9月3日
Villa Ammende の朝、優雅なダイニングルームへ。
サイドテーブルにはジュースやパン、ハム、チーズなどが並んでいるが、温かい料理はメニューから注文するようになっているので
フレンチトーストとポーチドエッグをお願いすると、こんなオサレな姿でやってきた。
朝食を終え、チェックアウトをすると、約束の9時ピッタリにお願いしていたガイドが迎えに来てくれた。
今日はこれから国立公園でキノコ狩りの予定。
どんよりした曇り空だが、昨日の雨は上がってくれたので助かった。
出発してすぐ市内にあるガイド氏の家に立ち寄って奥さん手造りのランチをピックアップし、車で1時間。
立派な石造りの教会がある村を過ぎると、その先はもう390平方キロもあるソーマ国立公園の中。
しばらく行くとビジターセンターがあるので
ここで長靴(子供用!)とキノコの本を借りる。
ビジターセンターのすぐ脇から始まるのは全長2キロのビーバートレイル。
しっかり整備された木道を歩いて行くと川が見えてくるが
ここにはビーバーがいてビーバーダムが見える。
ビーバーが齧った跡も見えるが、ビーバーは基本夜行性なので、動いているところを見たければ日がなかなか沈まない初夏に来るのがいいのだそうだ。
なんて話をしながらまわりの木立の中を見ると
苔で覆われてフカフカの地面のあちらこちらに小さなキノコがニョキニョキ。
色も形もとりどりで、いかにも毒キノコ然としたものもあるが
中にはシメジやナメタケみたいなキノコもある。
食べられるかどうかよくわからないと、ガイド氏はスマホで写真を撮ってその場でキノコ愛好家のSNSにアップ。
すると即座にそれは食べられるとか食べられないとかコメントが付いてきて、そのスピードにはびっくり。
キノコ狩り、ベリー狩りはこの周辺諸国では誰もが好むレジャーなのだとか。
借りてきた本を見るとキノコは食べられない、生でも食べられる、茹でれば食べられるの3種に分けられているが、ガイド氏が探しているのは一番おいしいアンズ茸とポルチーニの仲間。
採れる時には1時間で2キロぐらい採れるというアンズ茸にはまだちょっと早かったらしく
ポルチーニの仲間はいくつか見つかったが、大きいものはすでに虫などに齧られているのが残念。
それでもいくつかキノコを採ってビーバートレイルを出ると、車で移動して次はリーサ湿原へ。
ここも木道が全長4.8キロ続いているそうで、初夏には一面水浸しになるらしい。
こちらではキノコはほとんど見つからなかったが、しばらく行くとガイド氏、「あっちにベリーの茂みがあるぞ」と言うことで木道を降りて木立の中へ。
日本ではこういう所では木道から降りられないと言うと、「人が多ければそうだろうけど、この国じゃそんなに来ないからね。」
と言うことでピートが数メートルも堆積していると言う地面に降りて
真っ黒でちょっと渋いクロウベリー、酸っぱいリンゴンベリー、一番人気だけれどもう時期は終わってしまったと言うクラウドベリー
ビルベリーにブルーベリーを摘んで
戦利品がこんなに。
バルト諸国や北欧では自然享受権といって、森になっているものは誰でも採っていいのだそうだ。
ベリー摘みを楽しんで、小さな沼のほとりに来たところでランチ。
ちょっと寒いけれど、黒パンのチキンサンドがおいしい。
ここから小さな花など見ながら引き返し、途中の森でもちょっとキノコを探して
ガイド氏は奥さんに頼まれたという赤い木の実を採取してパルヌのガイド氏宅へ。
ここで、もし自分たちでキノコがたくさん採れていればそれを料理してもらえたのだが、
絶対に安心なものだけ、と選別すると本日の収穫はこれだけ。
そこで冷凍してあったというアンズ茸を奥さんがクリーム煮にしてくれて
ゆでたジャガイモと一緒においしくいただく。
採ってきた赤い実は煮出すと甘酸っぱいお茶になり、手造りのおいしいタルトもご馳走に。
ガイド氏の奥様はロシアでフィン語系の言葉を話す少数民族の出身だそうだが、ペリメニの本まで出しているほどの料理自慢だそうで
しかもキャメロン・ディアスにそっくりな美人。
その上我々のために「こんにちわ」とか日本語まで覚えて下さって、英語が堪能なだんな様のガイドも楽しかったし、このツアーには大満足。
キノコ狩りなどの森歩きの他、カヌーツアーなどもできるガイドの申し込みはこちらへ→ Sooma.com
最後はパルヌのバス乗り場まで送ってもらって、17時発のタリン行きに乗り込んだ。
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Villa Ammende の朝、優雅なダイニングルームへ。
