Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ムスタンのチョルテン・コレクション

2012-01-15 19:24:38 | チベット文化圏
ムスタンを旅して魔よけ以上によく見かけるのは様々な形をしたチョルテン。

この地方に特有の形で最も目立つのは屋根のついた大型のチョルテン。
  
中を通り抜けられるほど大きく、装飾も華やかで立派なもの。通路の天井には曼荼羅が描かれていることが多い。
このチョルテンの形はネパール式といって他でも見かけるが、屋根のついたものはムスタン以外では見たことがない。

ムスタンのお寺はチベット仏教の中でもサキャ派が多く、その特徴はお寺の壁が赤白黒の三色の縞に塗られていること。
 

この三色は文殊、観音、金剛手菩薩を表しているのだそうだが、これにのっとって3つ子のチョルテンをよく見かける。
 
 
  
赤が黄色に変わっているものもあるが、意味は同じだろう。
この三色のチョルテン、ラダックの南のザンスカールでは見たことがあるが、サキャ派は主流派ではないのでチベット本土など他ではあまり見かけない。

 
村の中にもチョルテンがたくさん並んでいるが

  
テクテクと街道を歩き、村はずれのチョルテンが見えてくると人家に近づいたことがわかってほっとする。

ムスタンには祈りがいっぱい。


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コメント (5)
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