ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

作(ざく)

2023年08月27日 | 酒と料理と
日本酒ファンには改めて言うまでもない名酒、
伊勢志摩サミットでも提供された「作(ざく)」。

幾度か飲んだことのある酒だが、今回美味いと感心したのは、
「愛山純米吟醸2023」という銘柄。
米は今人気の愛山で、精米度は55%、al 度数は15度である。


なかなか洒落たボトル

香りはフルーティーというか、少しバニラのような香りがする。
飲み口は甘い感じがするがしつこくはない、あっさりした感じではないものの、終わりはすっきりと消える。
私の最近の好みに非常にマッチした酒と言える。

さて、つまみには何を作るか。
今年菜園に作ろうと、モロヘイヤに挑戦した。
苗作りで2度失敗したが、3度目の正直でやっと定植するだけの大きさに苗が育ち、
心細い程小さかった苗が、今では私の身長を超える大きさに生長している。

モロヘイヤの葉を3,40枚摘んで洗い、まずやはり菜園のオクラを5本程塩ゆでする。
オクラを取り出した後の湯にモロヘイヤの葉を全部入れて、しんなりとなったら取り出して冷水で流す。
湯通ししたモロヘイヤの水気を取った後、まな板の上で包丁で叩く。
細かくなるまで叩くと粘り気が出てくるのでそれをボールに入れておく。

オクラは2~3ミリ厚に切ってモロヘイヤのボールに入れる。
そこにポン酢を適当に入れて混ぜる。味を見ながらポン酢の調整をして出来上がり。
モロヘイヤの香りが微かにして、オクラの粘りも加算され、夏の冷酒の友としては絶品。

作の愛山吟醸が口の中で静かに語りかける。
「美味しいでしょう」って。
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