7月26日の朝は、しとしと雨で始まった。雨のせいでかなり寒い。
T氏は午前0時頃から眠れなくて七転八倒したそうだが、
昨夜飲んだビール(彼には寝酒にもならない量)のせいか、何しろ3,400mの標高だ。
寝る前のアルコールは極力控えた方がいい。
さて、9時行動開始。
すぐ近くのカフェでパンケーキとコーヒーの朝食。
近くに2,3軒洒落たカフェがあって、観光客向けの店だけに料金は高い。
カフェでコーヒー。パンケーキが出たときにはコーヒーが残っていなかった。
10時前に古城地区すぐ外のバス停から3路バスに乗り、松賛林寺を目指す。
街中を抜け、松賛林寺の入場ゲートのようなところがあって、
地元民以外の観光客はここで降ろされて、入場料85元という馬鹿高いチケットを買わされる。
このチェック場所から松賛林寺までは、多分3㎞くらいの距離とは思うが、
入場券を払った観光客はシャトルバスで寺まで送迎するという仕組みだ。
3路バスは、地元民を乗せてそのまま寺まで行く。
ということで、地元民に紛れれば、85元は支払わずに寺まで行けるという目論見で、
チェック場所に来たとき、中国語が分からないことを幸い、知らぬ顔をして最後尾に座っていたが、
運転手がなにやら係員に言うや、係員が乗り込んできて、バスから出されてしまった。
そのどさくさで、3路バスの料金は支払い忘れた。
そう簡単には事は運ばない。仕方なく85元支払ってシャトルバスに乗る。
松賛林寺入り口、ここでチケットのチェックをしている。右手にトイレがある。
奥に外に通じているトイレがあり、そこからチェックなしでこの門内に入ることができる。
松賛林寺の入り口では、チケットの確認をする係が一人いて、
それでもここのチェックは甘く、外から入れるトイレが門の中にも通じていて、
そこから入ればチェックは逃れるのだ。
最初のチケット売り場のチェックが厳しいので、かまわんのだろう。
松賛林寺の中
さて松賛林寺はというと、チベット自治区のポタラ宮を目指しているのか、
あまりにも観光資源としての開発が見え見えで、こんなもんか、という感じは否めない。
本堂の中では、僧が祈りをした人たちから喜捨された金を堂々と数えていたりして、
その俗っぽさにいささか辟易とする場面もあった。
多分、見えない部分には僧達の生活が息づいているのだろうが。
1月にある跳神節と呼ばれる祭りの時に来れば、また印象は異なるだろう。
帰りは、3路バスとシャトルバスが並んで待っていたので、
直接3路バスに乗り、帰路に就いた。
町の途中で市場が見えたので、次の停留所で降りて市場を見物。
近くの店で干し松茸の値段を聞いたりしながら、歩いて宿まで帰ることに。
松賛林寺ではなく、街中の高級ホテル。
四方街の串焼き屋台で昼食にしようと、途中の超市でビールと水を買う。
串焼き屋では、昨日に続き松茸を始め、イカ、鶏肉など数本と、買ってきたビールで昼食代わり。
その後、別れて自由行動とし、博物館に行く。
博物館を見学し、しばしスケッチした後、広場でマーチングがあったので見物。
少し疲れたので帰宿し、本を読んで昼寝をする。
6時頃、やはり餃子が間違いないと、宿の女性に餃子屋を尋ねる。
チャオズの発音が拙くてやっと通じて教えてくれたのは、朝乗ったバス停近くの店。
水餃子及び麺の店
その店のメニュー
しばし歩いて、東北水餃鮮面王という名の店を見つけて入る。
餃子を注文したところ、店のおばちゃんから問い返され、それが分からない。
はぁ?という顔で困っていると、隣で食事をしていた女性2人が声を掛けてくれ、
「餃子は、大がいいですかそれとも小ですか?」という風な通訳をしてくれた。
中国の大は少々大過ぎるので、小を2皿注文する。
こんな風に、困っていると誰かが助けてくれ、感謝を重ねながら旅を続け、
