連続テレビ小説「虎に翼」を毎日楽しみに見ています。きっかけは法律の世界と伊藤沙莉という女優さんの演技に興味があったからです。本日のタイトルは「夫婦別姓」について私の持論を話したいと考えています。主人公のモデルは三淵嘉子という日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性のストーリーです。長年人生を歩んできて、家庭の在り方が昭和時代から今日に至り大きく変化してきたことを感じ、時代に応じて夫婦の在り方も変わるべきだと考えるからです。
私が育った幼少時代は明治生まれの祖父母によって家庭が成り立っていました。祖父は家事を一切手伝わないどころか命令するだけで何もしない、一方の祖母は祖父と外の仕事をしながらすべての家事をこなしていました。現代の我が家の在り方とはあまりにも違いがあります。当然に結婚したら妻は夫の家に嫁ぐもので、個人としての旧姓の人権は今の民法でも議論が続いているのが現在の日本です。戦後間もない頃に「虎に翼」のような家庭が存在したことに驚きを感じています。
日本の民法はなぜ諸外国の人々の意識の変化に合わせて旧態依然とした法律を改正しようとしないのか疑問なのです。「虎に翼」の主人公夫婦が事実婚に至ったことも驚きですが、今後の家庭の在り方がどうなるのかにも大変興味を持っています。実は近く次女が結婚の予定ですが、私の内心では旧姓のままで婚姻ができたら、お互いの家が平等の付き合いができると考えるからです。紙切れ一枚で法律的に婚姻しても別居生活のような家庭では意味がないし、子どもにも良い影響を与えないと思うからです。
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