サイドテーブルにはジュースやパン、ハム、チーズなどが並んでいるが、温かい料理はメニューから注文するようになっているので
フレンチトーストとポーチドエッグをお願いすると、こんなオサレな姿でやってきた。
朝食を終え、チェックアウトをすると、約束の9時ピッタリにお願いしていたガイドが迎えに来てくれた。
今日はこれから国立公園でキノコ狩りの予定。
どんよりした曇り空だが、昨日の雨は上がってくれたので助かった。
出発してすぐ市内にあるガイド氏の家に立ち寄って奥さん手造りのランチをピックアップし、車で1時間。
立派な石造りの教会がある村を過ぎると、その先はもう390平方キロもあるソーマ国立公園の中。
しばらく行くとビジターセンターがあるので
ここで長靴(子供用!)とキノコの本を借りる。
ビジターセンターのすぐ脇から始まるのは全長2キロのビーバートレイル。
しっかり整備された木道を歩いて行くと川が見えてくるが
ここにはビーバーがいてビーバーダムが見える。
ビーバーが齧った跡も見えるが、ビーバーは基本夜行性なので、動いているところを見たければ日がなかなか沈まない初夏に来るのがいいのだそうだ。
なんて話をしながらまわりの木立の中を見ると
苔で覆われてフカフカの地面のあちらこちらに小さなキノコがニョキニョキ。
色も形もとりどりで、いかにも毒キノコ然としたものもあるが
中にはシメジやナメタケみたいなキノコもある。
食べられるかどうかよくわからないと、ガイド氏はスマホで写真を撮ってその場でキノコ愛好家のSNSにアップ。
すると即座にそれは食べられるとか食べられないとかコメントが付いてきて、そのスピードにはびっくり。
キノコ狩り、ベリー狩りはこの周辺諸国では誰もが好むレジャーなのだとか。
借りてきた本を見るとキノコは食べられない、生でも食べられる、茹でれば食べられるの3種に分けられているが、ガイド氏が探しているのは一番おいしいアンズ茸とポルチーニの仲間。
採れる時には1時間で2キロぐらい採れるというアンズ茸にはまだちょっと早かったらしく
ポルチーニの仲間はいくつか見つかったが、大きいものはすでに虫などに齧られているのが残念。
それでもいくつかキノコを採ってビーバートレイルを出ると、車で移動して次はリーサ湿原へ。
ここも木道が全長4.8キロ続いているそうで、初夏には一面水浸しになるらしい。
こちらではキノコはほとんど見つからなかったが、しばらく行くとガイド氏、「あっちにベリーの茂みがあるぞ」と言うことで木道を降りて木立の中へ。
日本ではこういう所では木道から降りられないと言うと、「人が多ければそうだろうけど、この国じゃそんなに来ないからね。」
と言うことでピートが数メートルも堆積していると言う地面に降りて
真っ黒でちょっと渋いクロウベリー、酸っぱいリンゴンベリー、一番人気だけれどもう時期は終わってしまったと言うクラウドベリー
ビルベリーにブルーベリーを摘んで
戦利品がこんなに。
バルト諸国や北欧では自然享受権といって、森になっているものは誰でも採っていいのだそうだ。
ベリー摘みを楽しんで、小さな沼のほとりに来たところでランチ。
ちょっと寒いけれど、黒パンのチキンサンドがおいしい。
ここから小さな花など見ながら引き返し、途中の森でもちょっとキノコを探して
ガイド氏は奥さんに頼まれたという赤い木の実を採取してパルヌのガイド氏宅へ。
ここで、もし自分たちでキノコがたくさん採れていればそれを料理してもらえたのだが、
絶対に安心なものだけ、と選別すると本日の収穫はこれだけ。
そこで冷凍してあったというアンズ茸を奥さんがクリーム煮にしてくれて
ゆでたジャガイモと一緒においしくいただく。
採ってきた赤い実は煮出すと甘酸っぱいお茶になり、手造りのおいしいタルトもご馳走に。
ガイド氏の奥様はロシアでフィン語系の言葉を話す少数民族の出身だそうだが、ペリメニの本まで出しているほどの料理自慢だそうで
しかもキャメロン・ディアスにそっくりな美人。
その上我々のために「こんにちわ」とか日本語まで覚えて下さって、英語が堪能なだんな様のガイドも楽しかったし、このツアーには大満足。
キノコ狩りなどの森歩きの他、カヌーツアーなどもできるガイドの申し込みはこちらへ→ Sooma.com
最後はパルヌのバス乗り場まで送ってもらって、17時発のタリン行きに乗り込んだ。
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