旅がやめられなくなっていくのです。
通訳を買って出てくれた食事中の女性
その彼女たちのおかげで食べられた餃子
美味いといえば美味いかな、という麺。
餃子の後は、餃子の後普通でない麺(スープがなく、青椒牛肉絲をかけたような麺)を食べたが、
やはり麺は普通がいいようだ。
この店では、我々が食事中にも、家族と思われる若い男女6人が、
和気藹々と、手を休めることなくずーっと餃子を作り続けていた。
その様子を写真やビデオに撮らせてもらって、しばらく歓談した後店を後にする。
餃子を包む兄弟姉妹(?)。さすがに手慣れた作業で、皮を伸ばすも具を包むも手練の早業
超市に寄り、ヨーグルトと面包(パン)梅酒を買って四方街まで帰ると、
チベット族のダンスがあっていて、これはなかなか見応えがあった。
特にステップが複雑で、上手い踊り手の踊りは見飽きがしない。
暗くなり始めまで見て帰宿。
観光客も一緒に踊りの列に加わるが、複雑なステップに四苦八苦。
夜テレビのニュースを見ていたら、重慶の磁器口が水害にあったらしく、
一月前に旅行したところだけにリアルだった。
香格里拉最後の夜の眠りに就く。
旅の情報
※香格里拉も古城地区内の食べ物屋は相対に高い。
※3路バスは、1路バスの停留所と同じで、松賛林寺が終点。帰りはその逆。
※松賛林寺の入場券を逃れるのはきわめて難しい。
※途中の市場から古城地区までは2㎞くらいだろうか。
※博物館は見るほどのものはない。
※四方街のチベットダンスは、何曜日の何時からあるのか不明。
旅の経費
※朝食:コーヒー及びパンケーキ56元(2人)、松賛林寺入場券:85元、バス代:1元
※水、ビール代:6.5元、串焼き代:26元、ヨーグルト・面包・梅酒:17元、夕食:餃子、麺、ビール2本36元(2人)
※合計:156.75元
T氏は午前0時頃から眠れなくて七転八倒したそうだが、
昨夜飲んだビール(彼には寝酒にもならない量)のせいか、何しろ3,400mの標高だ。
寝る前のアルコールは極力控えた方がいい。
さて、9時行動開始。
すぐ近くのカフェでパンケーキとコーヒーの朝食。
近くに2,3軒洒落たカフェがあって、観光客向けの店だけに料金は高い。
カフェでコーヒー。パンケーキが出たときにはコーヒーが残っていなかった。
10時前に古城地区すぐ外のバス停から3路バスに乗り、松賛林寺を目指す。
街中を抜け、松賛林寺の入場ゲートのようなところがあって、
地元民以外の観光客はここで降ろされて、入場料85元という馬鹿高いチケットを買わされる。
このチェック場所から松賛林寺までは、多分3㎞くらいの距離とは思うが、
入場券を払った観光客はシャトルバスで寺まで送迎するという仕組みだ。
3路バスは、地元民を乗せてそのまま寺まで行く。
ということで、地元民に紛れれば、85元は支払わずに寺まで行けるという目論見で、
チェック場所に来たとき、中国語が分からないことを幸い、知らぬ顔をして最後尾に座っていたが、
運転手がなにやら係員に言うや、係員が乗り込んできて、バスから出されてしまった。
そのどさくさで、3路バスの料金は支払い忘れた。
そう簡単には事は運ばない。仕方なく85元支払ってシャトルバスに乗る。
松賛林寺入り口、ここでチケットのチェックをしている。右手にトイレがある。
奥に外に通じているトイレがあり、そこからチェックなしでこの門内に入ることができる。
松賛林寺の入り口では、チケットの確認をする係が一人いて、
それでもここのチェックは甘く、外から入れるトイレが門の中にも通じていて、
そこから入ればチェックは逃れるのだ。
最初のチケット売り場のチェックが厳しいので、かまわんのだろう。
松賛林寺の中
さて松賛林寺はというと、チベット自治区のポタラ宮を目指しているのか、
