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ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

セゾン投信555セミナー

2012-05-23 08:46:38 | 投信
ご報告が遅くなりましたが、5/12にセゾン投信・バンガード・インベストメンツ・ジャパン共催『セゾン投信5周年記念「555セミナー」“個人のチカラを活かすとき”』が行われ、後半のトークセッションに出演しました(於;東京日本橋の経済倶楽部)。

第1部はセゾン投信社長・中野晴啓氏とバンガード・インベストメンツ・ジャパン代表取締役加藤隆氏の講演がありました。中野さんは「5年間を振り返るセゾン投信のストーリー」、加藤さんは「バンガードのユニーク経営 ―創業と成長の秘密―」というテーマでお話されました。

第2部はトークセッション。私はこちらにモーニングスター代表取締役COO 朝倉智也氏、フォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)事務局長 永沢裕美子氏とともに出演しました。与えられたお題は、投信の意義、業界の現状、改善すべき点はどんなところか、投資家の投信活用法、セゾン投信についてはどう感じているか、等々などでした。

以前こちらで投信評価会社や機関投資家が運用会社を選定する際に「5つのP」をチェックしているという話を書きました。

1.Philosophy(フィロソフィー);投資哲学
2.Process(プロセス);投資プロセス
3.Portfolio(ポートフォリオ);投資対象の選定と構成比率
4.People(ピープル);人材の資質
5.Performance(パフォーマンス);投資成果

「セゾン投信への要望は?」という質問に対しては、「これまでの5年間は1つ目のP(投資哲学)を中心に訴えてきたけれど、これからの5年は2~4番目のPについても説明してほしい。例えば、アクティブ運用である資産形成の達人ファンドはどうして今の資産配分にしているのか、どのくらいのリスク(価格の変動)に抑えることを目標にしているのか、運用実績はどうなっているのか等々をきちんと説明していってほしい。そして、それが実行できているかどうかを個人(受益者)もチェックすることで、お互いに向上していけるのではないか」といったことを申し上げました。

前半の講演については2部の準備などをしていてメモをとる時間がありませんでした。以下のブログなどでレポートがあがっているので、興味のある方はお読みいただければ、と思います。いずれにしても、5万口座、500億円はまだ通過点。より一層受益者を向いた会社・商品であってほしいと思います。

●梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
『セゾン投信5周年記念「555セミナー」“個人のチカラを活かすとき”』体験レポート
●まっき~の議事録
『555セミナー 個人のチカラを活かすとき』
●rennyの備忘録
『[追記あり]セゾン投信5周年記念「555セミナー」の交流会に参加してきました。』



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