ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

九寨溝・黄龍・三峡クルーズ -4-

2010年07月01日 | 中国の旅2010
昨夜船に乗り込み、今朝起きてみたらまだ動いていなかった。
あれあれと思って、それでも朝食会場へ。
朝食と昼食はビュッフェ形式。夕食はセットメニューだそうだ。


長江に浮かぶビクトリア・ジェンナ号。接岸中。

参加ツアー8人でテーブルを囲み朝食。
さすがに五つ星ホテルの朝食ほどには品数がない。
それでも我が家の朝食に比べれば、一汁一菜と満漢全席ほどの違いがある。
なんてことを言えば上さんが、「もう食べんでいい!」と怒りそうだが。


船内での最初の朝食。ビュッフェはつい食べ過ぎてしまう。

朝食が終わってからしばらくして汽笛の音がすると、出航した。
全長100mほどもあり、客数300人以上収容のビクトリア・ジェンナ号は悠々と長江を下り始めた。
6階のオープンデッキで、風に吹かれながらクルーズの第一歩を楽しむ。


まだまだ水嵩は低く、8,9月になるともう数メートル上がるそうだ。

河を航行するにはかなり大きいと思われるこの船も、
長江がかなり川幅が広いので、それほど大きく見えない。
この日の上陸観光は「鬼城」というところで、ここ専門のガイドが案内する。

我々のツアーには日本から添乗員が一人付き、
重慶から武漢までのスルーガイドの中国人が一人付き、
行った先々でその地のガイドが付くというのがツアーのシステムらしく、
というか、その地の旅行社に委託するというか丸投げするというか、
建築産業で言う孫請けのガイドがその地その地で付くことになる。

「鬼城」はちょっと高いところにあり、リフトで上り下りする。
なんてことない観光地だが、そこは中国、歴史はある。
が、どんなだったかもう忘れてしまった。


長江に陽が傾き始める頃。

上陸観光のあとは、船に戻って風呂を浴び、
船長主催の歓迎パーティーが6時から催された。
と言っても、特に正装しなければならない決まりはなく、
短パン草履でなければいい程度だったので、気楽に参加。
振る舞われたシャンパンと軽いつまみでツアー仲間と歓談し、
その後、7時から夕食。


千手観音の芸。パクリ芸だが、なかなかのものだった。

8:30からは、船内スタッフによる演芸があるというので見に行った。
フロントやレストランのスタッフなどが、素人芸とは思えぬ芸を披露。
しかし1時間ほどで飽いたので、部屋に帰って寝る。
さすがにクルーズはのんびりとして、ゆったり気分だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 九寨溝・黄龍・三峡クルーズ... | トップ | 日本代表はいかに -最終回- »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国の旅2010」カテゴリの最新記事