goo blog サービス終了のお知らせ 

FootprintFile

気が向いたら書く

Blanket Jet City/"ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車"

2016-10-18 17:36:56 | 音楽
BJCは2nd「Bang!」から聴いて、その後ハマっていったのですが、そういうわけでこのアルバムの曲には好きなのが多いです。中でもトップクラスに好きな曲がこれ。こんなタイトル、そうそうつけられませんよね。



BJC/ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車

「安ホテルの2階 その部屋でぼくは ブーツのラインを眺めるだけ」

なんなんでしょう、この歌詞。
こんなバンド、もう二度と出てこないんじゃないですかね。
「自分たちがやりたい音を世界に知らしめて、バーンと売れてやろう」っていうマインドがもう産まれないですよね、音楽ビジネスとして。今はもう、好きなようにネットで配信して、好きな人に聴いてもらえればいいや、って雰囲気ですから。

BJCも「俺たち有名になって、最高になるはずだったんだけれど、野生の狼みたいな目つきに帰ろうと思う今日この頃」を経て、解散しました。
思えば、ロックがビジネスになっていた90年代ですら、あんなハングリーで尖ったバンドはなかったわけで、現代のメジャーシーンでは望むべくもないんでしょうかね。まあ、今の音楽をよく知らないんで、ホントはあるのかも知れませんけど。

まあともかく。

例によって弾いてみました。他の方がリズム隊を作ってくれていたので、乗っからせてもらいました。

BJC/"ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車"

ベンジーの音といえばライブではグレッチにマーシャル、それからアナログディレイに、歪みはヒューマンギアのヴィヴァーチェといったところが特徴なんですが、何ひとつ持ってないので(笑)、例によってマルチエフェクターのG3です。

そもそも、レコーディングでグレッチ使ってるのかな?よく分かりません。

いずれにせよ、ギターはアームが必要なのでストラト。フロントPUとリアPUのミックスができるという理由で、デカタング(サイクロンもどき)も試しましたが、ビルローレンスのL-250ではどうしても雰囲気が違うように感じました(とても良いPUですけどね。L-250については別途書こうかと思います)。2ハムストラトはアーム殺してるし、結局フェルナンデスのストラトを使いました。これもなんか違うんですけどね。ポジションは、迷った末にフロントとセンターのハーフトーン。

G3の設定としては、コンプ、アナログディレイ、マーシャル1959、アーリーリフレクションを基本として、ソロではRATをブースターで踏んでます。アンプはクランチに設定し、ショートディレイとアーリーリフレクションでロカビリーっぽい音を作ります。それをコンプで整える感じですが、たぶん、弦が太い方がもっとそれっぽくなる気がします。1弦の押し出しが弱いので。

ライブの音源で、コードを弾いた時に金属的な倍音がヒュンヒュン鳴る感じは、おそらく「倍音にのみ歪みを乗せる」というヴィヴァーチェなのかと思うのですが、ヴィヴァーチェなんて見たことすら無いし、ともかく再現不可能です。

RATはゲイン0のブースター設定です。ベンジーはディレイを多用するので、バランス的にどちらかというとドライな歪みを使うのかな、と思いました。RATはやはり欲しいな。

スタジオ盤だとギター2本重ねてますが、それぞれからそれっぽくいただいて弾いてます。もしかしたらオブリ入れてるのはプロデューサーの土屋昌巳さんだったのかな? 土屋氏が弾いてる部分もかなりあるみたいなんで。

まあ、憶測ばかりになっちゃってますね。。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