昨日は世界的な経済誌が主催する中小企業の表彰イベントに参加しました。パネルディスカッションに元大リーガーのゲストも出席され、日本の若い中小企業経営者の夢あるプレゼンに感動したとのこと、日米のプロ野球経営を対比した話は少し勉強になりました。多くの大企業は存続維持ばかりが優先していますが、本日表彰された中小企業はリスクを承知でイノベーションを発揮して、果敢に新市場へチャレンジしている、とは前述のゲストの感想でもありました。日米の野球界の違いは、エージェントとプレイヤーに対する考え方や指導方法にもあるようです。お互いに文化の違いもあるのでしょうが、失敗しないように日々練習を重ねる日本の指導に対して、米国は失敗は必ずあり得るので、どのようにプロは立て直すかが大事だと指導しているようです。レジリエンスに関する書籍が日本でヒットしたのも、日本の会社における人育てにも通じる一理があるからではないでしょうか。従来の下請けから脱皮しようとする若い経営者の意気込みに触れることが出来ました。
この歳になると一年が早くて年齢など忘れてしまいたくなりますが、年末の「第九」と新年の「ウィンフィル」ニューイヤーコンサートは楽しみの一つです。ピアノも、これと言って楽器も弾けない私でもクラシック音楽は好きな方です。感性やセンスは全く無いと家内にはいつも言われていますが、夫婦も感性の有る無しで対象的なので、釣り合いも取れているのだと思います。先日、テレビで「月」に関するクラシック音楽を聴く番組があり、ドビッシーの「月の光」やベートーベンの「月光」を作った背景を学びましたが、クラシック音楽に精通している人の感性の鋭さにはとても及ばない気が致します。最近は家内の出不精で一緒にコンサートへ行く機会もなくなりましたが、今でもたまにはクラシックコンサートへ行ってみたいなぁという願望はあります。願わくば生きているうちに、ウィンフィルのニューイヤーコンサートを現地で聴いてみたいというのが夢です。