報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

不良信徒の登山日記 0613

2016-06-13 22:43:23 | リアル旅行記
 東京圏内では大雨降る中、大石寺へ登山参詣に行ってきた。
 東京駅までは通勤経路が同じばかりか、乗る電車まで通勤時と同じなので、東京駅までは登山に行くという感じがしないのは困りものだ。
 2月1日の初登山では、東京駅に着いてから、いつもの通勤ルートである都営バス乗り場に向かうというボケをかましたが、さすがに今回はそんなボケはしなかった。
 私はその都営バスは早い時間帯に乗っているのだが、8時くらいになると、都営バス乗り場に乗客が全て待つことができず、車道にまであふれるほど混むらしい。
 さすがは都営バスは日本で2番目に稼ぐ一般路線バス会社だ(日本一稼ぐ一般路線バス会社は神奈川中央交通らしい)。
 おっと、都営バスの話ではなかったな。
 私が大石寺まで乗ったのは、富士急静岡バスの“やきそばエクスプレス”1号である。
 早速この時点で、既にアジア系外国人の姿とその言語が聞こえて来る。

 
(足柄サービスエリアで撮影。往路のバスはこれ。日野自動車セレガR)

 かつてはJRバス関東で運転されていた便だが、今では全て富士急静岡バスに統一されてしまった。
 JRバスでは座席にコンセントを設置したり、車内にWi-Fiを導入したり、“楽座シート”といって、座席の幅やシートピッチを拡大した車両がどんどん増車されている中、富士急ではどうしてもそれらが無く、格差を感じてしまう。
 このブログとリンクさせて頂いている“バスターミナルなブログ”にも、その旨の愚痴コメントを書いて、向こうの管理人さんに慰めて頂いたがw
 それでもまあ、韓国ヒュンダイのユニバースよりはマシであるが。
 いけないね。“バスターミナルなブログ”の管理人さんより、私は好き嫌いの激しい人間のようだ。

 バスは定刻通りに発車。
 大雨の中、バスならではの大型ワイパーブレードを規則正しく動かしながら、朝ラッシュの東京駅周辺から霞ケ関へ向かう。
 “Gynoid Multitype Cindy”で、主人公の敷島孝夫が『霞ケ関回り』と称して、シンディを中央省庁に売り込む営業活動をしていた描写があるが、その霞ヶ関の風景は何度もバスで通っている時に取材している。
 経済産業省前の反原発テントに、『無駄なパフォーマンスご苦労さんw』とファッキンポーズするのが恒例だが、さすがにもう飽きたw
 どうも、原発と原爆をごっちゃにする某河童さんみたいな人がいるみたいだねぇ……。
 原発と同じかそれ以上の電力を発電できる、新しいタイプの発電所ができればそれに移行して原発は廃止でいいけど、それまでの間は暫定的に僅かでもいいから、多少は稼働させても良いと思うのが私の意見なんだがね。

 さて、霞ヶ関から高速に乗る。
 新幹線だけでは楽しめない車窓を楽しめるのが高速バスのメリットなのだが、いかんせんこの雨では……。
 首都高では渋滞に巻き込まれることは無かったが、東名では緊急作業(恐らく落下物の回収を行っていたと思われる)や雨による速度規制の影響で、20分ほどの遅延が発生した。

 
(足柄サービスエリア休憩時に撮影したバスの、フロント部分の行き先表示を拡大したもの)

 尚、足柄サービスエリアで乗っているバスの撮影をした所、2月1日の初登山で乗ったものと全く同じバスに乗ったはずなのだが、行き先表示が違うことに気づいた。
 今日乗った方はゴシック体で、何か地味だ。

 
(こちらは2月1日に乗った方。よく見ると、こちらは行き先表示が明朝体で、何やらマークも入っている。ナンバーを見てもらえれば分かるが、今日乗ったものと同じである)

 富士宮市内に入ると、今度は一般道の混雑に巻き込まれる。
 で、到着時刻は11時21分。
 定刻より30分の遅延である。
 布教講演はもう始まっちゃってるし、場所も塔中坊とあっては参加する気になれず(遠い上、報恩坊さん以外の所に行く気にはなれない)、登山事務所でワッペンを受け取ると、その足でそのまま売店(仲見世)に行く。
 いつもの店“なかみせ”で、昼食。
 食べログではないので、写真はアップしない。
 カレーライスも美味いのだが、豚汁定食は鉄板だ。
 登山日記で食べログも掲載される、パラパラ茜のオバハンにもコキ下ろされた某武闘派女性信徒さんが訪れないのは、恐らく、この店の量が控え目だからだな。
 私にはちょうど良い量なのだが、もっと食べたい人には物足りないかもしれない。
 だけど、素朴で美味いと思う。
 顕正会の芙蓉茶寮に十分太刀打ちできると、改めて太鼓判を押したい。

 それにしても、平日は外人信徒が本当に多い。
 昔は僅かな日本人信徒しかおらず、静かな御山の雰囲気が良かったのだが、どうしてこうなった!?
 件の某武闘派女性信徒さんは好意的に受け止めておられ(ブログでも一緒に外人信徒と記念撮影をしておられ、それを見る限りにおいては大変微笑ましい)、もちろん、海外弘通の観点からすればそれで良いのだが、どうも私の性格が悪いのかね?
「本当にこれでいいのか?」
 と、首を傾げてしまう。
 御開扉の時の猊下様の御説法が既に、【お察しください】。
 いや、もうバラそう。
 確か、いつもは、
「遠ごん各地より、深信の登山並びに海外よりの登山……」
 と、仰っておられたと思うが、今日は、
「海外よりの登山を始め、遠ごん各地より深信の登山……」
 と、順番が変わっていたぞ!
 いや、順番の後先はどうでもいいだろうと思うだろうが、いやいやいや!それってつまり、猊下様がそれだけ外人信徒の数の多さを印象に残しておられたということであるぞ。
 猊下様がついに、
「大石寺の登山者は、日本人より外国人の方が多いのは明らかである」
 と、暗に認められたと見たのは私だけか?
 奉安堂の中に入って座った時も、私の隣は外国人だったからね。
 ただ、珍しくアジア系ではなかった。
 アメリカ人か?ゴッツい白人の男2人だ。
 まるで、私の小説に登場したキースとクエントみたいな2人組だったな。
 当然ながらこの2人は英語で会話しているのだが、変に中国語とかよりも、英語の方が何と言っているのか分かるという……。

