季節の花と言葉の花束

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季節の花「孔雀草 (くじゃくそう)」

2017-09-20 04:14:44 | 暮らし
名言名句(9)

「鶏頭の十四五本もありぬべし」

鶏頭がひと固まりになって咲いている。十四、五本もあろうか、

ほかの花のような派手さはないが、内に秘めたような深紅の花は

つつましやかで好感が持てる・・・・といったような解釈になり

ましょうか。

子規は、明治35年(1902)の9月19日に、亡くなりました。

自分の死の季節に、後世に残る俳句を残していたのは、俳句の

革新に偉大な功績のあった子規の手腕ともいえましょう。

鶏頭が固まりんになって咲いている、と言った何の変哲もなさそうな

句ですが、この句の裏面に潜んでいる平淡の幸せを祈る写生の眼は、

やはえい子規ならではの確かな眼光を感じるのです。

季節を端的に表す俳句として、これほどぴったりの一句もなかなか

見当たりません。

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8月から咲いている花「孔雀草 (くじゃくそう)」

開花時期は、 8/15 ~ 11/ 5頃。
・北アメリカ原産。
・ピンクと白がある。白い花は
 「白孔雀(しろくじゃく)」
 と呼ぶ。
・長い茎がたくさん枝分かれして
 多数の花を咲かせるところから、
 孔雀の尾っぽの羽根に見立てた。

・別名 「孔雀アスター」

・9月5日、11月23日の
 誕生花(孔雀草)
・花言葉は
「いつも愉快、ひとめぼれ」
    (孔雀草)


(季節の花300より)