7月10日
ホテルのわさわさした朝食はもう試してみたので、今朝は台湾らしい物を、と近所の豆漿屋さんへ。
ザーサイや油條の入った鹹豆漿(シェンドウジャン)に卵入りクレープの蛋餅(ダンピン)、肉そぼろのおにぎり飯團(ファントァン)、と台湾の代表的朝ごはんの試食会。
豆漿屋の威勢のいいおにいさんが風船太郎にそっくりなのが自分的にはツボだったけど、同行者にも好評の朝ごはんで幸先の良いスタート。
お腹を満たしたらMRTに乗って動物園駅へ。さらに駅を出て5分ほど離れたロープウェイの駅へ。
動物園駅から標高300メートルの猫空駅まで30分弱の空の旅だが、運賃は普段でも50元(約150円)、それが夏休みだからか二人で50元、小学生以下は無料のキャンペーン中。日曜ということもあってロープウェイ乗り場はおおにぎわい。
それでもさほど待つこともなく効率よく乗車。
眼下の緑がきれいだけれど、残念ながら雨模様の天気で展望はきかない。
到着した猫空駅にも大勢の人。
でもここに特に何があるというわけでもなく、猫がいるわけでもない。
猫空(マオコン)は元々の地名の当て字らしく、猫がいるのはふもと駅の記念品売り場だけ。ここにロープウェイをかぶった猫がいるが、ここで有名なのは3番目のマスコットのお茶のはず。
が駅に降り立ってもお茶畑は目に入らない。
駅から離れて整備された遊歩道に入ってみると他の畑の間にようやく少し茶畑が見えてきた。
ついこの間行ったスリランカのヌワラエリアとは大違い。
それでも遊歩道には家族連れや小グループが大勢来ており、どうやらここは緑の中のハイキングを楽しみ、景色のいいところでのんびりお茶を飲むための場所らしい。
目的地と言った目的地もないので、観光地図にあった茶壷博物館に行ってみると
ここもお土産屋さんのようなもの。
歩き回っているうちにお昼になったので、駅に戻って見晴らしの良さそうな茶芸館に入る。
と天気が回復して台北の市街が見えてきた。台北101がさすがに目立って、高いアクセントが1つあるのは悪くない。
お茶を飲みながらいただいたマヨネーズがけの竹の子や鶏の煮込み、炒飯や油麺はごく普通の味だったが、ここは料理よりも景色を味わうところのよう。
帰りのロープウェイからの景色も往路とはまったくちがい、これはこれで2度おいしかったかも。
下界に下りた後は微風広場でお買物。
わざわざここに来たのは台北ナビで紹介されていたジャムが買いたかったからなのだが
バラの造花がのったパッケージは見ただけではジャムが入っているとはわからない。
そして中はたったの150gで330元とかなりお高いのだが、これが食べてみるとおいしい!
今回自分が買ったのはデーツとパイナップル、レモン入り。同行者が買った「フォルモサ・フルーツ」もいろいろな果物が入って凝った味。
これは他のフレーバーも試してみたいけれど、微風広場でしか買えないのがネックかも。
一度ホテルに戻って一足早く帰るメンバー1名を見送った後は今日もまた温泉、ということで新北投へ。
北投駅から新北投駅までたった一駅の専用列車内では巨大なモニターで観光ビデオを放送中。
でも既にこの列車に乗っている人にPRは必要なのだろうか。
駅に降り立ってみると話題の加賀屋さんがどーんと目立つ。
ご存知石川県和倉温泉の超有名旅館だが、純和風を売りにしているところを見るとターゲットはリッチな台湾人だろうか。
フロントでパンフレットをもらってみると、平日1泊2食、2名で19、700元というから一人約3万円。
大浴場の日帰り入浴だけでも平日1080元、休日1200元とさすがにお高い。
そこで庶民の我々はここは眺めるだけにして、入ったのは入浴料90元の「滝の湯」。
相変わらずディープな浴室内ではおばちゃんたちが体操をしていたり、パックのためのアロエをすっていたり。
強烈なお湯も相変わらずで、2分もお湯に漬かると汗が滝のように出る。
加賀屋じゃなくていいから、一度北投に連泊してこのお湯で湯治がしてみたいものだ。
ハイキングに温泉でもうだいぶぐったりしたが、まだ食事に行かなければならない。
ということでまたMRTで移動して国父記念館駅で下車。
このエリアにはあまり来たことがなかったのだが、細い路地におしゃれなカフェやイタリアンレストランなどがいっぱいあって若い人たちでにぎわっている。
そんなエリアで入ったのはこちら。
おしゃれとは程遠い、これまた庶民的な感じの店だが、ここは在住日本人に評判のいい店とかでメニューにもちゃんと日本語の説明がある。
この店の名物は
白菜の漬物鍋。酸っぱい漬物と豚ばら肉の鍋と聞いていたのだが、さらに豚、牛、羊の3種類から2種類の肉がつくと聞いてびっくり、肉の量にさらにびっくり。