 定期的に御登山していると、色々な宗内の事情とかが見えて来るものだよ。

 御開扉が終わった後で、私は恒例のバス見送り。
 バスの乗客もまた外国人だらけだ。
 尚、バスターミナルから三門が拝めるのは知る人ぞ知る。
 私もバスの撮影ばっかりしていては怒られそうだから、他の人達と同じように三門の写真をアップしてみよう。

 

 ……。
 ……はい、そこの顕正会員さん、何かご質問でしょうか?
 ……なになに?管理人さんよ、フザけんじゃねぇって?そんなでっけぇプレハブの工場の写真なんかどうでもいいから、早く三門の写真を出しやがれって?
 いえ、これが大石寺三門の現在の姿です。
 ほんとほんと。
 ……いやいや、顕正会員さん、怒らないで。
 ついに宗門は堕落の極みで、三門をプレハブにしやがったって、大いなる誤解だから!
 今、三門は大規模な改修工事に入っているため、現在はプレハブでスッポリ覆っている状態なのである。
 なので、晴れて御受誡できた元顕の皆様、残念でしたw
 ま、代わりに新しく改修が終わった御影堂でも見ておくんなまし。
 私が御受誡した時は、御影堂こそプレハブでスッポリ覆われていて、最初何の建物だったのか分からなかったんだから。

 
(多くの外国人登山者を東京へと連れて行った高速バス。UDトラックス製)

 
(上記のバスの後ろ姿。高速バスにまでラッピングを施すのが富士急クォリティ)

 外国人達は私が趣味でバスの写真を撮っているのを見て、真似して撮っていたw
 もし御開扉後、バスターミナルで1人バスの写真を撮っている変態野郎がいたら、多分それは私だと思います。
 見送りが終わった後、今度は売店内にある喫茶店“藤のや”でコーヒータイム。
 おっ、ここにいた。キースとクエントw(違う!)
 日本人のオジさんが連れて来たのか。
 そういえばうちの講頭さんもそうだが、英語ペラペラだね。

 六壺の勤行に参加したが、やはり六壺の御本尊は年季が入っている感じだな。
 さすがは日興上人の御本尊だ。
 私は六壺こそ、大石寺の歴史的に見て、そこが大石寺の本堂だと思うんだけどね。
 大石寺建立の時から六壺ってあったらしいし、今でも大坊と隣り合わせで、大石寺の御住職たる猊下様もすぐ来られる立地条件だし。
 蒸し暑い日の時は、なるべく後ろ側の障子の前がオススメw
 池の水の上を通って吹く風が涼しい。
 何度も登山しているのに、こういう所ばっかり目を向ける不良信徒なのでした。

 そうそう。
 御開扉の前に、内事部に寄って来た。
 そこで最近の大白法を頂くことができるのだが、タイミングが悪いと置いていないこともある。
 さすがにタダでは申し訳無いと思い、私は御供養を置いて行くようになったのだが、今回は大白法に小説のネタにできそうな記事があったので、それについ気を取られ、傘まで置き忘れてしまった。
 その足で奉安堂に向かおうと、客殿の前を通った。
 おっと、客殿の御本尊様に手を合わせないとな。
 ま、私の場合は、
「ちわー!今日もよろしくっス!」
 みたいに気軽なのだが。
 そこから10メートルくらい歩いたところで、何か後ろ髪を引かれた感じがした。
 まるで、
「ちょっと待てや。オマエ、何か忘れてないか?」
 と、指摘されているような感じがして、そこで傘と御供養を忘れたことに気づいた。
 急いで戻って、傘を回収し、御供養も置いて来ることができた。
 で、また客殿の方に、
「忘れ物を教えて頂き、ありがとうございます」
 って観念した。
 六壺ではなく、どうして客殿なんだろうと思ったが、恐らく丑寅勤行に来いとかも暗に含まれていたのだろうな。
 登山中、こんなこともありました。

 

 撮影日時は違うが、帰りのバスはこれ。
 ナンバーも全く一緒。
 往復共に旧型車であったが、やっぱり国産が1番だ。
 尚、帰りにあっては定刻通りに東京駅に着けた。
 そこから旅行気分を害さない為、奮発して久しぶりに東北新幹線に乗ってみたのだが、やはりバスよりも新幹線の普通車の方がシートピッチも広い。
 でも、新幹線から見る車窓はあまり楽しめない。
 これだから、バス旅はやめられないんだよなぁ。

 今回も無事に、御登山終わりました。
 次回はまた夏の間にでも、もう1度行きたいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の動静 0509

2016-05-09 16:17:11 | リアル旅行記
 3月下旬に臨終した祖母の四十九日法要を明日に迎え、再びまた仙台の実家に帰省した。
 利用したのは経費節減の折、夜行バス。
 最近はバス側の過失による事故が散見されるが、私はなるべく信用性の高い会社を選んで乗った。
 私が乗ったのは東北急行バスの“スイート”号。
 名前が付いたのはここ何年かの間だが、路線自体は1962年の開業以来、存在し続けている老舗である。
 無論、当時はまだ東北自動車道は無く、ひたすら下道を走り抜けるコースで、それすらもろくにバイパスも開通していなかったわけだから、今となっては経路不明(特に福島県内の“福島バイパス”旧道区間はルート不明。大学の近くを通っていた?)の旧道を通っていたはずだ。
 今は東京駅八重洲通りバス停を出たら、すぐに宝町の出入口から首都高に入り、あとは仙台市内までずっと高速道路を走り続ける。

 “スイート”号の詳細については、ウィキペディアや“バスターミナルなブログ”様にお任せするが、最近流行りの独列3列シート車で運転される。
 両側の窓際に1人用の席が配置され、車体のど真ん中にも1人用の座席が配置される。
 通路はその真ん中席の両側というもの。
 ウィキペディアや“バスターミナルなブログ”の管理人さんの乗車記では、日野の前年式セレガRが使われていたが、私の時もそうだった。
 それも、高速路線バスにしては珍しいスーパーハイデッカータイプ。
 交通バリアフリー法に殴り込みだぜ、ヒャッハー!
 日曜日の出発日だったせいなのか、混み具合は大したことはなかった。
 私を含め、窓側席が全部埋まり、ド真ん中席は1人か2人しか座ってなかったくらい。
 そういう時、真ん中席は荷物置き場になる。
 ウィキペディアには記載されておらず、“バスターミナルなブログ”の管理人さんが乗車された時は無かったようだが、私が乗った時には通路と座席を仕切るカーテンが設置されていた。
 ま、引いてみると変な圧迫感があるので、私は使用しなかったが。
 アイマスクに耳栓を使用すれば、使用しなくとも私は気にしない。
 相場通りの運賃(6000円)を請求してくるせいもあったのかもしれない。
 試しにもっと安いウィラーエクスプレスの似たような時間の便を検索してみたら、満席になっていた。
 客側、ESPバス事故の教訓を全く学習していない。
 運転手は1人だけだが、私それでいいと思う。
 2人いたって、事故る時は事故るものだ。
 実際、北陸道で宮城交通の夜行バスが事故った時も、ESPバスが事故った時も運転手は2人乗っていた。
 結局、2人乗っていたからといって意味は無いということである。
 アメリカのグレイハウンドバスも、途中のバスターミナルで別の運転手と交替することがあるとはいえ、やはり乗務中は運転手1人とのこと。
 その代わり、GPSでルート監視やら車内カメラなどはガッツリ稼働しているらしい。

