一日一言
一日の長
一日早く生まれている。少し年上であると言う
意味から、学識経験や教養・技能等が相手より
少し優れていることのたとえに用いる。
★やはりあの先輩は私より一日の長が感じられる。
4月に咲いていた花「しゅろ」
開花時期は、 4/25頃~ 5/10頃。
・高さは5m以上になる。
・木の上部から黄色の肉質の花を突き出してくる。
(ちょっと不気味)。
・ほうき形の葉。
・幹は固い繊維に囲まれる。この繊維はひもとして
使われることがある。
(季節の花300より)
一日一言
一事が万事
物事の一部分を見ることによって他の
すべてを推量出来る場合を言うのに用
いる。
★彼の成すことやること一事が万事雑な
結果が目に見える。
類語:一事を以て万端を知る。
4月に咲いていた花「牡丹」
開花時期は、 4/25頃~ 5/ 5頃。
・中国原産。日本へは奈良時代に渡来してきた
らしい(弘法大師が持ち帰ったとの説も)。
中国の国花。新年を祝う花として、
中国の上流階級ではとりわけ珍重された。
中国では、花海棠(はなかいどう)とともに
最も愛好される。
・中国名の「牡丹」を音読みして「ぼたん」に。
・花王(かおう)、白王獅子(はくおうじし)、
大極殿(だいごくでん)、烏羽玉(ぬばたま)
などいろいろな種類がある。
・大輪の花が見事。
・あんこのおもちに「ぼたもち」と「おはぎ」が
ありますが、じつは同じものです。
→ 「萩(はぎ)」へ
・「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美人の姿を形容することば。
・「獅子に牡丹」獅子に牡丹の花を配した豪華な図柄
→ とりあわせの良いもののたとえ。
他に「梅に鶯(うぐいす)」「紅葉に鹿」
また、”獅子”=”イノシシ”とみなし、
”イノシシ鍋”を”牡丹鍋”と呼ぶこともある。
・服にある「ボタン」は英語で button です♪
漢字で「釦」とも書きます。
・別名 「名取草」(なとりぐさ)、
「二十日草」(はつかぐさ)、
「深見草」(ふかみぐさ)。
・2月27日、3月20日の誕生花(牡丹)
・花言葉は「王者の風格、風格あるふるまい」
・島根県の県花(牡丹)
・「牡丹散って うちかさなりぬ 二三片」
与謝蕪村(よさぶそん)
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
花の占めたる 位置のたしかさ」
木下利玄(きのしたりげん)
「一輪の 牡丹かがやく 病間かな」
正岡子規(まさおかしき)
(季節の花300より)
一日一言
一字一点
長い文章の中のわずか一字、または
句読の一点と言う意味で、極めて少
ないと言うたとえに用いる。
★あの作者の文章は一字一点の無駄がない。
4月より咲いている花「突抜忍冬 (つきぬきにんどう)」
開花時期は、 4/20頃~ 8/25頃。
・北アメリカ地方原産。明治時代に渡来。
・「突貫忍冬」とも書く。つる性。
・赤いラッパのような花を円心状に咲かせる。
・花に一番近い葉は、2枚がひっついて1枚になり、
その真ん中を突き抜けるように茎が伸びて花をつける。
なんともいえないおもしろい形です。
(季節の花300より)
一日一言
一座を成す
演劇の一つのグループを作ること、あるいは、
一つの興行を成功させることを言う場合に用
いる。主として能の興行について言われたが、
後に歌舞伎を初め諸演劇、または俳諧・連歌
にも用いるようになった。
★かの唐十郎は天井桟敷という一座をなした。
類語:一座建立
4月より咲いている花「都忘れ」
開花時期は、 4/20頃~ 6/ 5頃。
・日本原産。
・菊に似た、紫色の可憐な花。
ピンク色の品種もある。
・昔、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝は、
草でぼうぼうになった佐渡の庭に一茎の野菊が紫色に
咲いているのを見つけ、
「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが、
私はすべてをあきらめている。
花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。
都のことが忘れられるかもしれない。
お前の名を今日から都忘れと呼ぶことにしよう」
と、傷心のなぐさめにしたという説話がある。
花の名はここからきたようだ。
また、京を去るときにこの花を目にとめ、
「都を忘れることにしよう」といったことから
この名前になった、との説もある(どっちだろう?)
・別名 「野春菊」(のしゅんぎく)、
「東菊」(あずまぎく)。
・3月11日、4月21日の誕生花(都忘れ)
・花言葉は「穏やかさ、しばしの憩い」(都忘れ)
(季節の花300より)