忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)
「人間関係の中で④」
淋しいだけでは、人間、生きて行けない。だから仲良しを作るのだ。
ところでまず仲良くならないといけない相手は、「他人」でなく、
「自分」である。誰しも好きな人と一緒にいる時は楽しいものだ。
だから、好きな自分と四六時中一緒にいる人は、自然と笑顔も多くなる。
不思議なことに言葉から棘がなくなり、相手の言葉をふんわりと受け
止めることが出来るようになるものだ。自分には帰るところがあると
言う安心感が、そうさせるのだろう。
================================
11月から咲いている花「柊(ひいらぎ)」
開花時期は、11/ 1 ~ 12/20頃。
金木犀や柊木犀の花のあと、
11月になってから咲く。
・葉は固くてギザギザ
(さわると痛い)。
さわると「ひいらぐ
(疼く。ひりひり痛む)」
ことから、
「ひいらぎぎ(疼木)」となり、
次第に「ひいらぎ」になった。
老木になると
この刺がなくなり葉も丸くなる。
(板橋区の神社で
実際に見たことがある)
角(かど)がとれる、
ということでしょうか。
(それを
人生になぞらえる向きもある)
・葉には光沢あり。ぴかぴか。
・よい香りの白い花
(目立たないけど)。
花弁は強く反り返る。
★古くからその鋭いトゲによって
邪気を払う木とされ、
庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて
退散したという伝説
(「鬼の目突(おにのめつき)」)
から、
2月の節分(せつぶん)には、
・柊の枝葉を戸口に立てて、
その葉っぱの
とんがりで鬼を追い払う。
・イワシの頭を
柊の枝の先端に刺して
その匂いで鬼を退散させる。
・豆がらをたくさん巻き付けて、
ガラガラ音を鳴らして
鬼を退散させる。
という厄除けの習慣が
現在も残っている。
また、ネズミが通り抜けるような
ところへ
柊の枝葉を立てておくと、
ネズミもトゲを恐れて
通らなくなる、という
”効き目”もあったらしい。
また、中国では
鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
あるが、
ヒイラギも葉をくべると
葉が膨張してはぜるので、
その音で鬼は逃げていく、
という話もある。
・12月24日の誕生花(柊)
・花言葉は「先見の明」(柊)
・クリスマスの飾りでよく使うのは
この「柊」ではなく、
柊黐(ひいらぎもち)。
(赤い実。
葉っぱのとげの形も違う)
・「柊の
葉の間より 花こぼれ」
高浜虚子
(季節の花300より)
「人間関係の中で④」
淋しいだけでは、人間、生きて行けない。だから仲良しを作るのだ。
ところでまず仲良くならないといけない相手は、「他人」でなく、
「自分」である。誰しも好きな人と一緒にいる時は楽しいものだ。
だから、好きな自分と四六時中一緒にいる人は、自然と笑顔も多くなる。
不思議なことに言葉から棘がなくなり、相手の言葉をふんわりと受け
止めることが出来るようになるものだ。自分には帰るところがあると
言う安心感が、そうさせるのだろう。
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11月から咲いている花「柊(ひいらぎ)」
開花時期は、11/ 1 ~ 12/20頃。
金木犀や柊木犀の花のあと、
11月になってから咲く。
・葉は固くてギザギザ
(さわると痛い)。
さわると「ひいらぐ
(疼く。ひりひり痛む)」
ことから、
「ひいらぎぎ(疼木)」となり、
次第に「ひいらぎ」になった。
老木になると
この刺がなくなり葉も丸くなる。
(板橋区の神社で
実際に見たことがある)
角(かど)がとれる、
ということでしょうか。
(それを
人生になぞらえる向きもある)
・葉には光沢あり。ぴかぴか。
・よい香りの白い花
(目立たないけど)。
花弁は強く反り返る。
★古くからその鋭いトゲによって
邪気を払う木とされ、
庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて
退散したという伝説
(「鬼の目突(おにのめつき)」)
から、
2月の節分(せつぶん)には、
・柊の枝葉を戸口に立てて、
その葉っぱの
とんがりで鬼を追い払う。
・イワシの頭を
柊の枝の先端に刺して
その匂いで鬼を退散させる。
・豆がらをたくさん巻き付けて、
ガラガラ音を鳴らして
鬼を退散させる。
という厄除けの習慣が
現在も残っている。
また、ネズミが通り抜けるような
ところへ
柊の枝葉を立てておくと、
ネズミもトゲを恐れて
通らなくなる、という
”効き目”もあったらしい。
また、中国では
鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
あるが、
ヒイラギも葉をくべると
葉が膨張してはぜるので、
その音で鬼は逃げていく、
という話もある。
・12月24日の誕生花(柊)
・花言葉は「先見の明」(柊)
・クリスマスの飾りでよく使うのは
この「柊」ではなく、
柊黐(ひいらぎもち)。
(赤い実。
葉っぱのとげの形も違う)
・「柊の
葉の間より 花こぼれ」
高浜虚子
(季節の花300より)