 フットレストとレッグレスト、それに毛布があったので、早速私はそれを使用して仮眠体制に入る。
 “大魔道師の弟子”のイリーナは昼間のバスでも爆睡可能だが、作者の私はそうはいかない。
 途中、寝落ちしては起き、また寝落ちしては起きの繰り返しだ。
 客が降りられる途中休憩があったので降りてみた。
 そこは佐野サービスエリア。
 ドッグランがあったり、上り線側はロッジがあったりと、まるで東名高速の足柄サービスエリア並みの設備を持つが、広さはそれほどでもない。
 トイレだけ利用して戻る。
 ところで、この“スイート”号、東京駅八重洲通りを23時55分に出発して、仙台駅前には5時28分に着くようになっている。
 これ、かなりダイヤが余裕に作られている。
 これもまた事故防止の為には必要なことなのだろう。
 “バスターミナルなブログ”の管理人さんは、東北急行バスを堅実な経営をしている会社と評されており、私も賛同させて頂いたが、ダイヤの作りにもそれが表れているということである。
 実際に仙台駅前に到着した際、10分ほどの早着であった。
 遅着上等の“やきそばエクスプレス”では有り得ない。
 尚、“スイート”号では福島駅東口にも停車し、何人か降りたような気がしたが、乗車してきたような客はいなかったように思う。
 ……うん、実はこのバス、福島からの途中乗車も可能という珍しい夜行バスなのである。
 これは長い歴史を歩んで来た名残で、まだ国道をひたすら走り続けていた時代から行われていることなのだという。

 地下鉄東西線が開通してから、夜行バスの乗り継ぎが楽になった。
 それまではバスの始発が遅く、タクシーに乗り換えなければ家に着けなかったのだが、今では始発電車に乗り継ぎが可能となった。

 で、今日はここで終わらない。
 せっかく1日何もすることが無いのだから、少し遊んでこよう。
 実は前回帰省した時、余った時間で乗りバスした時に目を付けた路線バスがある。
 それに乗ってみようと思った。
 地下鉄荒井駅とJR多賀城駅を結ぶミヤコーバス(宮城交通100%出資の子会社)が運行する路線。
 2時間に1本というローカルチックな路線である。
 まずは地下鉄東西線で仙台駅へ。
 そこからJR仙石線のあおば通駅とは地下道で繋がっている。
 仙石線ホームに行くと、ちょうど多賀城行きの電車が止まっていた。
 今は元・山手線と元・埼京線の205系を寄せ集めて改造した4両編成だが、昔は元・京浜東北線の103系が改造されて走っていた。
 その時、クモハ103という車両があり、私のペンネームに統合した新しいハンネはそこから取っている。
 そんなことを思い出しながら、バスが出ている多賀城駅に向かう。
 座席のモケットなど、埼京線時代のままだ。
 この前もたまたま埼京線の205系に乗る機会があり、ボーッとしているとつい混同してしまう。

 多賀城駅に着いて、バス停でバスを待つが、全く私の他にバスを待つ人はいない。
 2時間に1本じゃなぁ……。
 因みにこのバス、新しくできた水族館の前を通ったり、“仙台コミケ”が行われる夢メッセみやぎの前を通ったりするのだが、賑わうのは土休日か。
 もっとも、土休日であっても2時間に1本であることは変わらない。
 “大魔道師の弟子”で主人公達も行った大江戸温泉物語の最寄りのバス停も通る。
 車種は日野・レインボーⅡで、埼玉では東武バス系統で運転されている中型バスである。
 これを大型車並みに長くしたタイプは東武バスの他に都営バスでも運転されているが、見た目が似ているからか、ファンからは“ダックスフント”と呼ばれることがある。
 尚、終点まで30分以上掛けて走り、運賃は600円である。
 明らかに、都営バスの方が安い。
 しかし、こういうローカル路線バスでもSuicaが使えるのは有り難いことだ。
 私はポイントを使って、安く乗らせて頂きましたが。

 荒井駅からはまた地下鉄に乗って、市街地を目指した。
 そういえば、昨日は母の日である。
 せっかく帰省したのだから、何かプレゼントでも買っていこう。
 さすがに四十九日法要を明日に控えて、カーネーションは無いだろうが、しかし変な物を贈っても無駄になるだけだ。
 そこでJTBに行き、そこでギフト券を買ってきた。
 これなら商品券代わりに使えるし、最悪換金しても良い。
 無駄にはならないだろう。

 それにしても、東西線が開通してから、帰省後はまずタクシーに乗らなくなった。
 夜行バスからの乗り継ぎはもちろん、友人達と飲みに行って遅くなっても、バスより今の終電の方が遅いのである。
 帰省後も経費節減できるのだから素晴らしい。
 コストパフォーマンスは大事だからね。

 JTBに行った目的は、何も母の日のプレゼントを買うだけではない。
 航空時刻表をゲットして、敷島達のアメリカ行きの航空ダイヤなどを調査する目的もあった。
 窓口がもう少し空いていれば、社員に国際線の時刻についてゆっくり尋ねることができたのだが、チケットを買いもしないのに、ただ話だけ聞くってのもね。

 これで私の今日の1日は終わり。
 あとは持って来たアニメでも観ていよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小説の途中ですが、ここで支部総登山のレポートを致します。

2016-04-25 22:47:36 | リアル旅行記
 今日はJR福知山線で207系が脱線し、マンションに突っ込んだ日である。
 JR東日本の中距離電車でさえ時速120キロが最高なのに、たかだか通勤電車で130キロも出せる設計だったのが運の尽きだったか。
 ANPさんは嫌がっていたが、スピードの出せないボロ電車が残っていることも、それはそれで利点ではあるということだ。
 ま、私は一生乗ることの無い路線であろう。