注文するとあっという間に鍋が出てきて、既に火の通った具をタレにつけて食べるのだが
胡麻ダレに腐乳、にんにく、ニラダレなどの入ったこれが酸っぱい漬物によくあっておいしい。これに香菜を山のように入れればさらにエキゾチックな味。
こんなに大量のお肉、とても食べきれまいと思っているうちになぜか皿は空になって、それを見計らって
キャベツと春雨が来た。
これでだしのよく出たスープを吸わせるとは、なんと良くできた鍋だろうか。
おかげで一緒に注文した葱餅などは食べきれず。
こちらもぱりっとしておいしかったのだけれど。
ものすごく一杯食べた、とお腹をさすりつつ、せっかくこのエリアに来たからにはまだ行きたいところがある、とまたも裏路地をうろうろ。
有名なデザート屋を目指したのだが、持っていた地図が大雑把で見つからない。
たぶんこっちの方と適当に歩いたらそれらしい店があった。
けど、店名がやっぱりちがう。
でも満員の店内でせっかく席を作ってくれたことだし、と4人でかき氷を一杯所望。
ここのかき氷はとても粗い削り方でがりがりの歯ざわりなのだが、これが冷房などない暑い夜にぴったり。豆類も程よい甘さで、なにより壁からぶら下がったペーパーが気に入る。
おいしかったね~、と店のすぐ先の角を曲がると
ありゃ、探していた店はここだったか。
まさか、と思いつつ、「ここが有名店なんだけど、もう一杯食べる?」と同行者に聞くと「食べる!」と言うのでかき氷をもう一杯。
今度はタピオカに芋圓、小豆などを入れて、QQの食感が楽しいけどれもう本当にくるし~。
有名店はさすがのにぎわいだったけれど、正直先の店とそれほどの差があるとは思わなかった。前の店も十二分においしかったし、お店の人も親切だった。
結局台北ではどこでたべてもかき氷はおいしいのじゃないか。
もう動けないのでタクシーで帰還。
今日も目一杯遊んじゃった。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
ホテルのわさわさした朝食はもう試してみたので、今朝は台湾らしい物を、と近所の豆漿屋さんへ。
ザーサイや油條の入った鹹豆漿(シェンドウジャン)に卵入りクレープの蛋餅(ダンピン)、肉そぼろのおにぎり飯團(ファントァン)、と台湾の代表的朝ごはんの試食会。
豆漿屋の威勢のいいおにいさんが風船太郎にそっくりなのが自分的にはツボだったけど、同行者にも好評の朝ごはんで幸先の良いスタート。
お腹を満たしたらMRTに乗って動物園駅へ。さらに駅を出て5分ほど離れたロープウェイの駅へ。
動物園駅から標高300メートルの猫空駅まで30分弱の空の旅だが、運賃は普段でも50元(約150円)、それが夏休みだからか二人で50元、小学生以下は無料のキャンペーン中。日曜ということもあってロープウェイ乗り場はおおにぎわい。
それでもさほど待つこともなく効率よく乗車。
眼下の緑がきれいだけれど、残念ながら雨模様の天気で展望はきかない。
到着した猫空駅にも大勢の人。
でもここに特に何があるというわけでもなく、猫がいるわけでもない。
猫空(マオコン)は元々の地名の当て字らしく、猫がいるのはふもと駅の記念品売り場だけ。ここにロープウェイをかぶった猫がいるが、ここで有名なのは3番目のマスコットのお茶のはず。
が駅に降り立ってもお茶畑は目に入らない。
駅から離れて整備された遊歩道に入ってみると他の畑の間にようやく少し茶畑が見えてきた。
ついこの間行ったスリランカのヌワラエリアとは大違い。
それでも遊歩道には家族連れや小グループが大勢来ており、どうやらここは緑の中のハイキングを楽しみ、景色のいいところでのんびりお茶を飲むための場所らしい。
目的地と言った目的地もないので、観光地図にあった茶壷博物館に行ってみると
ここもお土産屋さんのようなもの。
歩き回っているうちにお昼になったので、駅に戻って見晴らしの良さそうな茶芸館に入る。
と天気が回復して台北の市街が見えてきた。台北101がさすがに目立って、高いアクセントが1つあるのは悪くない。
お茶を飲みながらいただいたマヨネーズがけの竹の子や鶏の煮込み、炒飯や油麺はごく普通の味だったが、ここは料理よりも景色を味わうところのよう。
帰りのロープウェイからの景色も往路とはまったくちがい、これはこれで2度おいしかったかも。
下界に下りた後は微風広場でお買物。
わざわざここに来たのは台北ナビで紹介されていたジャムが買いたかったからなのだが
バラの造花がのったパッケージは見ただけではジャムが入っているとはわからない。
そして中はたったの150gで330元とかなりお高いのだが、これが食べてみるとおいしい!
