Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

成田で日本そば 「芭蕉庵」

2011-04-09 11:54:16 | 食べ歩き
弟がおいしいおそばを食べに行こう、と言うので久しぶりに家族揃っておでかけ。

車で向かったのは三里塚。
大昔、「三里塚闘争」で有名になったとおり、成田空港まで目と鼻の先の所。

幹線道路からははずれ、さらに大きな通りから一本中に入ったわかりづらい所にその店はあった。

「芭蕉庵」

  
白い家はオーナーのご自宅であろう、その脇の駐車場だったかと思われるスペースにのれんのかかった店の入り口がある。

中はすっきりと清潔感があり、入り口から想像するよりは広い。
カウンター8席、テーブル席1つ、さらに座敷に2卓あって、カウンターの前はガラスで仕切られたそば打ちスペースになっている。
 と言ってもご夫婦2人で切り盛りされるこの店、お昼の調理中ではそば打ちを見ることはできないけれど。

元気の良い奥様に注文をし、そば茶で揚げそばをいただきながら待つことしばし。

まず運ばれてきたのはそばがき。写真を撮る前に家族で半分食べちゃったけど
 真っ白でまるでお餅のように見えるこのそばがき、きめが実に細かくてなめらかな口ざわり。こんなに軽やかなそばがきは今まで食べたことがない。土佐醤油をつけていただくとするする入ってしまう。

 父の大好物、アナゴのてんぷら。
これもふわふわと軽く、野菜は有機だそうだ。

 ぶっかけ海老天そば
この海老天も素材が良くておいしかったらしい。

 自分の注文はせいろとあらびきの2色そば。
せいろはうっすらと緑色、あらびきは皮までひいてあるのでそばらしい香り。
どちらも上品な細さながらこしがあり、かつおだしのよく利いたつゆにあっておいし~。

お腹はだいぶ満たされたけれど、めったに来られそうにない所なのでと欲張ってデザートまで注文。
 そばがきぜんざいは餡子よりそばがきの方が多くてちょっとびっくり。
でもこのふわふわそばがきは塩気の利いたおいしい餡によく合って、お腹いっぱいでも残せない。

成田のこんな辺鄙な所に(失礼!)、と思うほど洗練されたおそばに大満足。

週半ば、このあたりではまだ桜が2分咲き程度で花見のあてははずれたけれど、家族揃っておいしいおそばを食べられる幸せに感謝。


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コメント (2)
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