 今日は支部総登山に参加してきた。
 珍しく紹介者も一緒の御登山であった。
 何でも休暇申請が取りやすい会社らしく、私と同行する為にわざわざ今日、休暇申請をしてくれたのだとか。
 それが本当ならありがたいことだ。
 支部総登山の着山受付の時間上、普段の“やきそばエクスプレス”では間に合わない。
 そこで今回は新幹線で行くことにした。

 京浜東北線でまずは東京駅に向かうところまで、いつもの通勤ルートと同じ。
 今回は危うく都営バス乗り場に向かうというボケはかまさずに済んだ。
 新幹線のキップを東京駅で買って、改札を通るとコンコースを通るわけだが、そこで立哨している警備員が、かつての同僚だった。
 私の父親と同じくらいの歳の人で、昔、同じ現場で働いていたことがある。
 大きな警備会社に勤めていると、たまに思わぬ所で知り合いと遭遇してしまうのである。
 忙しそうだったので、私は今自分がいる現場の場所だけ教えて、その場をあとにした。
 “こだま”で新富士駅に向かうということも伝えたが、これだけでは私が何の目的で行くか分からないだろうなぁ……。

 因みにホームでも2人一組で巡回している警備員達がいたが、私の知っている顔ではなかった。
 端っこの1号車まで来れば……と思ったが、ちゃんとホームの先端まで巡回していて、同じ会社の人間ながら偉いと思った。
 乗った車両はN700A。
 自由席であっても、窓の下にはコンセントがあったので、早速充電させてもらうことにする。
 国民年金ジジィが自爆テロしやがったせいで、車内放送も危険物の持ち込みについて、結構しつこく言っている。
 国民年金の額が少ないことに絶望してテロったらしいが、若いうちから無駄使いばかりしていて、老後の蓄えも無く、浪費癖があっただけだったらしいぞ。
 河童さんと同年代だろうに、老人世代でもかなりの格差があるようだ。
 しかし、河童さんを羨ましいとは思わない。
 思うかどうかはそれぞれの勝手だろうに、羨ましいと思わないと、それだけで“怨嫉謗法”なのだそうだ。
 全く、最近の老人達は面倒臭いのが多い。
 合法的な姥捨て山は、必要なのかもしれんな。

 さて、紹介者に、私のかつての顕正会の上長が登壇している記事を見せた。
 山門入り口さんには既に破折してもらっているのだが、改めて色々とツッコミ所があったそうだ。
 で、感想は、
「そもそも、体験発表としての価値が無い」
 ということだった。
 だろうなぁ……。
 当たらず障らずの6隊では、なかなか発表できる体験も無いだろう。
 あると思ったら、それはかなり昔の内容で、恐らくは妙信講時代の“名残り功徳”というヤツで、今の顕正会における功徳ではないだろう。
 旧・妙信講員の罪深いところは、その“名残り功徳”を、あたかも今の顕正会の功徳と称して(恐らく、本人も気づいてはいないだろう)勧誘に利用しているところである。
 私もすっかり騙された。
 なので元・妙信講員の顕正会員を折伏する際、向こうが功徳の体験を発表してきたら、“名残り功徳”だとして斬り捨ててやることができるということだ。
 少なくとも、私の知っている元・妙信講員達はそうだ。
 今の純粋な顕正会員達は可哀想なところもあるけれど、元・妙信講員に対しては、アメブロ系武闘派達のようにバッサリ斬り捨ててやって良いと思うよ。
 何しろ、洗脳ぶりがハンパ無い。
 邪義から目覚める機会が途中でいくつもあったにも関わらず、未だに目覚められないということは、つまりそういうことだ。
 余計な情けは無用だ。
 まあ、私の場合は、さんざんっぱら世話になったというのがあるけどね。

 列車は時刻通りに新富士駅に到着。
 新富士駅には大石寺の広告看板があるのだが、それが御影堂である。
 あえて三門を使わなかった理由は何ぞや?
 大石寺の本堂ってどこだろう?
 私は客殿か六壺だと思っていたのだが、どうも御影堂だという意見があるらしいな。
 だから、広告看板に御影堂を使っているんだという話を紹介者から聞いた。
 因みに奉安堂は、あくまで大御本尊を保管している“蔵”であるため、本堂と呼ぶには不適切であろう。
 尚、私が六壺か客殿だと思っていたのは、単に私の主観による。
 六壺は何度も建て直されているが、歴史のある堂宇だし、客殿は毎日丑寅勤行が行われるからだ。

 三門についてだが、今、とんでもない外観になっている。
 恐らく、何も知らない血気盛んな顕正会員がやってきたら、頭を抱えた後、憤怒の形相で、近くの信徒に掴みかかってくるのではないかな。
 もちろん私達は三門が今どんな状態で、どうしてあんな外観になっているのか知っているからいいのだが、さすがにあの外観を『三門』と呼ぶには無理があり過ぎる。
 恐らく、正義に目覚めた異流儀信者達が初めて(或いは久しぶりに)大石寺を訪れた時、まず三門の外観に感動させられるところであろう。
 私もそうだった。
 だが、今はそれができない状態である。
 むしろ、変わり果てた外観に、怒りさえ覚えるのではないかとちょっと心配している。
 え?写真?
 それくらい自分で確認してきてほしい。
 か、もしくは私と直接お会いした時にでも、撮影した画像をお見せしよう。
 ……ってか、そんなことしなくても、アメブロ系武闘派の人達が、そのうちアメブロに掲載すると思うけど……。

 新富士駅から、久しぶりに富士急静岡バスの登山バスに乗る。
 車種はUDのスペースランナーであった。

 
(撮影日時と場所は全く違うが、私が乗った登山バスに使用された車種)

 観光バスタイプの車種が使われることもある中、一般路線用はハズレかな。
 ま、そんなこと考えているのは私くらいのものだと紹介者に突っ込まれた。
 尚、私のように片道だけ乗る場合はSuicaやPasmoなどで乗ると良い。
 ポイントが付くので、バス得チケットが付いた場合、それで安く乗ることができる。
 大体、時刻通りに大石寺に着くことができた。