今回自分が買ったのはデーツとパイナップル、レモン入り。同行者が買った「フォルモサ・フルーツ」もいろいろな果物が入って凝った味。
これは他のフレーバーも試してみたいけれど、微風広場でしか買えないのがネックかも。
一度ホテルに戻って一足早く帰るメンバー1名を見送った後は今日もまた温泉、ということで新北投へ。
北投駅から新北投駅までたった一駅の専用列車内では巨大なモニターで観光ビデオを放送中。
でも既にこの列車に乗っている人にPRは必要なのだろうか。
駅に降り立ってみると話題の加賀屋さんがどーんと目立つ。
ご存知石川県和倉温泉の超有名旅館だが、純和風を売りにしているところを見るとターゲットはリッチな台湾人だろうか。
フロントでパンフレットをもらってみると、平日1泊2食、2名で19、700元というから一人約3万円。
大浴場の日帰り入浴だけでも平日1080元、休日1200元とさすがにお高い。
そこで庶民の我々はここは眺めるだけにして、入ったのは入浴料90元の「滝の湯」。
相変わらずディープな浴室内ではおばちゃんたちが体操をしていたり、パックのためのアロエをすっていたり。
強烈なお湯も相変わらずで、2分もお湯に漬かると汗が滝のように出る。
加賀屋じゃなくていいから、一度北投に連泊してこのお湯で湯治がしてみたいものだ。
ハイキングに温泉でもうだいぶぐったりしたが、まだ食事に行かなければならない。
ということでまたMRTで移動して国父記念館駅で下車。
このエリアにはあまり来たことがなかったのだが、細い路地におしゃれなカフェやイタリアンレストランなどがいっぱいあって若い人たちでにぎわっている。
そんなエリアで入ったのはこちら。
おしゃれとは程遠い、これまた庶民的な感じの店だが、ここは在住日本人に評判のいい店とかでメニューにもちゃんと日本語の説明がある。
この店の名物は
白菜の漬物鍋。酸っぱい漬物と豚ばら肉の鍋と聞いていたのだが、さらに豚、牛、羊の3種類から2種類の肉がつくと聞いてびっくり、肉の量にさらにびっくり。
注文するとあっという間に鍋が出てきて、既に火の通った具をタレにつけて食べるのだが
胡麻ダレに腐乳、にんにく、ニラダレなどの入ったこれが酸っぱい漬物によくあっておいしい。これに香菜を山のように入れればさらにエキゾチックな味。
こんなに大量のお肉、とても食べきれまいと思っているうちになぜか皿は空になって、それを見計らって
キャベツと春雨が来た。
これでだしのよく出たスープを吸わせるとは、なんと良くできた鍋だろうか。
おかげで一緒に注文した葱餅などは食べきれず。
こちらもぱりっとしておいしかったのだけれど。
ものすごく一杯食べた、とお腹をさすりつつ、せっかくこのエリアに来たからにはまだ行きたいところがある、とまたも裏路地をうろうろ。
有名なデザート屋を目指したのだが、持っていた地図が大雑把で見つからない。
たぶんこっちの方と適当に歩いたらそれらしい店があった。
けど、店名がやっぱりちがう。
でも満員の店内でせっかく席を作ってくれたことだし、と4人でかき氷を一杯所望。
ここのかき氷はとても粗い削り方でがりがりの歯ざわりなのだが、これが冷房などない暑い夜にぴったり。豆類も程よい甘さで、なにより壁からぶら下がったペーパーが気に入る。
おいしかったね~、と店のすぐ先の角を曲がると
ありゃ、探していた店はここだったか。
まさか、と思いつつ、「ここが有名店なんだけど、もう一杯食べる?」と同行者に聞くと「食べる!」と言うのでかき氷をもう一杯。
今度はタピオカに芋圓、小豆などを入れて、QQの食感が楽しいけどれもう本当にくるし~。
有名店はさすがのにぎわいだったけれど、正直先の店とそれほどの差があるとは思わなかった。前の店も十二分においしかったし、お店の人も親切だった。
結局台北ではどこでたべてもかき氷はおいしいのじゃないか。
もう動けないのでタクシーで帰還。
今日も目一杯遊んじゃった。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
突然のメールで失礼いたします。
本日は、御ブログを拝見し、もしかしたら現在実施中の弊社の第一回ブログコンテストに
興味を持っていただけるかもしれないと思い、ご連絡させていただきました。
どういうコンテストかと申しますと、
ブログを書いてその記事のURLをお送りいただいた方の中から上位3名さまに、
スマートフォンをはじめとする、モベルの海外携帯(イデオス/Motorola/NOKIA)をプレゼントさせていただくというものです。
コンテストの詳細は弊社のブログでご覧いただけます。
http://www.mobell.co.jp/blog/2011/07/2118/
宜しければ、ぜひ、ブログコンテストに参加していただけませんか?
ご応募お待ちしております。
月額0円海外携帯電話のモベル
西郷
つい最近友だちと「日本のかき氷とちがってタイとかベトナムのかき氷は氷が粗いね」という話をしていたところでした。こういう具で勝負しているかき氷がなつかしいです。
「日本のかき氷はシロップがかかってるだけなのに高い!」と台湾のガイドさんが言っていたのに激しく同意してしまいました。
瀧の屋。温泉に入るという意味で根本的であるので気に入ってます。
日曜だったせいか先客の女の子たちも日本人で、みなさんたいした情報力だと感心しました。
瀧の湯は常連のおばちゃんたちの監視の目がなかなか怖いのですが、それも台湾の温泉ならでは。なによりお湯のパワーには抗えません。