『投資信託事情』2013年7月号が届きました。毎月恒例の「1年間継続して資産純増の人気ファンド」を見てみましょう。これは1年以上継続して、資金の流入額から解約額を差し引いて、資金が純増している投信を調べたものです。
2013年5月末時点で「1年間継続して資産純増のファンド」(純資産30億円以上、DC、SMAなどの専用ファンドを除く)は46本(前月比▲1本)。順位は1年間の資金増加額の順です。ここでは、毎月分配型以外の投信をピックアップしてみます。
33位;野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(野村AM)
36位;ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス)
37位;ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス、2年以上)
38位;野村PIMCO・米国HY債券投信・メキシコペソ年2回(野村AM)
40位;結い2101(鎌倉投信、2年以上)
41位;外国株式インデックスe(三井住友トラストAM、2年以上)
42位;SBI資産設計オープン・資産成長型(三井住友トラストAM、2年以上)
43位;eMAXIS先進国リートインデックス(三菱UFJ投信、2年以上)
44位;SMT国内債券インデックス・オープン(三井住友トラストAM)
45位;セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信、2年以上)
46位;コモンズ30ファンド(コモンズ投信、2年以上)
*登場ファンドはさらに減少し、46本に。
*設定来、74カ月(6年以上)連続して資金が純流入してきた「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」(セゾン投信)が3億円の流出超になり、姿を消しました。
*レオス・キャピタルワークスがネット証券などを通じて販売を行う「ひふみプラス」の直近1年の資金増加額(38.6億円)が直販「ひふみ投信」の資産増加額(37.5億円)を上回り、順位が逆転しています。
<追記 2013.06.27>
2013年5月末時点の公募株式投信は4265本あります。そのうち1年以上資金が純流入している投信が46本ということは…約1%しかないわけですね。
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