 紹介者と一緒では、布教講演をバックレることができない。
 しかも、私が魔に負けて飛び出した報恩坊さんが会場とあらば、これは行かなくてはならないだろう。
 本堂の御本尊様には、懺悔のつもりで御題目を挙げさせて頂きました。
 尚、布教講演の後で移動が慌ただしかったこともあり、報恩坊の御住職に御挨拶はできなかった。
 詫び料込みで、御供養は御宝前にお供えさせて頂いたが。
 紹介者が、『詫び料込みにしては、封筒が薄い』とツッコんで来たが、足りなかったらきっと、帰りのバスが罰で事故るだけだ。
 私の仏罰と罪障消滅は、周囲の人間を巻き添えにするタチの悪いものらしいので、よくよく御承知おきのほどを。

 山内での過ごし方は、だいたいいつもと一緒。
 昼飯を食う所もいつもの店だったし、芙蓉茶寮に負けない店を見つけられたことは功徳かもしれない。
 食のレポートをすると、何だか、某特別布教区の信徒さんから、
「あぁっ!?オメーはよぉ、御山によぉ、飯食いに来てんのかよっ、あぁっ!?」
 とか言われるので、この辺にしておこう。
 てか、某アメブロガーさんも食べログしてんじゃんなと言い返したいのだが。

 御開扉だが、猊下の御説法は本当に一字一句、全くブレることなく変わらない。
 仰っていることは分かっているつもりだが、恐らく一字一句変えないことに、何かしら意味があるのだろう。
 堂内での撮影は一切禁止である為、これも中がどんな構造なのか知りたかったら、やはり信徒になってもらう他は無い。
 さて、今回の御開扉で、どれだけの功徳を積めたのやら……。

 下山バスで帰る紹介者を見送りに、第二ターミナルへ向かう。
 紹介者が乗った15時発のバスは日野のブルーリボン・シティ。
 ワンステップタイプだが、私はこれのノンステップタイプは都営バスでよくお世話になっている。
 往復一般路線タイプとは、なかなかタイミングが悪いものだったが、まあ紹介者は気にしていないようなので。

 
(撮影日時は違うが、つまりこれ。日野ブルーリボン・シティ)

 その後やってきた東京行きの高速バスは、三菱ふそうのエアロエース。
 現行モデルタイプなので、ハズレではないだろう。
 だからこそ、私は自分が乗るバスに不安を覚えた。
 尚、ここでちょっとしたトラブルが発生した。
 本来、運行されることのない15時5分発の富士宮駅行きの乗車券を販売してしまったらしい。
 にしきさんの情報通り、土日限定で15時20分発の新富士駅行きが運行されるようになった。
 それはつまり、月曜日である今日は運行しないということだ。
 それはいいのだが、それと同時に富士宮駅行きも土日限定になってしまったらしい。
 それのキップを買ってしまった2人の乗客(もちろん、御開扉帰りの信徒)は、払戻は受けられたが、果たしてどうするのか?
 この時点でまだ“やきそばエクスプレス”は停車していたので、何とかそれの空席に乗ることができた。
 やれやれだが、それにしても困ったものだ。

 私は六壺の勤行に参加してから下山する。
 帰りは予約したタクシーでバスの営業所に向かったが、タクシーの運転手から見て、やはり外国人が多いということだ。
 今日はドイツ人だかオーストリア人を乗せたのだとか。
 あー、何かそれっぽいのがいたような気がするなぁ……。
 しかし外国人登山者も、登山費用の捻出の関係なのか、やっぱり金持ってそうな年配者しかいないと来る。
 飛行機で10時間以上掛けてわざわざ来たのか、もともと日本に在留資格があって来たのかまでは分からないが。
 いずれによ、私の関知するところではない。

 帰りのバスはUDトラックスのスペースアロー。
 良かった。ヒュンダイじゃなくて。
 “バスターミナルなブログ”の管理者さんは、ヒュンダイでも平気で乗られるようだが、私はどうも1番しっくり来ないんだな。

 
(やっぱり撮影日時や場所は違うが、これがUDのスペースアロー)

 今日の富士急静岡バスは、UDだけということになる。
 てか、大石寺からバスの営業所まで乗ったタクシーも日産だったし、大宮駅から自宅まで乗ったタクシーも日産だったな。
 今日乗った自動車は、日産系のみという偶然。

 紹介者が同行してくれたおかけで、何のトラブルも無く終了した御登山だった。
 私の仕事の都合上、土日は休めないので夏期講習会は出られないが、なるべく平日の添書で行くことにしよう。
 足しげく本山に通っていると、色々と見えてくるものがある。
 それが結構面白いものだ。

 御登山も大事な自行の1つなれば、続けさせて頂こうではないか。
 顕正会時代にはできなかったことの1つなのだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不良信徒の登山日記

2016-02-01 23:01:03 | リアル旅行記
 本日、今年初の御登山に行ってきた。
 何か色々あったが、まあ、予定通りのことはできたので良かったように思う。
 何しろ、日勤の6連勤の後なので、疲労が蓄積されている状態での登山だったということもあり、いつもとは違った感覚であった。
 それまで泊まり勤務明けの体系に慣れ切っていたこともあり、今年から新配属の日勤のみの現場というのは地味に疲労が蓄積されるものだ。

 結果!

 東京駅八重洲南口を出て、バスターミナル9番乗り場に向かうところ、いつも乗り換えている都営バスの11番乗り場に向かってしまった。
 列に並んでポケットから都営バスの定期を出そうとしたところ、高速バスのチケットが出てきて、そこでハッと気づいたくらいだ。
 途中まで通勤ルートが一緒の場合、こんな罠が待ち受けている。
 ま、それに見事に引っ掛かりそうになったのは私くらいか。
 頭を切り替えるため、まだ乗車まで時間があったこともあり、八重洲地下街に下りて、モーニングを取ることにした。
 カフェのショーケースに映った私の顔、物凄く顔色が悪い。
 これ、学会員とか顕正会員に見られたら、見事に槍玉に上げられるだろうなと思った。

 それでもコーヒーで何とか目を覚ましたつもりになり、9番乗り場に向かう。
 8時ちょうどの“あずさ”2号……もとい、JRバス東名高速線超特急“スーパーライナー”名古屋行きが先に止まっていた。
 大石寺行きが来るのは、その後である。
 既に先客が並んでいて、どうも喋っている内容が東南アジアのどこかの言語っぽい。
 多分、ベトナム人辺りだと思われ。
 こんなド平日に大石寺に向かうのは、私みたいなサービス業信徒か外国人くらいしかいないか。

 

