ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

茄子の南蛮漬け

2008年05月08日 | 酒と料理と
上さんの知り合いの農家に、茄子の栽培をしているところがあって、
その方に会えば、必ず大量に茄子をいただく。
種類は多分「長なす」だろうと思う。
油との相性のいい「米なす」はまた別の食べ方がある。

その長茄子を15cmほどの長さに切り、それを4等分する。
皮の方に包丁で数カ所切れ目を入れ、これを油で素揚げして、3倍酢に漬け込む。
3倍酢は、砂糖・酢・薄口醤油で作るが、
茄子の油っぽさを和らげるために少し酢を多めにしている。
茄子は、揚げるのが一番美味いが、とにかく油を吸う。

わたしは、3倍酢に韓国産の赤唐辛子(キムチを作ったときの残り物)を混ぜておく。
そして、茄子をつけた後、刻んだ大葉を上からあしらう。
1時間も漬ければもう食べ頃である。
前回は、茄子を食べてしまった後の残りの3倍酢に、これもいただいた蕨をつけておいた。
蕨は、たれの吸い込みが悪いので、丸1日くらい経った頃に美味くなっていた。

茄子の南蛮漬けとなると、日本酒の吟醸ではちょっと負けそうだ。
そういえば、先日鹿児島の笠沙に行ったときに買った焼酎があった。

笠沙は芋焼酎の杜氏の発祥の地とされている。
現在は、南さつま市になっているが、その笠沙の南海岸の方に杜氏の里というのがあって、
そこで作っている焼酎の代表は「いっどん」。
これは往復ハガキの申込みでしか購入できないため、
定価2,400円弱のところ、8,000円以上のプレミア価格がつくこともしばしば。

この杜氏の里笠沙では、あと2種類作っているが、
今夜はそのうちの一つ、「薩摩すんくじら(25度、黒麹仕込み)」をロックでいただくか。
コメント
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