ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

猪肉を調理する

2022年01月15日 | 酒と料理と
先日、友人から猪肉をいただいた。
昨年の同時期にも貰って、その時は柔らかそうな部位を焼き肉にし、他はミンチにした。
ミンチはハンバーグ風に調理したが、これはやや失敗作だった。
焼き肉の方は、冷凍を半分ほど解凍した状態で薄く切り、
少量のヨーグルトをまぶして一晩置いていたので臭みもなく、まあまあだった。

で、今年は肉をAランクとBランクに分けて冷凍し、昨日Bランクの肉を調理した。
猪肉は味噌と相性がいいようなので、一口大に切った肉を先ずは圧力鍋で10分ほど水煮。
その後、味噌と味醂で基本的な味付けをし、臭い消しにチューブの生姜を適当に絞って煮込む。
野菜は根菜類が良さそうなので、ゴボウと大根を一緒に煮る。
猪肉の皮身部分の厚い脂肪も混じっていたので、これが結構美味い。
焼き肉だと皮身の部分は固くて歯が立たないが、圧力鍋で炊いていたので柔らかくなっていて美味。

食べる前に一回煮立たせて、椀に移したら刻んだネギを上に散らし、七味を振りかける。
牛肉でもない、豚肉でもない、もちろん鶏肉にはほど遠い。
ワイルドとまではないが、脂身が少ないさっぱりした食感で独特の味がする。
ジビエ料理というほどのものではないが、猪肉と味噌の相性はなかなかである。

さて、酒は何にするか?
娘が暮れに持ってきてくれた「田中六五」の生がいいかな。
田中六五は福岡の糸島にある白糸酒造が糸島産山田錦を使い、精米度65%に磨いた純米酒。
今人気の酒で、特に生酒は熊本では先ず手に入らない希少酒と言えるかも。
穏やかな香りで、薄いにごりの混じった濃醇な味わいは味噌味によく合いそうだ。



それとも、芋焼酎のDAIYAME(だいやめ)にするか。
この焼酎は、一口飲んで芋焼酎と分かる呑み手はまずいないだろう。
瓶の裏に書いてあるように、まさにライチの香りがする、まごうかた無き芋焼酎なのだ。
口含んだらその香りに衝撃を受けること間違いない。
ありがたいことに、ディスカウントショップののコスモスやダイレックスでも販売されている。
五合瓶で千円ちょいとお安いので、興味がある方は一度お試しあれ。

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