 やってきたバスは日野セレガRの旧式。
 撮影したのは足柄サービスエリア停車中である。
 フロント下の行き先表示、『大石寺』が何気に明朝体になっている所が萌えポイント。
 実は意外と、行き先表示の文字を明朝体にしている所は少ない。
 乗車人員はとても少なく、私の隣に座る乗客はいなかった。
 東京は曇、予報だと富士宮も曇とのことだが……。

 こんな中途半端な日は道路も空いている。
 上り線が朝ラッシュで混雑していたくらいだが、それを横目に進むといった感じ。
 で、ここぞとばかりにネクスコが保守作業を行うこともあってか、途中で車線規制や速度規制なんかがあった。
 日本の道路がツギハギだらけである理由を、そこで垣間見ることができる。

 東名高速を西進していると、右ルートと左ルートの分岐点がある。
 JRバスは頑なにバス停のある左ルートを通ろうとするし、大型車も左ルートを通るよう案内されることがある。
 今回の場合、『左ルート:大雨につき、速度規制中!』『右ルート:工事車線規制』
 ……何だよ、この安心して通れ無さそうな表示はァ?
 バスは左ルートを走行した。
 工事車線規制の方が遅いと踏んだか。
 てか、確かに雨降ってきたけど、大雨じゃないぞ?

 足柄サービスエリアにて休憩する。
 天候が良ければここから富士山が見えるのだが、雨の為に当然ながら見えない。
 ここで私はファミマで、ユンケルを購入した。
 これで今日1日持たそう。
 トイレに行ったが、やっぱり顔色悪いなぁ……。
 因みに“大魔道師の弟子”のマリアンナの顔色の悪さは、作者自身がモデルである。
 こんな状態でバス運転したら事故るわ。
 本当にバスの運転手さん達は大変だなぁ……。

 大石寺第二ターミナル着、遅延はおよそ5分。
 おっ、珍しく11時前に着いた。
 担当が富士急静岡バスになってから、定時運転率が上がったようだな。
 ここから登山事務所までが、地味に歩くんだよね。
 ベトナム人の兄さん達も迷っていたようだが、せめて日本語喋ってくれりゃ、私が連れて行ってあげてもいいものを……。
 悪い、海外信徒の皆さん。
 今度から少しは日本語喋れるようになってから来てくれ。
 私は外国語非対応だ。
 うちの魔道師達みたいに、魔法で言語を変換できるようにしてくれんかね?

 登山事務所で受付対応してくれたお坊さん、大丈夫かな?
 いや、何かマスクして随分と風邪引いている声だったもんで。
 布教講演の場所は聞いたのだが、適当に聞いていたこともあり、普通に塔中まで行って迷子になったというorz
 人数が少ないからという理由は分かるが、似たような宿坊が立ち並ぶ塔中坊で行われるとちょっとね……。
 大講堂の中の中講堂だっけ?せめて、あの辺でやってくれないものか……。
 まあ、報恩坊と理境坊なら分かりますがw
 寒さで震えが止まらなかったということもあり、ギブアップして昼食を取りにいつもの店へ。
 馴染みの店ということもあって、もう既に顔を知られていますw
 今回は豚汁定食。
 ホント、ここの店の料理は顕正会の芙蓉茶寮に太刀打ちできるものだと思う。
 ただ、量的には……私にはちょうど良いのだが、恐らく坂井久美子さん辺りには足りないんじゃないかな。
 坂井さんのブログを見ると、結構、御登山の旅程において色々と食べておられる様子。
 腹いっぱいになるのがあの量だとするならば、ちょっと“なかみせ”の方は少ないかもね。
 まあ、私にはちょうど良い量なのだが。
 茜オバハンだったら、メニュー全部頼むんじゃないかwww
 あ、だから坂井さんは紹介してなかったのかと1人納得する。
 だったら、私が紹介します。写真は無いけど。

 いや、しかしよく雪にならないなと思うほどの寒さだ。
 雨はもうこの時点で止み掛けていたのだが。
 久しぶりに大石寺オリジナルの黒傘を使用させてもらったよ。
 あ、分かってると思うけど、お持ち帰りしちゃダメよ。
 何か小耳に挟んだんだが、中国人信徒がしょっちゅうお持ち帰りしようとするんだって?
 ホテルの備品まで“お土産”だからなぁ、中国人は。
 そのうち御本尊までお持ち帰りしようとしたりしてねw

 内事部に行って、そこで本山に対して財の御供養をさせて頂く。
 これは昨年における功徳に対する感謝の意を込めたものである。
 その割には大した額ではなかったのだが、どうかご容赦願いたい。

 久しぶりに奉安堂は、前から3列目のど真ん中に着席した。
 この位置だと結構、大御本尊を見上げるような感じになる。
 まあ、首が疲れるほどではないが。
 とある年配の信徒さんの隣に座ったが、
「こんな平日に、わざわざ添書で御登山に来るとは感心だ。おめでとう」
 と、言われたが、もしかしてどこかの支部の講頭さん?なワケないか。
 こんな平日にしか来れず、週末はほぼバックレ状態なので、とても感心されるレベルではないのだが、一応それなりのリアクションをしておいた。

 今回の御開扉、何かいつもより唱題の時間が長かったな。
 猊下の真後ろにいた私、何か猊下がピクリとも動かないので恐れ多くも『大丈夫かな?』と思ったのだが、気のせいであったようだ。
 しかし、大御本尊を見ていると、爆サイで取り沙汰されている内容を思い出す。
 真偽の程は別にして、これだけは言える。

 少なくとも掲示板で行われている論争が、とてもちっぽけなものに見えてしまうと。

 何か、大御本尊に手を合わせていると、法論という名の口論がどうでもいいような感じになってきてしまうよな。
 少なくとも信心の強弱を問わず、私ら信徒は奉安堂の中に入れる権利(というのは語弊があるが、あくまでも例えである)があるが、異流儀の者達には無い。
 これだけでいいと思う。

 奉安堂の中は温かったが、外は寒い。
 取りあえず、バスの見送りに行ってこよう。
 今日は御登山者数が少ないということもあってか、バスの利用者数も少なかったようだ。
 件のベトナム人3人衆は東京駅行きのバスに乗りたいらしいが、どのバスに乗れば良いのか分からないらしく、来たバスに片っ端から運転手に聞いていたようだ。
 但し、やはり日本語は喋れないもよう。
 バスは英語表記もあるので、それで分かりそうなものなのだが……。
 確かベトナムの公用語は英語だったと思うし、実は彼ら、時折流暢な英語を話していたりする。
 何か、英語の方が何て言ってるか分かる気がするなぁ……。

 
(14時40分発の新富士駅行き。トイレ付きの高速用を使用してやがる。これではベトナム人3人衆が勘違いして乗り込むのも無理は無いか。てか、これを東京行きに使えよ!)