あまりにも観光資源としての開発が見え見えで、こんなもんか、という感じは否めない。
本堂の中では、僧が祈りをした人たちから喜捨された金を堂々と数えていたりして、
その俗っぽさにいささか辟易とする場面もあった。
多分、見えない部分には僧達の生活が息づいているのだろうが。
1月にある跳神節と呼ばれる祭りの時に来れば、また印象は異なるだろう。
帰りは、3路バスとシャトルバスが並んで待っていたので、
直接3路バスに乗り、帰路に就いた。
町の途中で市場が見えたので、次の停留所で降りて市場を見物。
近くの店で干し松茸の値段を聞いたりしながら、歩いて宿まで帰ることに。
松賛林寺ではなく、街中の高級ホテル。
四方街の串焼き屋台で昼食にしようと、途中の超市でビールと水を買う。
串焼き屋では、昨日に続き松茸を始め、イカ、鶏肉など数本と、買ってきたビールで昼食代わり。
その後、別れて自由行動とし、博物館に行く。
博物館を見学し、しばしスケッチした後、広場でマーチングがあったので見物。
少し疲れたので帰宿し、本を読んで昼寝をする。
6時頃、やはり餃子が間違いないと、宿の女性に餃子屋を尋ねる。
チャオズの発音が拙くてやっと通じて教えてくれたのは、朝乗ったバス停近くの店。
水餃子及び麺の店
その店のメニュー
しばし歩いて、東北水餃鮮面王という名の店を見つけて入る。
餃子を注文したところ、店のおばちゃんから問い返され、それが分からない。
はぁ?という顔で困っていると、隣で食事をしていた女性2人が声を掛けてくれ、
「餃子は、大がいいですかそれとも小ですか?」という風な通訳をしてくれた。
中国の大は少々大過ぎるので、小を2皿注文する。
こんな風に、困っていると誰かが助けてくれ、感謝を重ねながら旅を続け、
旅がやめられなくなっていくのです。
通訳を買って出てくれた食事中の女性
その彼女たちのおかげで食べられた餃子
美味いといえば美味いかな、という麺。
餃子の後は、餃子の後普通でない麺(スープがなく、青椒牛肉絲をかけたような麺)を食べたが、
やはり麺は普通がいいようだ。
この店では、我々が食事中にも、家族と思われる若い男女6人が、
和気藹々と、手を休めることなくずーっと餃子を作り続けていた。
その様子を写真やビデオに撮らせてもらって、しばらく歓談した後店を後にする。
餃子を包む兄弟姉妹(?)。さすがに手慣れた作業で、皮を伸ばすも具を包むも手練の早業
超市に寄り、ヨーグルトと面包(パン)梅酒を買って四方街まで帰ると、
チベット族のダンスがあっていて、これはなかなか見応えがあった。
特にステップが複雑で、上手い踊り手の踊りは見飽きがしない。
暗くなり始めまで見て帰宿。
観光客も一緒に踊りの列に加わるが、複雑なステップに四苦八苦。
夜テレビのニュースを見ていたら、重慶の磁器口が水害にあったらしく、
一月前に旅行したところだけにリアルだった。
香格里拉最後の夜の眠りに就く。
旅の情報
※香格里拉も古城地区内の食べ物屋は相対に高い。
※3路バスは、1路バスの停留所と同じで、松賛林寺が終点。帰りはその逆。
※松賛林寺の入場券を逃れるのはきわめて難しい。
※途中の市場から古城地区までは2㎞くらいだろうか。
※博物館は見るほどのものはない。
※四方街のチベットダンスは、何曜日の何時からあるのか不明。
旅の経費
※朝食:コーヒー及びパンケーキ56元(2人)、松賛林寺入場券:85元、バス代:1元
※水、ビール代:6.5元、串焼き代:26元、ヨーグルト・面包・梅酒:17元、夕食:餃子、麺、ビール2本36元(2人)
※合計:156.75元
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