Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

壱岐・対馬の旅 9 浅茅湾クルーズ

2020-11-17 14:33:42 | 国内旅行

10月23日

対馬滞在も最終日、幸いにして昨日とは打って変わった雲一つない晴天。
最後は浅茅湾をクルーズするので晴れてほしかった。

途中お菓子屋さんに寄りながら、宿から30分ほどでクルーズの出発点に到着。
 ここは市営の渡海船も出る所。
 
我々の乗るパール・プリンセス号も待機している。

ところが乗り込むとクルーの若いお兄さんたち二人、「今日は波が荒くて市営船も欠航になった。それでも行くか」と添乗員と相談。
結局当初予定していた和多都美神社に海から参拝するルートはあきらめ、距離が短く風の影響を受けにくい万関橋に行くことになった。

クルーズは我々9名の貸切。ほとんどのお客さんは風の当たらない船室にいたが
 
このお天気で外に出ないのはもったいない、と上甲板へ。
 風は冷たいけれど海も空も真っ青で気持ちいい!

島の中央に深く入り込んだ湾の奥なので揺れも大したことはない。

しばらく行くと筏がいくつも浮いているのが見えてくる。
 丸いのはマグロの養殖。
 ブイがたくさん浮いているのは真珠の養殖。
実は対馬はこの養殖業が盛んで、真珠など宇和島に次ぐ全国2位の生産量なのだとか。
しかし宣伝が下手でブランド化していないので知られていないとはもったいない。

 
やがて小さな白い灯台を過ぎ、運河に入って万関橋の下をくぐる。
掘削された部分は500m、わずか2分で通り過ぎてしまうが、船で通ると橋の上から見たほど狭くはない。

 
島の東側、三浦湾に出たあたりでUターンして来た道を戻る。

 帰路には船室でお菓子と対馬産紅茶をいただき、1時間でクルーズは終了。
海側から和多都美神社を見られなかったのは残念だが、普段は行かないというコースを行けたのはかえってラッキーだったかも。

この後は厳原に戻り、昼食は自由だというので
 
港に近いKiYoというこちらのお店で
 
牛肉のパティにひじきが入り、上にはイカが乗った対馬バーガー。
正直ひじきはわからないし、イカは取ってつけたようだが、牛肉パティと照り焼きソース、それにパンもとてもおいしい。
韓国人旅行者が多い頃はこの店には行列ができていたそうだ。

 食後は徒歩5分の港に出て、13時発の「ヴィーナス 2」に三度目の乗船。
帰路は団体ツアーが何組も乗っていて一番お客さんが多かったが、風が強くてもジェットフォイルの乗り心地は快適で、2時間15分で博多港に無事到着。

ツアーはここで解散。
帰りの飛行機までは時間があったので
 最後は港にある「波葉の湯」で一風呂。
ここは以前にも入ったことがあるが、岩盤浴が充実しているし手ぶらで行けるのでとてもいいのだ。

ということで初めて行った壱岐・対馬、どちらも海産物がおいしくて景色も良く、観光地としてのポテンシャルはとても大きそうだが開発の余地はおおいにありそう。
特に壱岐は博多からわずか1時間で行けるのだから、星野リゾートのようなおしゃれなホテルでもできれば人気が出そう。
壱岐よりも対馬の方が道幅を広げたり観光施設の整備を始めているようだが、こちらは正直観光スポットはあまりないので、歴史なりマリンレジャーなりテーマを絞る必要がありそう。

両島とも人口は3万弱でそれも減少の一途とか。
Go Toで復活したという観光客がこれからも続くことを祈る。


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コメント
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