 
(14時58分発の東京駅行き。新型の日野セレガRである。ベトナム人達は、無事にこれに乗ることができました)

 

 愛国 清澄さん、実はバスは関西方面からも出ております。
 夜行だけどw
 京都八条駅って御自宅から近いんですか?
 てか、22時まで何してろって感じですねwww
 尚、関西方面からの出発便で、大石寺着時間は【お察しください】。

 震える体に鞭打ちながら、バスを見送った後、再び売店へ。
 コーヒーでも飲みながら時間つぶ……って、開いてねぇ!
 マジかよ!
 平日って、こんな閉店時間早かったっけ???
 それとも、客がいないから見切り発車的な閉店か?
 差し当たり、自販機のホットレモンで体を温めることにする。
 仕方が無いので、先に内事部1階のロビーで待たせてもらおう。
 そこで六壺の開門時間まで、買った“慧明”を読んでいたのだが、今回は『突撃!アポ無し折伏隊!!』のコーナーは無いもよう。
 残念だ。
 ところで、ついでと言っては何だが、“となりの沖田くん”の1巻を買って読んでみることにした。
 そもそも『沖田君って何者?』というのがあった。
 作者さんは妙観講の方だと思われるが、愛国さんも大沢さんも御存知無いもよう。
 で、妙観講員さんと思しき方が作者ということもあってか、内容が結構シュールだよね。
 中にはシュール過ぎて吹いちゃう場面もあるくらいだ。
 ただ、描かれている内容は物凄く正論過ぎて、私に当てはまるマイナス点が物凄く痛かったです。
 十四誹謗、思いっ切り引っ掛かってます。
 色々と心に刺さる内容とかもあったんで、次回は2巻を読んでみたいと思う。
 しかし、私は趣味で小説書きをしているが、絵が描けないので漫画を描くことはできない。
 是非一度、まっど・つるしま先生にお会いしてみたいものだ。

 六壺に早目に行ってちょっと失敗。
 いや、あそこ暖房無かったんだもんね。
 だから所化さん達が寒行をしていたりするってこと、すっかり忘れてたよ。
 しょうがないので、太鼓が叩かれるまで震えてましたが。
 さすがに所化さんが太鼓を叩いたら、唱和しないわけにはいくまい。
 大御本尊に拝し奉る御開扉の功徳が1番大きいのは言わずもがな。
 2番目が丑寅勤行だと、私は所属支部の先輩に言われた。
 ならば、3番目は六壺勤行ではないかと勝手に考えている。
 何故なら六壺勤行に参加するのとしないのとでは、功徳に差があることを実感したからである。
 さすがは日興上人御書写の御本尊である。

 帰りはタクシーで、バスの営業所の向かいにあるガストに移動して夕食。
 朝乗ったバスの仕業と大石寺第二ターミナルを発車していったバスの配車状況を見て、18時30分発の最終便はヒュンダイではないかと予想したら見事に当たった。
 まあ、しょうがない。
 在特会の役職者である私の弟にバレたら、『この売国奴!』とでも言われるのかなぁ……?

 
(足柄サービスエリアに停車中のヒュンダイ・ユニバース。幸い、右翼からの嫌がらせに遭遇することはなかった)

 車内も道路もガラ空きのバスは、だいたい定刻通りに東京駅日本橋口に到着した。
 この後、久しぶりに新幹線に乗ったりしたのだが、まあ、何とか無事に初登山が終わったといった感じだ。

 これで、どれだけの功徳になったのかは分からない。
 分からない以上、歓喜だけを語るわけにはいかない。
 もしかしたら、どこかで十四誹謗に引っ掛かって没収されているかもしれないのだ。

 帰ってから年間行事予定表を見ると、4月にまた支部総登山があるようだ。
 で、今度は月曜日、平日の部があると来る。
 むむむっ、と思った。
 じゃ、今度は4月に行こうかなと思った次第である。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3日ぶり 帰った埼玉 ちょっと寒い アロハシャツでは やはり風邪かも

2016-01-13 21:55:32 | リアル旅行記
 先ほど帰宅したところである。
 さいたま市も寒いことは寒いのだが、北海道から帰って来たばかりの身となれば、さほどでも無いように思えた。

 3日目も私は温泉で過ごすことに決めていた。
 朝は少し遅めの8時に起きて、ホテルのレストランでバイキング形式のモーニングを取る。
 外国人には、朝からバイキングの日本のホテルの習慣もまたカルチャーショックなのだそうだ。
 では早速、小説で使わせて頂きましょう。
 ……って、多分もうイリーナやマリアンナは知ってるか。

 チェックアウト時に外線電話代をフロントから請求された。
 ノートPCについては前払いなのでもういいのだが、電話代に関しては、あれだ。
 私がスマホを紛失した時、バス会社などに掛けた際のものだ。
 NTTドコモはフリーダイヤルなのでいいが、新千歳空港や北海道中央バスにあってはフリーダイヤルではないので、そこに問い合わせた際に発生した料金だろう。
 何しろケータイが無いので、部屋の電話から掛けるしか無かったのだ。

 90円。

 それでも領収証を出してもらう。
 いや、別に会社に請求するとかそういうことじゃなくて、自分への戒めの為。
 ホテルからすすきの駅に向かい、またメチャ混みの地下鉄南北線に乗り込んで札幌駅に向かう。
 南北線の朝ラッシュの混み具合に関しては、首都圏並みと言えよう。
 南北線だけなら黒字経営というのも頷ける。
 他の路線も健闘しているようで、札幌市地下鉄の売り上げはまあまあらしい。

 JRの駅に移動して、早速ホームに上がる。
 北海道イチのターミナル駅であるが、東京駅よりもやかましいのは、ディーゼル列車もまた発着しているからだろう。
 現に、私が電車を待っている間、キハ183系が帯広に向かって発車していった。
 私が乗った快速“エアポート”は721系。
 そこの4号車、指定席uシート車に乗る。
 座席の色合いが旧式のブルーとレッドだったので、私が乗った車両は初期車だったようだ。
 座席は首都圏の普通列車グリーン車よりも広い。
 乗車時間は40分も無いが、快適に過ごすならお勧めである。
 普通車自由席の方は、立ち席になるほどの賑わいだったようだ。
 JR北海道の中で、千歳線や快速“エアポート”号は稼ぎ頭なのである。
 千歳線は本来、南千歳駅から苫小牧へ向かう方が本線なのだが、新千歳空港へ向かう支線の方が賑わっているという皮肉。

