一日一言(153)
起こってほしい奇跡を
毎日書き出してみなさい。
それは本当に
やってくることになります。
ガートルー・ドスタイン(詩人)・
歳時記
節分
2月3日。立春の前の日
本来、節分というのは季節の変わり目にあたる立春・立夏・立秋・立冬の前の
日のことを指します。
旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていましたので、節分
といえば、一般的に立春の前の日を示すようになりました。立春を新年とする
と、節分は大晦日にあたります。そのため、現在でも節分のことを「年越し」
という地方もあります。
※旧暦の元日は立春の頃で、立春の日とは限りません。
節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と寺社が邪気を祓うため
に節分に行っていた豆打ちの儀式が合わさったものといわれています。
※豆まきの時「鬼は外。福は内」と唱えますが、浅草寺では、観音様の前に鬼
はいないということから「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざいふくはう
ち)」といいます。他にも「鬼は外」と唱えない寺・神社・地域があります。
=========================
1月から咲く花「菜の花」
開花時期は、 2/ 1 ~ 5/ 5頃。 ・一面黄色に群生しているさまが すばらしい。 ・「菜の花(なのはな)色」■ → 色 いろいろ へ ・”野菜(菜っ葉)の花” という意味から 「菜の花」になった。 おひたしや和え物(あえもの) として食べられる。 ・「菜の花」は、 春によく見かける 黄色い花の総称として 使われるが、 ふつう見かけるのは 「西洋油菜 (せいようあぶらな)」 なので 「西洋油菜」のことを 「菜の花」と呼ぶことが多い。 ・蜜(みつ)を作る原料として、 養蜂業者の人たちは 九州などの暖地から 花期に従ってしだいに北上して その花蜜を集めるらしい。 ・3月の「桃の節句」では、 桃の花とともに 一緒に飾られることがある。 ・菜の花の別名。 「花菜」(はなな) 「菜花」(なばな) 「菜種」(なたね) 菜の花が咲く頃に 降り続く雨を ”菜種梅雨(なたねづゆ)” という。 ・昔は、種子から 菜種油(なたねあぶら)をとる、 「油菜(あぶらな)」のことを 菜の花と呼んだ。 「油菜(あぶらな)」 40%が油分。 昔は灯火、食用油、 潤滑油などに使われ、 搾りかすは肥料に使われた。 今は、ほとんど見かけない。 ・3月7日の 誕生花(菜の花) ・花言葉は 「豊かさ、財産」(菜の花) ・千葉県の県花(菜の花) ・「菜の花や 月は東に 日は西に」 与謝蕪村(よさぶそん)
(花図鑑より)