこと。   
  「はぎ」は「」。                       
  旧暦のお盆のときに、ミソハギの枝を水に   
  浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をした。
  長野県などでは、お盆の日に、花に水をつけて
  玄関先でおはらいをして祖霊を迎える。     
・別名  「盆花(ぼんばな)」               
            上記理由から。                 


★江戸時代までの「8月」は、               
  明治以降は「7月」に前倒しになったので   
  (旧暦→新暦)、                         
  江戸時代までの”旧暦のお盆(8月中旬)”は
  今だと「7月中旬」に該当する。           
  ただ、実際には「7月中旬」と「8月中旬」の
  お盆があり、また、                       
  お盆といえばふつう「8月中旬」のことを指す
      = 8月13日~16日。              
             8月13日は「祖霊を迎える日」
             8月15日は「お盆」          
             8月16日は「祖霊を送る日」   
(季節の花300より)


 


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季節の花「南京黄櫨 (なんきんはぜ)」

2012-08-13 07:33:25 | インポート

一日一言

狡兎三窟(こうとさんくつ)

ずる賢い兎は隠れる穴を三つ持っlていて、

危険だ迫ると安全な穴に逃げj込んで危険

を避けるという意味から、用心深くて難を逃

れることが上手であることのたとえに用いる。

又、身を守るための安全な場所を指して言う

場合にも用いる。

★最近の政治家は、まさに狡兎三窟のような

身の処し方をしている。

類語:身を蔵する三窟

歳時記

お盆

本来お盆は7月15日を中心として行われる先祖供養の

仏教行事ですが、ここ最近では月遅れの8月15日に行

われるところも増えているようです。

お盆は、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したもので、

語源は梵語の「ウランバナ」で、地獄の責め苦から救うと

いう意味があります。

餓鬼道に堕ちて苦しんでいる弟子の母を、お釈迦様供養

して救うことができたという故事が始まりとされています。

盆迎えの朝は盆棚を作り、季節の野菜や果物、水、白玉

団子、そうめんなどを供え、ご先祖の乗り物になる、きゅう

りやナスに割り箸で足をつけて牛や馬の形にした物を並べ

ます。


7月に咲いていた花「南京黄櫨 (なんきんはぜ)」

開花時期は、  7/  1頃~  7/  末頃。 
・中国、東南アジア原産。                   
・花は夏。葉の色と同じようなので目立たない。
・実は緑から白っぽくなり、目立たないが、   
  秋の紅葉はとてもきれい。                 
・昔は、実の皮から”ろうそく”用の         
  「ろう」を採った。                       
(季節の花300より)


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季節の花「半夏生」(はんげしょう)」

2012-08-12 05:38:14 | インポート

一日一言

荒唐無稽(こうとうむけい)

言う事に取り留がなく、考える事にも

根拠がなくでたらめである場合を指し

て言うのに用いる。

★あの評論家の推論はどうも荒唐無稽

な話で聞くに値しない。

類語:荒唐の言


7月に咲いていた花「半夏生」(はんげしょう)」

開花時期は、  7/  1頃~  7/20頃。 
・上の方の葉っぱが、ペンキをべったり       
  塗ったように白くなるのがおもしろい。     
・「半化粧」「半夏生」、両方の名前で       
  呼ばれるようだ。                         
  別名「片白草」(かたしろぐさ)。         

<名前の由来>                             
    「半夏生」(はんげしょう)             
          夏至から数えて(初日算入)、     
          11日目頃の日を「半夏生」と呼ぶが、
        (7月2日のことが多い。年によっては
          7月1日のこともある)           
          その頃に、花が咲くことから。     
    「半化粧」(はんげしょう)、          
    「片白草」(かたしろぐさ)             
          葉の半分ほどが白くなることから。 


・花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために
  虫を誘う必要からこのように進化したのでは 
  ないか、といわれている(白くて目立つ)。 
・花は葉と同じく白で、紐状。               
・花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、   
  白い葉の白い部分は色落ちして、ふつうの緑色
  っぽくなる。                             

・山の水辺に群生することが多いが、         
  都会でもときどき植えられてるのを見かける。

(季節の花300より)

 


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