 新千歳空港には2分遅れで到着。
 これは札幌発がそもそも2分遅れた為。
 回復運転はしなかったもようだ。
 ディーゼルカーが全焼した事故をやらかしたことでトラウマになったのか、最高速度を130キロから120キロに引き下げたが、回復運転すらもしなくなったのはちょっと……と思うが。
 役員が入水自殺するような鉄道会社だからねぇ……。
 その新千歳空港駅なのだが、電車が到着するとエスカレーター付近はカオスな状態になる。
 その先も人混みになることが多く、それを嫌ってバスでアクセスする利用者もいるという。
 バスなら1台辺りの客数もたかが知れているし、バスターミナルも広いからだ。
 それで、今でもバスは人気があるのか。
 仙台空港では、鉄道が全て公共交通機関の利用客を独占してしまったため、リムジンバスは全滅してしまったのだが。

 そんなことを考えながら、まずは流行る気持ちを押さえ、上司や職場の同僚、そして実家への土産を物色する。
 酒好きの隊長と支隊長……もとい、副隊長には空港限定の日本酒の瓶でも買って行こう。
 何か、酒造メーカーから派遣されてきたと思われるスタッフが、自分の所の酒をやけにPRしてきたので、それに負けて……いや、従って購入した。
 居合道に凝っていて、尚且つ愛国精神により、靖国神社参拝を欠かさず行う副隊長には『国士無双』でいいだろう。
 名前で土産を送る相手を選ぶw
 デカい美女とゴリマッチョが好きなバイセクシャルの隊長には、『男山』でいいかな。
 男山と書いて、『ゴリマッチョ』と呼ぶ。……な、ワケないか。
 本人が身長180センチ近くもあるもんだから、男もそれくらいガタイの良いマッチョか、女ならやはり身長170センチ以上キボンだそうだ。
 私の小説に出てくるマルチタイプのエミリーとシンディなら、175センチくらいあるんだがな。
 あと、イリーナも。
 どちらも人造人間と魔導師と、生粋の人間ではありませんがw
 作者より12センチも高い女性キャラが登場する私の作品でした。

 実家用の土産は佐川急便で送る。
 あとは私の帰りのバッグに無理やり詰め込んだ。
 その足で、今度は空港4Fへ。
 初音ミクの展示ブースとグッズ売り場が、どうも常設化されたらしい。
 私は早速足を運んだが、意外と腐女子……じゃなかった。女性ファンもいて、ボカロの人気は男女不問であることを伺わせた。
 実際、ボカロのコスプレだって女性が多いわけだし。
 ボカロのプロデュースなんて、それこそ男女不問なわけだからね。
 “アイドルマスター”とか“薄桜鬼”とかだと、どうしても性別が偏るけれども、ボカロはそうではないというのはいいことだと思う。
 そこで私は扇子とCDを購入した。
 これはもちろん、私自身への土産。
 これならかさばらない。
 ボーカロイドと言えば、初音ミク達を生み出したクリプトン。
 そしてそれの本社があるのが札幌市であるため、今では知らぬ者はいないとのこと。
 何しろ、札幌市電でもやってるくらいだからね。
 今回は乗れなかったけど。
 私の小説では普通に登場しているけど、クリプトンの公式発表で、商用目的でなければ、自由に二次創作に使って良いとのことだ。

 初音ミクの常設展示も堪能したことだし、あとは同じフロアにある温泉施設で過ごすことにする。
 北海道の温泉施設は小樽と札幌市内の2ヶ所行ってみたけど、今のところ、まだ新千歳空港のものを超えてはいない。
 今度また北海道に来たら、札幌市内の別のスパに行ってみようかと思っているけど、私の作品の中で2回も登場させてしまうくらい、本当に私のお気に入りだ。
 飛行機の時間までと言わず、本当に半日以上は過ごせるくらいの勢いだ。
 私の乾燥肌や、それによって頻発している皸の症状も温泉巡りをしたおかげで、割と良くなっているような気がする。
 北海道は冬でも、そんなに乾燥しないからというのもあるだろうが。
 飛行機の離発着の音を聞きながら、浸かる露天風呂も、まあいいもんだよ。

 私の作品においては、マリアンナがケンショーピンクによって脱糞させられたトイレは清掃中だった。
 ここで飛行機の時間まで過ごした後、メンバーと合流して出発ロビーに向かう。
 帰りもANAだが、行きと比べれば機内は空いていた。
 シートが少し新しいタイプだったせいなのか、行きと比べれば心なしか広かったように見える。
 昨年と比べれば往復ともに飛行機は快適だった。
 何しろダイヤ通りにフライトできて、揺れもそんなに無かったのだから。

 空港から自宅までのルートはリムジンバスだが、帰りの場合、私は少々特殊なルートを通る。
 私と同じ寮の人が同行を申し出て来たので、私は快諾した。
 国際線ターミナルに向かって、そこから乗るというルートには戸惑ってくれましたがw
 リムジンバスは国際線ターミナルが始発である。
 で、ターミナル間無料連絡バスに乗れば、タダで移動でき、しかもどのターミナルから乗っても運賃は同じである。
 途中の首都高では少々渋滞にハマったりもしたが、それでもダイヤ通りに着けた。
 バスルートで楽に帰れた同行者は、
「ユタさんと一緒に帰って良かった」
 と、喜んでくれた。
 なに、大したことではない。
 ほとんど私の趣味だから。

 それにしても、あっという間の旅行だった。
 あっという間ということは、それだけ充実した過ごし方をしたということなのだが、贅沢を言えばもう一泊したかったというのはある。
 今回はホテルが1人につき一人部屋ということもあったので、気を使わずに済んだというのもあるだろう。
 勤行についても、1人部屋のおかげで私は何の気兼ねもせず、遥拝できたというのも大きいな。
 スマホを紛失したというのは罰かと思ったが、無事に見つかったことで、罪障消滅であったことが分かって良かったしね。
 終わり良ければ全て良しとも言うし、正にそれで終われたことも良かったのではないかと思う。

 来年もまた飛行機で旅行する機会があれば、是非とも参加したい。
 年に1度はパーッと旅行に行きたいというのは、けして不良信心ではないはずだ。
 顕正会的には不良信心だけどね。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする