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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

星槎の『槎』は、「木に差があるいかだ」~共生の意味するもの

2008-08-17 08:11:30 | みんなちがって、みんないい。
   星槎・・・どう読むのですか? 
   星槎・・・どういう意味があるのですか?

と、よく尋ねられる。

星槎の『槎』の字は 「木に差があるいかだ」

「いかだ」というと 「筏」という字が一般的である。
そして イメージは 同じ太さ・長さに切りそろえられた丸太を
結わえてつくったもの。

   『槎』はちがうんだな・・・
    なんせ、「木に差があるいかだ」だもの。


いろんな木がある。
  固い木、柔らかい木
  長い木、短い木
  曲がった木、まっすぐな木
  太い木、細い木
木の種類も形状も質も、それぞれ違う樹木。

最初は 組み合わせにくいかもしれない。
でも それぞれの特性がお互いを補い合い よさを発揮しあったとき
とても 強くなれる。

星槎は そんな個性さまざまの木を束ねて作った槎(いかだ)で
天空の星をめざすという 中国の故事にもとづいている。


星槎グループの共通理念である
『共生・共育』はこのいかだだと思う。

共生の意味は  星槎大学の先生がみんなで ずっと
国際・教育・環境・福祉・社会
それぞれの分野から ずっと学びあい、論議を重ねている。

学術的にはいろいろあるのだろう。
しかし、わたしは ひとことでいうと
「ちがいを認めあうこと、補いあい、生かしあうこと」ではないかと思っている。


だれも、完璧な人間などいない。

みんなできないこと・未熟なことを抱えて生きている。

そのできないことを責め合う関係でなく
補いあい 助けあい 生かしあう関係でいたい。

以前 ここで 
「井の中のかわず大海を知らず されど天空の深みを知る」について書いた。

大海を知っている人が10人集まるより
大海を知っている人2人 それぞれの天空の深みを知っている人8人
集まった方が面白いことができる気がする。

一人ではできないことを
ちがいを認めあい、補いあい、生かしあって
何かやろう!

それが星槎教育研究所のコンパスです。


お問い合わせは

NPO法人 星槎教育研究所 東京事務局

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TEL 03-3235-3661 (コンパス専用)
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